UTMF 2022 (ウルトラトレイル・マウントフジ) 公共交通機関を利用しての私的サポート備忘録
ちろる
| 天候 | 4月21日（木）：雨（大雨警報発令） 4月22日（金）：快晴 4月23日（土）：快晴→夕方から曇り 4月24日（日）：曇り→朝9時頃から小雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス タクシー
富士急トラベル ￥3,500/人 ※要事前申し込み ��富士山こどもの国→U2麓（朝霧ジャンボリーキャンプ場）：タクシー トンボタクシー \8,710 TEL 0545-52-2300 �Ｄ�霧高原バス停→富士急ハイランド駅：路線バス 富士急行バス \1,570 ※SUICA等ICカード使用できます 時刻表・料金表 https://www.ces-net.jp/okutamavc/info/52 フリーパス 富士山・富士五湖パスポート ￥2,600/2日間 https://bus.fujikyu.co.jp/otoku/fuji-passport ※タクシー利用のため今回は利用しませんでしたがオトクな切符です �ど抻竜泪魯ぅ薀鵐姫悛�U7山中湖きらら（平野バス停）：路線バス 富士急行バス \920 ※SUICA等ICカード使用できます 時刻表・料金表 https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/detail/id/21/#d_h01 フリーパス ふじっ湖号フリークーポン \1500/2日間 https://bus.fujikyu.co.jp/rosen/shuyufujikkogo �セ鈎羝个�らら→富士急ハイランド：タクシー 十三番タクシー \6,850 TEL 0120-570-013 ※山中湖付近のタクシー会社は早朝や深夜は営業時間外のため、富士吉田市の十三番タクシーを利用しました。 UTMF2022は大会前日4/21の大雨の影響を考慮し開催直前になってルートを変更。約30km地点の天子山地を迂回(ショートカット)したうえでスタート時間も1時間繰り下げたので、事前に考えていた移動計画が白紙…大幅にタクシーを利用する事になりました。 また2022年はコロナ対策として大会が用意する「応援サポートバス」の運行がなかったのも辛かったです。 最終日は雨の可能性もあったのでやめましたが、富士急から山中湖までレンタサイクルの利用も検討していたので参考まで↓ レンタサイクル ＜河口湖＞ 河口湖駅前手荷物預かり所：https://fujisanbike.com/ ＜富士急ハイランド・忍野エリア＞ Mobike：https://www.nase-naru.com/entry/mobike |
| その他周辺情報 | ＜宿泊施設・キャンプ場＞ U2麓：朝霧ジャンボリーオートキャンプ場 入場料\1,100/人＋サイト利用料\1,210=\2,310 https://www.asagiri-camp.net/ ※U2麓から近い「ふもとっぱらキャンプ場」はフェスで貸切のため予約不可 https://fumotoppara.net/ U7山中湖きらら：レイクロッジヤマナカ \3,500（公共交通機関利用者プラン）シャワー有 http://lakelodgeyamanaka.com/ ＜コンビニ・スーパー等＞ U2麓 ファミリーマート富士宮朝霧店(朝霧高原バス停前) 営業時間6:00-23:00 ※23:00閉店注意 U5富士急ハイランド スーパーイッツモア 赤坂店（富士急ハイランド駅 徒歩3分） 営業時間10:00~21:00 サンドラッグ 河口湖赤坂店（スーパーと同敷地内） 営業時間10:00~21:00 U7山中湖きらら セブンイレブン山中湖平野店 営業時間：24時間 ＜ロッカー＞ 富士急ハイランドの、入場入口・高速バス乗り場・駐車場 3箇所にロッカー有 大：500円 中：400円 小：300円 ※100円硬貨しか使えません あまり利用者がいないようで空きはたくさんありました ※大会規則で私的サポートエリアには30L以上の荷物を持ち込めないので、テントやマットなど嵩張る荷物を預けました。 |
