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記録ID: 4227335
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

鎌倉山〜八丁平〜峰床山☆新緑のブナの回廊とシャクナゲの尾根に

2022年05月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:10
距離
13.5km
登り
1,142m
下り
1,143m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
4:02
休憩
0:07
合計
4:09
14:25
14:28
7
14:35
14:36
80
15:56
15:57
15
16:12
16:13
76
17:29
17:30
1
17:31
ゴール地点
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
雨上がりの新緑の尾根に
2022年05月01日 13:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/1 13:47
雨上がりの新緑の尾根に
ブナ平へ
2022年05月01日 13:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/1 13:48
ブナ平へ
ブナ平の新緑
ブナの樹はないが
2022年05月01日 13:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 13:49
ブナ平の新緑
ブナの樹はないが
霧の中へ
2022年05月01日 13:51撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/1 13:51
霧の中へ
霧の杉林に光が差し込む
2022年05月01日 13:54撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/1 13:54
霧の杉林に光が差し込む
シャクナゲ登場
2022年05月01日 14:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/1 14:02
シャクナゲ登場
雨露に濡れた花が瑞々しい
2022年05月01日 14:05撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
7
5/1 14:05
雨露に濡れた花が瑞々しい
2022年05月01日 14:06撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 14:06
再び新緑の尾根に
2022年05月01日 14:12撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/1 14:12
再び新緑の尾根に
シャクナゲが次々と
2022年05月01日 14:14撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 14:14
シャクナゲが次々と
2022年05月01日 14:15撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 14:15
2022年05月01日 14:19撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 14:19
足元には多くのイワカガミ
2022年05月01日 14:20撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
6
5/1 14:20
足元には多くのイワカガミ
鎌倉山の山頂に
2022年05月01日 14:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
2
5/1 14:26
鎌倉山の山頂に
山名標が落ちていたので、応急処置
2022年05月01日 14:27撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/1 14:27
山名標が落ちていたので、応急処置
オグロ峠に向かって
鮮やかな新緑の尾根を進む
2022年05月01日 14:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
5/1 14:29
オグロ峠に向かって
鮮やかな新緑の尾根を進む
千年杉
2022年05月01日 14:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 14:37
千年杉
杉よりもブナの新緑が目を惹く
2022年05月01日 14:39撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 14:39
杉よりもブナの新緑が目を惹く
ブナの樹々
2022年05月01日 14:40撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 14:40
ブナの樹々
尾根に陽射しがさして
2022年05月01日 14:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
1
5/1 14:47
尾根に陽射しがさして
ca940mより八丁平に向かって谷を下降
2022年05月01日 15:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:10
ca940mより八丁平に向かって谷を下降
中村乗越の大樹
ミズナラだったか
2022年05月01日 15:21撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:21
中村乗越の大樹
ミズナラだったか
蒼空と飛行機雲
2022年05月01日 15:22撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:22
蒼空と飛行機雲
八丁平を俯瞰
中央はca940m
2022年05月01日 15:26撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:26
八丁平を俯瞰
中央はca940m
フノ坂峠方面
2022年05月01日 15:28撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 15:28
フノ坂峠方面
オグロ坂方面
2022年05月01日 15:29撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 15:29
オグロ坂方面
南西部の栗の樹の下を流れる小川
2022年05月01日 15:30撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:30
南西部の栗の樹の下を流れる小川
南西の周回路
2022年05月01日 15:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:32
南西の周回路
2022年05月01日 15:33撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 15:33
クラガリ谷に向かって
サワグルミの大樹
2022年05月01日 15:37撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:37
クラガリ谷に向かって
サワグルミの大樹
クラガリ谷に
2022年05月01日 15:41撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 15:41
クラガリ谷に
展望地より皆子山を俯瞰
2022年05月01日 15:48撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 15:48
展望地より皆子山を俯瞰
蓬莱山(中央左)から権現山(右)への南比良の稜線
2022年05月01日 15:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:49
蓬莱山(中央左)から権現山(右)への南比良の稜線
南側に北山の山々
2022年05月01日 15:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 15:49
南側に北山の山々
中央の滝谷山のあたりをズーム
2022年05月01日 15:49撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 15:49
中央の滝谷山のあたりをズーム
峰床山山頂にて
2022年05月01日 15:56撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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峰床山山頂にて
西の鍋谷山のあたりは雲がかかっている
2022年05月01日 15:57撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 15:57
西の鍋谷山のあたりは雲がかかっている
新しい山名標は頭上のかなり上に
今年の冬には雪面すれすれのところにあったのに
2022年05月01日 15:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:58
新しい山名標は頭上のかなり上に
今年の冬には雪面すれすれのところにあったのに
山頂のケルン
2022年05月01日 15:58撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 15:58
山頂のケルン
オオカメノキの白い花
2022年05月01日 16:00撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 16:00
オオカメノキの白い花
北側の谷を見下ろして
2022年05月01日 16:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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北側の谷を見下ろして
谷の彼方の桑谷山は雨に烟っているようだ
北の方角から冷たい風が吹きつける
まもなくここも雨になるだろう
2022年05月01日 16:02撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 16:02
谷の彼方の桑谷山は雨に烟っているようだ
北の方角から冷たい風が吹きつける
まもなくここも雨になるだろう
東尾根のブナの新緑
2022年05月01日 16:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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東尾根のブナの新緑
ブナの大樹
2022年05月01日 16:10撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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ブナの大樹
オグロ坂峠のブナの樹々はいつ見ても壮観だ
2022年05月01日 16:13撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 16:13
オグロ坂峠のブナの樹々はいつ見ても壮観だ
蓬莱山にかかる雲が低くなった
2022年05月01日 16:32撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
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5/1 16:32
蓬莱山にかかる雲が低くなった
再び尾根にはシャクナゲが現れる
2022年05月01日 16:41撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
3
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再び尾根にはシャクナゲが現れる
p935の北側のピークca940mのあたりはとりわけ自然林の林相が美しいところだ
2022年05月01日 16:43撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 16:43
p935の北側のピークca940mのあたりはとりわけ自然林の林相が美しいところだ
再びシャクナゲの尾根に
2022年05月01日 16:47撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 16:47
再びシャクナゲの尾根に
予想通り、雨になる
新緑の鎌倉谷
鎌倉山はすっかり雲の中
2022年05月01日 17:07撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 17:07
予想通り、雨になる
新緑の鎌倉谷
鎌倉山はすっかり雲の中
御殿山を見上げて
2022年05月01日 17:23撮影 by  E-PL8 , OLYMPUS CORPORATION
5/1 17:23
御殿山を見上げて

