乗鞍岳(位ヶ原まで)


- GPS
- 03:05
- 距離
- 5.6km
- 登り
- 678m
- 下り
- 675m
コースタイム
- 山行
- 2:30
- 休憩
- 0:31
- 合計
- 3:01
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪はまだまだ十分あり、スキー場を横切る道路以外は全てたっぷり雪があった。所々穴が開いてたところがあったが、滑走に支障なし。 |
その他周辺情報 | ランチ 十字路。魔の時間帯がないのが素晴らしい。 |
写真
感想
焼岳ふもとから乗鞍へ。
三本滝レストハウスまで車で行けるとは言え、のんびりしすぎて10時に歩行開始。笑
最初はゲレンデをハイクアップするが、緩みまくっていて滑る!
ビチョビチョで表層の雪がずれる様子で登れる斜面の感覚が今までと違う。
ポールも浅めの角度だと滑って空振りすることもあり、一度バランス崩して滑り落ちかけた。
足で勢いよく踏んで固めてから乗るとかなり安定すると分かり、ここぞという時はバシバシしながら歩く。
ハイキングですらない歩行訓練という感じだが、ゲレンデとは言えところどころルート取りを工夫する必要もあり良い練習になる。
日差しは暑いが風は冷たく、森林限界以降はシェルを着た。
時間的に位が原までとしシールオフ。
初っ端の滑走は見事にフィルムクラストでとても快適だった!
風の弱い暖かなところまで滑って恒例のティータイム。
コーヒーを忘れてがっくりしていたらtartletさんがブレンディのピーチティーをくれ、これがとても美味しかった。今度買おう。
その後はそのままゲレンデを滑り、道路を2本横切り、スタート地点に戻った。
ほとんどゲレンデにいた印象だったが歩行はちょっと安定した気がするし、予想外に良い斜面を味わえた。
ただ、今回時間的に途中で切り上げることが決まっていたのでやや早いペースについて行ったが、このペースだと正直乗鞍岳まではきつい。
やはりもっとスキーの活動を広げようとしたらもっと体力要るなぁ
色々あったが新しい経験ばかりで非常に有意義な2日間だった。
ありがとうございました!
来シーズンは板とブーツを買おうかな!
・春スキーにはシールワックスがあった方が良い(気休めかもしれないが)
・シールワックスはシールの水をスクレーパーで出してから
・日差し強く風冷たい時は薄いウインドブレーカーがあると使い勝手良さそう
・帽子もあると言い
・緩んだ雪のシール歩行は表層の雪のずれを考慮してルート取り
・斜度によるが滑った時は積極的に止める動作をした方がいいかも
・ミュータントの雨蓋上のポケットは便利だが入れるのは多少大きめの物を最大3、4個がいいか
春スキー企画2日目は乗鞍岳。乗鞍岳なら積雪も十分で、風もないし、登頂も可能だったはず、なのだが。まず、「明るくなったら起きるだろうから起床時間は決めない」とした時点でグダグダになるのは決まってたようなものだったか。やっと三本滝レストハウスに着いたときには、10時も間近という状況だった。この時点で、登頂なんてできるはずもない。
とはいえ、行けるところまで登ろうってことで12時をタイムリミットにして登ることに。二日目も前日と同じく、全荷前提の荷物を担ぐ。こりゃ20kgくらいあるんでは?と思っていたが、自宅に着いて計測したら、13kgくらいしかなかった。水は2L以上捨てたし、着ていたものが入っていない状態、行動食も食べたあとだったから軽くなっているはずではあるのだけど・・・こりゃ、せいぜい17kgくらいしかなかったか。とはいえ、かなり重い荷物を持って、二人についていくのはしんどい。というか、ついていけてない。明らかに自分にとってはオーバーペースで、これで8時間行動なんてできるはずもないとは分かっていつつも、今日は2時間しかないからと、できる限り頑張って登ってみた。かなりしんどかった。。
