寺下峠・立野峠バリエーション(大月・倉岳山稜線)



- GPS
- --:--
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 653m
- 下り
- 651m
コースタイム
寺下峠からの尾根稜線合流−ピーク808−ピーク686−
ピーク478−林道下山−JR梁川駅
天候 | 晴・のち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
注意:地図読み、地形読み、コンパス読み必須、 アイゼン初心者は必ず経験のある上級者と同行のこと、 単独はやめてください。 |
写真
感想
所属する会の安全委員会のメンバーで読図山行と
アイゼン練習にJR中央線梁川駅にやってきた。
今年は2度の大雪が降ったので残雪がかなり残っているので、
バスを使わず駅から登って駅に降りられる山を選択。
もちろん私が計画したものではない。ただついていくだけ。
でも多少、地形読みには自信がある。
本当はこういう自信が一番危険ですよね。
ということでコンパス、地図読みの訓練の勉強です。
山域は昭文社の山と高原地図では「高尾・陣馬」であるが、
持っていないので2万5千分の一の地図をコピーして持ってきた。
寺下峠から立野峠、時間あれば倉岳山をと計画したが
予想を超える雪で沢筋の踏み抜き連続とピークへあがる道筋がわからず
下って登り返し35分のロスを強いられた。
立野峠、倉岳山をパスしバリエーションで登って、
バリエーションで降りることにした。
舗装林道は雪で通行禁止、道脇に一人分の道が雪かきしてあった。
ご苦労様です。
寺下峠への登山口、北斜面はところどころ凍ってるようなので、
ここからアイゼンを装着。雪は60〜70cmほどだ。
前を歩く人の足跡を忠実にフォローしながら沢筋を気をつけて歩き
下に石があるであろうこんもりした所を歩くが
時々何度かズボッと踏み抜く。
そうなんです。
前を行く人は女性です。しかも軽量。
サクサクと登っていってしまう。
私のザックは10kg弱、体重60kg、
おそらく合計で15kgの差はありそう。
さて登山道からはずれピーク713mの尾根へ取り付く箇所がわからない。
行き過ぎたと判断し、もと来た道を滑らないように戻る。
沢を越した平らな場所で再度、地形読み。
どうも間違いない、
行き過ぎたのではなくまだ先のようだ。
降りてきた道を再度、登り返しさらに進むと、目標とする尾根筋が
右に見えてきて、先ほどより広い平らな箇所に着いた。
ピーク713mへの尾根を登る。
表面がザラメ状、中がアイスバーンになった途中の急斜面の雪は苦労する。
713mのピーク到着、あとは寺下峠からの登山道へあがる。
途中雪が途絶えるがアイゼンはつけたまま。
雪道を楽しみながら808mピークへ向かう。
808mピークは鳥尾山の手書き標識があった。
今日はここが最高点!
あとはここからバリエーションでピーク686m、ピーク478mを下り林道へでる。
下りは適度に雪が締まり歩きやすい。
地図とコンパス、地形を読みながら降りる尾根を探し、それぞれのピークを目指す。
ひと雪前にワカンで登ってきた跡があるだけ。
左側に濡れたアスファルトの林道が見えてきたら、強引に下る。
先に行くと林道に降りられなくなってしまうので。
林道に下りたら足元を整備しなおし、駅までトコトコ下る。
これだけ雪があるととても面白い。
静かな白い山肌を見ながら、ザクザク、シャリシャリ、と
アイゼンの音だけがする。
一人がポツッとつぶやく。
「音だけなら雪の北アルプスを歩いているようだ!」
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