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記録ID: 41952
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無雪期ピークハント/縦走
鳥海山

鳥海山

2007年09月26日(水) [日帰り]
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wataq その他1人
GPS
07:30
距離
10.0km
登り
1,181m
下り
1,161m

コースタイム

祓川9:30〜タッチラ坂9:40〜賽の河原10:00〜御田10:20〜康ケルン10:35〜七ッ釜10:45〜氷の薬師11:35〜舎利坂12:00〜康新道分岐12:20〜七高山頂上12:30〜宿舎13:32〜新山13:40〜七高山頂上14:00〜康新道分岐14:20〜祓川17:00
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2007年09月の天気図
アクセス

感想

岩手山から早1ヶ月、はっきり言って腑抜けになっていました。魂が抜けたというか、、、特に奥さんが魂が抜けきっています、、、
今回は、そんな自分に魂入魂する為北東北最高峰の鳥海山にチャレンジです。
行程は盛岡から日帰りで計画、朝6:00に知り合いと集合し登山口まで3時間の予定。しかし、道に迷うわ、高速の降り口は間違えるわ、、、
結局9:30より登山開始です。

早速準備開始、今回は矢島口より登山を開始します。
登山道は湿原の中を進みます。鳥海山はガスに隠れ姿を見せてくれません。
はやる気持ちも抑えつつもがんがん登ります。

さて、始まりの登山道は木道、湿原の中を進みます。木道が終わると石の階段が続きます。
どうやらこの石段はタッチラ坂と言うみたい案外激坂です。
石の階段が終わると早速6合目である賽の河原につきます。

賽の河原を過ぎると完全に火山岩の登山道をひたすら進みます。
ここで岩手山で痛めた膝を思い出します。痛くならずに無事終了すればいいのにな〜
ここから結構辛いんです。案外激坂!膝を気にしつつ登ります。

ガレバを進むと7合目の御田に到着、何でも神の苗田として祭られているのだとか、、
後で写真を見ると何か神々しいばかりに見えてきます。

御田を過ぎるとまた激坂です。この時点ではまだ山頂は顔を出してくれません。
奇麗な景色が見えるかな?と不安は尽きません。
激坂を過ぎると七つ釜避難小屋です。何か康ケルンと言われる
ケルンが設置されていました。どんな意味があるのでしょう?

康ケルンを過ぎるとすぐに8合目の奇勝七ッ釜です。なんとも不思議な光景で思わず声が出ちゃいます。
川底が七つの滝つぼになっているからそう呼ばれるそうですがこの季節は水量も少なく迫力は半減します。
雪解けの時期はすごい事になっていそう、、そんな時期も見たいものです。

そしてまた激坂が続きます。ここからは火山岩で出来た渓谷を進みます。
ここもなかなか激です。しかし膝も心配なく順調に標高を稼ぎます。
ここで9合目の標識が出てきて氷の薬師と書いています。
この登山道は合目、合目の随所に名物みたいな物があり、飽きせづ登れます。

氷の薬師を過ぎると今度は舎利坂ここからが七高山までの執念場です。
最初こそ石畳で案外登りやすいのですが最後の200mくらいは火山岩の足場
鎖を使い小岩交じりの小石の道、まったく進んだ気がしません。ようやくこの辺でガスが晴れます。
頂上まであと少し、しかし見える山頂ほど遠い物はありません。もう少しと気合を入れます。

康新道への分岐を過ぎると、もう七高山の山頂です。
約3時間で山頂登頂!第2のピークである七高山登頂です。

ここで記念撮影とお食事タイムです。ここでもお決まりのポーズとお決まりのカップラーメンです。
今回は奥さんとじゃないので側転はしていません

となりには新山が見えそちらが最高点のようです。とりあえず食事後にとっておきます。
食事をしているとやたらとヘリコプターが何回も往復しています。
なんぞやと覗き込むと、山小屋へ資材を運んでいるようです。後で見てみるとトイレの改装工事のようで山頂のトイレは使用禁止

食事を済ませ膝が調子良いので、そのまま新山へ、ここで相方は休憩しているとのことで荷物をデポし新山へは一人旅です。
まずは七高山を降ります。これもまた崖のような坂道です。底に下りると万年雪があります。よほど雪深いのかな?

神社経由で新山です。新山は溶岩がせり出した山でした。大きな岩をつかみながら上へと進みます。

よっこよっこと登ると山頂へ到着!先客が食事中のようでいそいそと山頂をカメラで収めます。

新山からの風景は最高!山形県側は雲がかかり見えませんでしたが、秋田県側は男鹿の新山までくっきりと見えて最高!の一言
こんな景色を見たいが為に山登りしています。

今度は登ってきた道を戻ります。大きな岩を慎重におり底に着きます。そして今度は降りてきた崖を登ります。
この辺から膝の調子がおかしくなってきます。待たせていた相方と一緒に今度は下山です。
膝の爆弾を抱えたまま、、、帰りは康新道を進みます。分岐で旧道と別れ崖の淵を降りていくような感じ

この康新道はまさに絶景!また夕日に染まる鳥海山が目の前で「また来いよ」って言っているようです。
しかし膝の爆弾が爆発して騙し騙し降ります。

膝の痛みを抱えつつ下山します。すばらしい眺めの康新道とお別れし8合目のちょっと上で合流
ここから8合目・7合目・6合目と景色を楽しむ暇も無く降ります。何とか駐車場まで到着すると日が落ちる
すぐ手前、、、振り返ると秋の深まる鳥海山が、

膝は5時間を越えると膝が痛み出すようです。
今度は低山を予定していますのでそれまでに何か対策が必要でしょう。サポーターとストックを試してみようかな?

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