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感想
2020年、2021年と新型コロナウィルスの影響で2大会連続中止となったウルトラトレイル・マウントフジ（UTMF）が、今年3年ぶりに開催されました。
https://www.ultratrailmtfuji.com/
今回は初の100マイルレース出場となるパートナーの私的サポートとして参加。
当初は大会に合わせて車を購入してレースをサポートするつもりでしたが、なんと世界的半導体不足の影響で納車が間に合わず断念！しかもコロナ感染対策として今大会は大会運営の応援サポートバスの運行も無し！仕方ないので公共交通機関のみでの移動となったのですが、それも大会直前のレースルートの変更とスタート時間1時間繰り下げの影響で、練りに練った移動計画が台無し！
そんなバタバタした状況で4/21(木)〜4/24(日)の4日間、選手とともにUTMF165kを楽しんできました。
4/21（木）
大会前日受付のため仕事を定時で終わらせてJR新富士駅へ新幹線で移動。夕方から降り始めた雨は徐々に激しくなり新富士駅についた頃には土砂降り。
駅前の仮設テントで選手のコロナ抗原検査を行い、新富士駅改札前で大会受付と必携品のチェックを済ませる。この日は駅前の東横INNに宿泊。寝る頃にはホテルのテレビで大雨注意報のテロップが流れていた。
4/22（金）
前日の雨が嘘のように朝から快晴！スタート時間が1時間繰り下げになったのでレイトチェックアウトして、新富士駅前から大会のツアーバスに乗車。スタートの富士山こどもの国に着く頃には気温は上昇してかなり暑くなっていた。
まずはこどもの国ゲート前で私的サポーターの新型コロナ抗原検査。これで検査に引っかかったら強制送還なのでドキドキ…結果は陰性。よかった。
さて、今大会はウェーブスタート制となっていてパートナーは16:15の第4ウェーブスタート。彼のスタートを見送り、一番最後にスタートした鏑木さんとハイタッチしてから宿泊先の朝霧高原キャンプへ予約していたタクシーで向かった。因みにキャンプ場のチェックインは17:00。スタートが繰り下げになったので間に合わず、キャンプ場に17:30まで待ってもらうよう連絡して何とか寝床を確保することができた。
そして暗くなる前にテントを設営して最初のサポートエイドU2麓へ移動。天子山地を登らずショートカットするようルート変更があったので予定よりも早くエイドに到着。陽が落ちるにつれ気温が下がるなか彼が到着したので最初のピット作業。食事の提供と飲料水や行動食・ジェルの補給をしてしばし談笑。やはり序盤はハイペースで予想よりも消耗した様子。これから向かう本栖湖ではもっと気温が下がることを考慮して着替えを済ませエイドを出発する彼を見送った。
さてすぐに片付けを済ませてキャンプ場へ戻るのだが、霧は深くなるしあたりは真っ暗だし一人で歩いてキャンプ場へ戻るのが怖い…そうだタクシーを呼ぼう！と電話するもどこのタクシーも営業時間外でつかまらない。結局すぐに緊急通報できるようスマホを握りしめながら、悪目立ちしないようヘッドランプの灯りも消して闇に隠れながら警戒MAXでキャンプ場まで約30分早歩きで戻った。
4/23（土）
大会2日目の朝も快晴。急いでテントを撤収して始発のバスでU5富士急ハイランドのエイドを目指す。応援naviで選手のGPSトラッキングをみると既にU4精進湖を通過して足和田山へ向かっている様子。しかしバスが勝山辺りまで来た所で彼からのメールを受信。「湿布や鎮痛剤買ってきてほしい」
急いで応援naviを見ると足和田山からずっと動いていない！これはなにかアクシデントがあったのかと思い、富士急ハイランド駅近くのドラッグストアで消炎作用のある湿布や冷却スプレー・そしてドーピングに該当しないことを確認してロキソニンを購入。ついでにスーパーで差し入れ用の食料品を買い込んでU5富士急ハイランドへと向かった。