結局2時間では位ヶ原までしかいけなかったのだが、ここで嬉しい誤算。素晴らしいフィルムクラストの斜面が待っていた。「フィルムクラストの斜面って、滑るとパリパリいって、最高に気持ちいいんだよねー」という師匠の言葉は聞いていたものの、本当に自分が滑るとパリパリ言うシチュエーションは、この6シーズンで初めてなんじゃなかろうか。それほどまでに最高な雪質、頑張って登った甲斐があった。
といっても、フィルムクラストが味わえたのは、最初の一本目のみ。それ以降は、ほぼほぼスキー場状態。重い荷物を背負っていても、十分楽しめるほどの緩い斜面。位ヶ原までだったら、初心者にもちょうど良いんじゃないかな。
位ヶ原は風が強かったので、少し高度を落としてからコーヒータイム。のんびり過ごしても、13時には下山。早く行動開始してれば登頂できたよな〜とは思いつつ、こんなハイク的な山行も嫌いじゃない。これはこれでアリな山行だった。
以下、検証項目の結果。
■行動食の軽量化について
・エネルギー効率を考えると100g400kcalくらいはあってほしい、水分が多いのは避けたい、長期山行を考えるとかさばるのもNG、ということで、フルグラとか柿ピーとかを多用できないかなぁ、と思っていたが、私にとってはあんまり合わないことが分かった。まず、フルグラとか柿ピーで400kcalとか取ろうとすると、カリカリなものを大量に食べなくてはならない。短い休憩時間で、そんなにカリカリしたものを大量に食べられるはずもない。フルグラはビタミン補給のためにも採用するとして、メイン食材にはならないと実感。先に試しておいて良かった。
・今回初めてカルビーのマッシュポテトを投入。ポテトフレーク30gに適当に湯を加えて練り上げ、マヨネーズ12gを足し、フライドオニオン、ブラックペッパーチーズを入れたものを作ってみた。これ、分量を間違えなければおにぎり状になるし、しっとりしているし、何より間違いなく美味しい。マヨネーズでカロリーやたんぱく質の補給にもなるので、非常に良いんではなかろうか。これは定番入り決定。
■泊まり前提荷物での山行について
・荷物が重いと、やはりシール登高も難しくなる。トラバースをすると春の雪では崩れやすく、どちらかというと適度に角度はつけて登るほうが楽な気がする。あと、人のトレースを使うよりも、トレースがないところを蹴り込むほうが登りやすい。
・今回は一通りの装備を入れてみたが、50Lだと結構大変。入らない。それもあって、銀マットを減らすために個人マットを買い直した。
雪上キャンプに満足し、目当ての安房山〜十石山への縦走は積雪不足でできなそうなので目覚ましもかけずにゆっくりと起床。鍋の残り汁でラーメンを作り、出発すると乗鞍の三本滝レストハウスに着いたは9時半だった。今週から道路開通ということもあり、駐車場はほとんど埋まっていた。準備してリミット決めて出発。歩荷していたこともあるが、融解した雪は崩れやすく歩きづらい。道は広いので、限界調査のためにいろいろ試すことができた点は良いルートだった。ここから森林限界の看板を過ぎると、フィルムクラストになっていた。パウダーよりもレアもの。滑走準備して滑り始めたが、聞いていた通りパリパリなるし、滑りやすい。ほんの数秒間の斜面だったが良い経験ができた。ゆっくりコーヒーを飲んで下山。ハイキング感強めだったが、何かと気持ちの良い日だった。
6番のプレートの先で話しかけたオジサン2人です。
スキーでボッカ? とちょびっと不思議でしたが、カモの皆さんだったらば連休のスキーツアーのトレーニングでしたかね。
昨今の乗鞍は、気楽に楽しめて良いところですね。
コメントありがとうございます、はい、GWに向けての訓練でした!
普通はスキーでは歩荷訓練はしませんよね(笑)
乗鞍岳は初めてでしたが、良いところでした。
今度こそは登頂してみたいです!
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