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Yamareco

記録ID: 4153615
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
九州・沖縄

福岡のラストサムライ(犬鳴山〜西山周回)

2022年04月09日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
06:13
距離
15.9km
登り
1,459m
下り
1,455m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:20
休憩
0:53
合計
6:13
8:50
52
スタート地点
9:42
9:42
3
9:45
9:45
8
9:53
9:53
15
10:08
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43
10:51
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6
10:57
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7
11:04
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11
11:15
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19
11:45
11:45
16
12:01
12:30
16
12:46
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6
12:52
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17
13:09
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10
13:19
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12
13:31
13:36
6
13:42
14:00
6
14:06
14:07
56
15:03
ゴール地点
林道終点からたたら谷へ強引に降りようとしたが、前回の反省を踏まえて止めた。
地形図では正規の平原登山道より等高線は緩いがヤバそうな臭いしかなかった。
天候 はれ
過去天気図(気象庁) 2022年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
犬鳴ダムの堤防脇に駐車場、トイレあり。
コース状況/
危険箇所等
コースはどちらから回っても最初と最後は激しい急斜面となる。グローブとストックがないと苦労する。やたらと分岐があるのでGPSに頼らざるを得ない。
その他周辺情報 犬鳴山といえば脇田温泉「湯の禅の里」
犬鳴ダム駐車場にバイクを止めて出発
2022年04月09日 08:51撮影 by  SHV40, SHARP
4/9 8:51
犬鳴ダム駐車場にバイクを止めて出発
犬鳴山登山道は劇坂。最初はロープがあるが痛んでいる
2022年04月09日 09:05撮影 by  SHV40, SHARP
4/9 9:05
犬鳴山登山道は劇坂。最初はロープがあるが痛んでいる
最初のピーク350m標高点。
前半は無名のピークが多い。
2022年04月09日 09:11撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 9:11
最初のピーク350m標高点。
前半は無名のピークが多い。
森が深い
2022年04月09日 09:21撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 9:21
森が深い
ポコンと山頂に出るが、昔よりさらに何も見えなくなった。
2022年04月09日 09:41撮影 by  SHV40, SHARP
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ポコンと山頂に出るが、昔よりさらに何も見えなくなった。
犬鳴山山頂
2022年04月09日 09:42撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 9:42
犬鳴山山頂
長い縦走路が始まる。トレランに良さそうだけど走ってたら間違うと思う。
2022年04月09日 09:49撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 9:49
長い縦走路が始まる。トレランに良さそうだけど走ってたら間違うと思う。
林道をわたる
2022年04月09日 09:52撮影 by  SHV40, SHARP
4/9 9:52
林道をわたる
稜線の右側に「まき道」なるものが相当長い区間ついてるが、安全でない上に左足首が疲労するので全くお勧めしない。
2022年04月09日 10:00撮影 by  SHV40, SHARP
1
4/9 10:00
稜線の右側に「まき道」なるものが相当長い区間ついてるが、安全でない上に左足首が疲労するので全くお勧めしない。
迷宮だ
2022年04月09日 10:01撮影 by  SHV40, SHARP
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迷宮だ
テープはないけど稜線を歩くのが大吉。
2022年04月09日 10:11撮影 by  SHV40, SHARP
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テープはないけど稜線を歩くのが大吉。
いやマジで最高。アップダウンはあるけど。
2022年04月09日 10:53撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 10:53
いやマジで最高。アップダウンはあるけど。
鹿見岐れ。犬鳴といえばちょいと不気味な赤ペンキが印象に残る。
2022年04月09日 10:57撮影 by  SHV40, SHARP
4/9 10:57
鹿見岐れ。犬鳴といえばちょいと不気味な赤ペンキが印象に残る。
道中、西山以外で玄界灘が見える伐採地
2022年04月09日 10:59撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 10:59
道中、西山以外で玄界灘が見える伐採地
番兵跡。古賀から犬鳴谷へ抜けるための関所だった。
2022年04月09日 11:13撮影 by  SHV40, SHARP
4/9 11:13
番兵跡。古賀から犬鳴谷へ抜けるための関所だった。
たくさんピークはあったが、前半で犬鳴山以外に名のある砥石山。
2022年04月09日 11:38撮影 by  SHV40, SHARP
4/9 11:38
たくさんピークはあったが、前半で犬鳴山以外に名のある砥石山。
西山への登りもしんどいが、気の根っこのステップが優しく支えてくれる。
2022年04月09日 11:49撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 11:49
西山への登りもしんどいが、気の根っこのステップが優しく支えてくれる。
突然現れる人工物。
自衛隊の掩体壕だ。
2022年04月09日 12:01撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 12:01
突然現れる人工物。
自衛隊の掩体壕だ。
西山山頂。アチー。
2022年04月09日 12:02撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 12:02
西山山頂。アチー。
日焼け止めを塗ってお弁当。
二時間寝坊したが予定通りに追い付いた。
2022年04月09日 12:03撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 12:03
日焼け止めを塗ってお弁当。
二時間寝坊したが予定通りに追い付いた。
抜群の玄界灘ビュー。
2022年04月09日 12:04撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 12:04
抜群の玄界灘ビュー。
後半戦へ。時々草むらや原っぱが現れる。
2022年04月09日 12:38撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 12:38
後半戦へ。時々草むらや原っぱが現れる。
後半はいちいち名前がついてるが、全くピーク感はないただの通り道ばかり。
2022年04月09日 12:52撮影 by  SHV40, SHARP
4/9 12:52
後半はいちいち名前がついてるが、全くピーク感はないただの通り道ばかり。
御別館岳。犬鳴御別館を名に冠するが、やはりただの通り道。
2022年04月09日 13:08撮影 by  SHV40, SHARP
4/9 13:08
御別館岳。犬鳴御別館を名に冠するが、やはりただの通り道。
最後の名のあるピーク、脇田岳。
2022年04月09日 13:19撮影 by  SHV40, SHARP
4/9 13:19
最後の名のあるピーク、脇田岳。
この林道がくせ者。前半の「まき道」と同じで稜線を行けばあんな苦労はしなかったかも。
2022年04月09日 13:29撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 13:29
この林道がくせ者。前半の「まき道」と同じで稜線を行けばあんな苦労はしなかったかも。
直方方面かな。見晴らしがいいところ。
2022年04月09日 13:30撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 13:30
直方方面かな。見晴らしがいいところ。
「脇田温泉 林道ずっといく」と言う案内看板に騙された。
この降り口見つけるまでいったり来たり。
2022年04月09日 14:06撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 14:06
「脇田温泉 林道ずっといく」と言う案内看板に騙された。
この降り口見つけるまでいったり来たり。
劇下りの果てに…ミツマタはカラカラになってました。
2022年04月09日 14:35撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 14:35
劇下りの果てに…ミツマタはカラカラになってました。
平原登山口に出る。
ここから犬鳴ダムまでの県道21号歩きは命がけのある意味最大の難所。
2022年04月09日 14:47撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 14:47
平原登山口に出る。
ここから犬鳴ダムまでの県道21号歩きは命がけのある意味最大の難所。
はー怖かった( ´Д`)=3
山よりクルマの方がよっぽど危険だわ。
2022年04月09日 14:59撮影 by  SHV40, SHARP
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4/9 14:59
はー怖かった( ´Д`)=3
山よりクルマの方がよっぽど危険だわ。