しかしエイドに姿を表した彼は意外と元気。捻挫や怪我といった類ではなく筋肉疲労のようで、スーパーでもらった保冷用の氷で足を冷やして食事と休憩を済ませると体力が回復したのか元気に出発していった。因みに本人曰くこの後めちゃくちゃ調子が良くなったらしい。
この後U7山中湖までバスで移動するのだが、その前に大事件発生。
富士急ハイランドのロッカーに預けた登山ザック(テントや着替え入り)を回収するためにロッカーへ近づくと、なんと鍵が刺さったまま！急いでロッカーを開けると預けたザックは忽然と消えていて空っぽ！ロッカーに料金を投入した記憶はあるが鍵を抜いた記憶はなく、つまり鍵を閉めず付けたままロッカーから離れてしまった可能性が高い。貴重品はロッカーに預けていないので最悪民宿にでも泊まればいいか〜と考えるも、テントや着替えの服はフリマサイトで転売されてるかもな〜とかそこまで想像していた。とは言えもしかしたら善意の人が届けているかもと富士急ハイランドに問い合わせ。届け出はなかったものの警備の方が来てくれてロッカーを検証している所でハッと気付く…そういえば最初に入れたロッカー(大)から、隣の小さいサイズのロッカー(中)に入れ替えたんだった！慌ててポケットを探すと中ロッカーの鍵が出てきて警備員さんに平謝り。
非日常のなか色んなことを考えて頭がふわふわ飽和状態になっていたので、こういう時ほど冷静にならなきゃな〜と思った事件でした。
そして無事事件解決して富士急ハイランド駅から山中湖まで路線バスで移動。この日は初夏のように爽やかで天気もよく、ちょうど桜も満開で観光日和。そのせいもあって河口湖から山中湖への道路は大渋滞。バスを途中下車して「紅富士の湯」で汗を流してから山中湖へ向う計画だったけど、道路状況が読めないので温泉は諦めて早めに山中湖のキャンプ場に向かうことにした。と、その前に、キャンプ場付近にはお店など何もないので平野バス停で下車してコンビニで買い出し。しかしレースコース上にあるこのコンビニは選手達のオアシス。食料品は殆ど買い占められていて品薄状態。おにぎり・弁当系の棚は空っぽ。パン類は食パンしか残っていない…バスに乗る前に富士急ハイランド駅のスーパーで今晩の食事を買ってくればよかった。それはそうとコンビニでビールを1本買っていく選手を見かけたのだが…なにかの見間違いだろうか。
さて、私がサポートするパートナーは辺りがうす暗くなってきた頃、U7山中湖きららに到着。仮眠用のシュラフとマットを用意して待っていたけど、丸1日以上寝ずに走っているにも関わらず全く眠気はないという。そして簡単な食事と補給を済ませて出発。ここから先は、一晩かけて山中湖からゴールの富士急ハイランドまで山の中を進む、ある意味このレースの核心部。暗い山中で怪我等アクシデントが起こらないよう祈りながら最初のピーク明神山へと登っていくヘッドランプの灯りを眺めていた。
4/24（日）
レース最終日。今にも雨が降り出しそうなどんよりとした空模様。
朝暗いうちにテントを撤収して前日に予約したタクシーでFINISH会場の富士急ハイランド・コニファーフォレストへと向かう。応援naviの位置情報を確認すると最後のピーク霜山へ取り付く所。何とか間に合いそう。
FINISH会場では続々と選手がゴールしていてそれを拍手でお出迎え。長い旅を終えてみんないい顔でゴールテープを切っているのが印象的。中にはご年配の選手もいて周りから尊敬の眼差しを集めていた。
そして雨が降り出す前にパートナーもFINISH！本大会は例年と違って家族と一緒にゴールすることは禁止されているのでゴール脇から最後の応援。目標としていた100マイル(ルート短縮で160km切っちゃったけど)完走達成！とにかく怪我もなく無事ゴールできて本当に良かった。
寒暖差はとても激しかったけど、天気も安定していて本当に良い大会でした。
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