感想

この日は朝から雨が降り続いていたが、雨雲レーダーを見る限り、午後には雨は上がるだろうと踏んで、坊村に向かう。坊村に到着した頃には丁度、雨も上がる。周囲の山々にかかる雲も急速に上がって行くようだ。

市民センターの駐車場は普段の週末は登山者の車でいっぱいになるところだが、この日はほとんど車はない。徳島ナンバーと岡山ナンバーの二台の車が停められ、三人の男性が山行の準備をされておられる。

登山道に入ると鎌倉山への尾根にはわずかに霧が残っているが、霧も急速に薄くなっていくようだ。やがて霧の中に陽の光が差し込み始めると、木洩れ陽が霧の中に光の筋を刻み込む。

標高800mを過ぎたあたりから尾根は新緑の鮮やかな自然林の尾根となり、シャクナゲの花々が次々と現れる。丁度、満開だろう。雨露に濡れたシャクナゲの花々が瑞々しく感じられる。尾根を進むと今度は足元に一面のイワカガミの花々が現れる。

鎌倉山の山頂あたりからオグロ坂峠へと続く稜線にはブナが目立つようになり、新緑の鮮
やかさに魅了されながら尾根を南下する。

オグロ坂峠の手前で尾根を左てに曲がり、八丁平の北東のピークca930mからは東側の谷を下降してみる。八丁平の東側の周回路に降り立ち、南に向かうと八丁平から流れ出す川の対岸を歩いて来られる二人の男性がいる。市営林の巡視員の方々だった。

こんな日に他に八丁平を訪れている人がいるものかと思ったが、巡視員の方々は私と出遭う前に、鯖街道ウルトラマラソンの練習という二人の男性にすれ違われたらしい。その方々はずぶ濡れでヒルにも噛まれていたとのことだった。当然、こういう日だからヒルが跋扈していることだろうと思い、頻繁に足元をチェックしているが、今のところその姿は見かけていない。

巡視員の方々が過ぎ去ってから以前にもお遭いしたことがあったことを思い出す。丁度4年前のことだった。周回路を半周すると同志社大学の山小屋「新心荘」の跡地からクラガリ谷に入る。峰床山から南に延びる尾根の展望台に上がると期待通り雲のすっかり晴れて南側に皆子山、東に南比良の稜線を眺望することが出来る。

一息で峰床山の山頂に到達するが、西側の鍋谷山よりも北の山々には雲がかかっているようだ。山頂を辞してオグロ坂峠を目指して尾根を東に進むと、急に風が冷たく感じられる。風が吹いてくる北西の方角を見ると桑谷山の上には雨雲がかかっているようだ。

今日は風は南西だった筈だが風向きが変わったのだろうか。しばらくするとこのあたりも雨が降ることになるだろう。先を急ぐことにする。往路を引き返して鎌倉山を越える方が早いのかもしれないが、カマクラ谷の右岸尾根に入る。この尾根の新緑とシャクナゲを楽しみにしていたのだ。

なだらかな尾根は自然林が続き、確かに新緑が見頃であったが、のんびりと歩いている余裕はない。急に空気が湿っぽくなってゆくのが感じられる。ca930mのからは尾根の崩壊地の上から比良の好展望が広がる筈であるが、比良の山々はすっかり雲に覆われている。

ここからはシャクナゲの痩せ尾根の下降となる。案の定、雨が降り始めたようだ。尾根はすぐに植林に入り、植林の中の急下降となる。林道に出ると傘をさして歩く。雨降りではあったがカマクラ谷の新緑が美しく感じられる。

林道を離れてカマクラ谷の左岸の尾根を坊村を目指して下降するうちに雨は上がってくれる。登山口に戻ると隣の徳島と岡山ナンバーの車の主たちは戻っていないようだった。京都市内に帰ると空はすっかり晴れて、西の山に沈む夕陽が眩しく感じられる。

雨には降られたが、短い間にも新緑とシャクナゲを堪能した山行だった。

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コメント

こんばんは やまねこさん

シャクナゲがきれいです
しばらく生のシャクナゲを見ていません
2022/5/5 21:23
olddreamerさん コメント有難うございます。
今年はツツジ系は明らかに花付きがとても良かったのですが、シャクナゲに関しては裏年との評判のようです。
2022/5/6 18:07
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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