茶臼岳

2022年05月01日(日) [日帰り]

• GPS: 11:21
• 距離: 11.7km
• 登り: 1,773m
• 下り: 1,779m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:39
• 休憩: 1:41
• 合計: 11:20

5:32 畑薙大吊橋
6:02 6:02 ヤレヤレ峠
6:55 6:56 ウソッコ沢避難小屋
8:21 8:27 横窪沢小屋
10:38 12:06 茶臼小屋
14:13 14:18 横窪沢小屋
15:20 15:20 ウソッコ沢避難小屋
16:24 16:25 ヤレヤレ峠
16:48 16:48 畑薙大吊橋
16:52 ゴール地点

天候

霧雨→雪（雨）

アクセス

利用交通機関：

自家用車

沼平駐車場（駐車場ゲートから大吊橋まで徒歩40分弱。）
他に10台ほど停まってました。

コース状況／危険箇所等

＜登山道＞
・2019年台風で壊れた橋はすべて復旧されました。
・4号橋〜ウソッコ沢小屋間に長い階段があるのですが、上半分が土砂被ってて歩きにくかったです。
・横窪沢小屋の目前にある丸太橋は、足を載せたい板の一部が谷側に傾斜しているので、少し怖い感じします。

＜残雪＞
・樺段から登山道上に積雪あり。ただ、コンディション次第では小屋まではアイゼンなしでも行けます。（行けました。）
・茶臼小屋から稜線手前までガッツリ雪でした。

＜茶臼小屋＞
・小屋水場で取水できます。たくさん出てます。
・冬季トイレ（旧トイレ）のキャパは不明。そもそも雪かきしないと扉開かない感じでした。

その他周辺情報

「道の駅川根温泉」（温泉520円〜21時。泉質塩っぱいさっぱり系。食事処LOは19時半）を利用しました。

写真

5/1 4:29

キツネ

5/1 5:00

5：00　沼平ゲート

5/1 5:17

ワンチャン晴れとかなさそうな空模様（既に霧雨）

5/1 5:30

登山口。看板リニューアルしてました。

5/1 5:31

椹島−笊ヶ岳ルートって一応まだあったんですね。でも独りで行ったら絶対遭難するだろうなぁ。

5/1 5:48

さすがシーズン初めらしい感じ（倒木）

5/1 5:54

フタリシズカだけがにょきにょき。行きも帰りもシカいました。

5/1 6:16

復活した1号橋。

5/1 6:16

いかにも頑丈そう。

5/1 6:27

同じく3号橋。吊り橋じゃなくなって残念だけど「簡単には壊させないぞ」という、強い意思を感じる。

6/6 10:29

長い階段。右が今回。去年の秋まではステップが見えていたのに、、、

5/1 6:55

ウソッコ沢小屋

5/1 6:58

5号橋。瀑音が凄い。

5/1 7:01

この階段もなかなか耐える。

5/1 7:09

ハウチワ系の若葉。白い軟毛の上にたくさんの雨粒（霧雨）が乗ってて綺麗。

5/1 8:20

横窪沢小屋の目の前の丸太橋。小屋側（写真手前）5枚の横板が谷側に傾斜している。。。

5/1 9:04

無間山は雲の中。

5/1 9:48

樺段。ここから残雪不可避。

5/1 9:55

5/1 9:57

どうも冷たいと思ったら。

5/1 10:16

あともうこんな感じ。

5/1 10:38

茶臼小屋到着！

5/1 10:46

夏季トイレ（閉鎖中）と冬季トイレ（ブルーシートのとこ）。夏季トイレの裏はみなさん御用たし、つまり汚い。

5/1 10:44

冬季トイレ×1室。掘らないと使えない。

5/1 10:44

キャパ不明。コロナの2年間は夏季トイレも兼ねていたことを考えると。。

5/1 10:47

水場。たっぷり取れます。

5/1 10:47

小屋。片方若干アレですが、もう片方が生きてるので大丈夫です。

5/1 11:14

小屋から上の登山道。

5/1 11:46

5/1 11:42

稜線。

5/1 11:54

5/1 12:01

小屋を上から。

5/1 12:23

標高2,300m付近の下り。迷いそうだなぁと思い、案の定迷う。焦る。

5/1 14:13

無事に帰ってこれました。

5/1 16:48

ありがとうございました。

5/1 17:11

5/1 17:10

改めて、林道なんだなと。

5/1 17:44

17：30着。登山センターから夕餉のいい香り。GW中の遭難対策でしょうか。お勤めご苦労様です。

5/1 17:45

5/1 17:57

車に乗ったら雨が止む。何なら今日一の青空。

撮影機器：

iPhone 7 Apple

装備

個人装備

ウィンドブレーカー 防寒着 雨具 冬靴 ワカン 12本アイゼン ゲイター 防水グローブ ニット帽 サングラス バラクラバ ザック（36L） 食事（行動食+非常食） 水分（飲料720ml） コンパス 高度計 ヘッドランプ 保険証 携帯（GPSアプリ+予備バッテリー含む） １人用テント（レスキューシートとして） 双眼鏡

感想

paku_

今シーズン初の南アルプス。
天気よくないの知りつつ、シーズン初めの体力づくりと割り切って行くスタイル。

車を降りるなり、センダイムシクイやアオバト、ツツドリといった野鳥の鳴き声が聞こえてきて、それだけでも来た甲斐があったなと思いました。雨でしたけど。
ちなみに駐車場は空いてました。車は10台程で、登山センターの方々の分も考慮すると、あまり登山者は入っていなさそうでした。

登山道は、2019年台風で流された橋が復旧していて、とても歩きやすかったです。関係者の皆さんに大感謝。

雪道は、H=2,300mから上のトラバースや、同地点からの下りが鬼門だと思いますが、前者は前の人の足跡が残っていたので難なく突破。
下山はダメです。早々に諦めてGPS見ましたが、夏場、如何に何も考えずに下山してたか思い知らされました。GPSある時代に生きてて良かった。

片道5〜6時間かけて身体ボロボロで、稜線出たら強風、ライチョウの欠片もなく、全身ビショビショ、冬靴で靴擦れ、何ならお土産にヒル。本当何しに来たのって感じですが、道迷いの教訓と、基礎体力の向上、何より野鳥や森林浴の充足感ありました。
シーズン初回なら十分でしょう。