装備

備考 暑かったが汗を拭くものを忘れた。手袋、ストックがないので登り下りは苦労した。

感想

このタイトルにしたのは犬鳴ダムに沈んだ「犬鳴谷」集落の歴史にすごく興味があったから。
そして好まざる輩の行為から始まったこの峠の「伝説」とやらを何とか払拭出来ればいいのにと言う気持ちから。

黒田藩と言う「公」によって政策的に作られた村、全員が「武士」の村。
公を守る最後の砦として存続し、やがて明治になり「士卒」という身分を取り上げられても武士として新政府と言う新しい「公」を守るため、一揆にも加わらず、戦場を駆け続けた人々。
まさに福岡のラストサムライたち。
「犬鳴村」などと言うツマランエンタメ映画とる暇あったら日本のこういうの小さな裏歴史を取り上げてほしいもんだ。

などとブツブツ言いながら長い尾根道を歩いておりました。

概要や写真のコメントにも書いたけど、この山は「まき道」なるものが長い区間稜線の下を走ってるが、一度歩けばわかるけど、まき道のわりに全く安全じゃない。
犬鳴山系はダムに向かって常に急斜面で、この急斜面を延々トラバースするようについているの切れ落ちているし、ずっと谷側に傾いているので山側の足首や膝に常に負担が掛かっていて、体力的には運動になってないのに足と気持ちの苦痛で消耗する。

テープはまき道の方を案内するけど無視して尾根を気持ちよくアップダウンするのが大吉。
みんな山に運動しに来てるので、楽したいなら最初から登らなきゃいいじゃん。

それにしても西山は気持ちいいところ。
玄界灘一望、海の中道とかアイランドシティもハジッコの方は見えてる。
ごはん食べて昼寝しようとしてたらスペシャライズドのカッコいいマウンテンバイクで人が登ってきたので暫しお話し。
福津に住んでるので家から自衛隊道路を自転車で登ってきたそうな。
福津って良いよなあ。海でも山でも家から自転車で行けるもんなあ。
まあ、自分は山は歩いてしか登りませんが(汗)

脇田岳からの下り口見つけきれないで林道終点まで往復しちゃったよ。
林道終点からたたら谷へ強引に降りようとしたけどあれは…
先週の戒めで無茶しないように誓ったことを思いだし、確実なところまで引き返した。
こんなところで遭難騒ぎとか起こしてたまるかよと。
戻ってみたら下山口見つかりました。

ちゅうか途中のあの看板がアカンだろ「脇田温泉林道ずっといく」って。地形図ではどん詰まりのはずってのは知ってるけど道新しくつけたのかなとか迷っちまったよ。

有名な犬鳴のミツマタはもうカサカサの出がらしになってた。でも写真にとれば意外とまだイケてたりして。

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