電車とバスで行く南天山(中津川BS〜谷コース〜尾根コース〜中津川BS)
- GPS
- 04:56
- 距離
- 12.4km
- 登り
- 997m
- 下り
- 993m
コースタイム
- 山行
- 4:03
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 4:53
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
---|---|
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
その他周辺情報 | こまどり荘の日帰り入浴はコロナのため休止 |
写真
感想
GWの混雑を避けて、秩父の奥地・南天山を初訪問。
登山口の中津川までは、西武秩父駅から約90分もの長旅となる。三峰神社行のバスは臨時便2台が出る混雑ぶりだったが、中津川行きは全員着席で出発。
ほぼ定刻で到着した中津川バス停から、しばらくは中津川林道をたどる。途中から舗装路からダートへと変わり、2か所のトンネルをくぐりながら、1時間弱で登山口へとたどり着く。
登山道は鎌倉沢沿いに続いており、高巻いたり、流れに下りたり、木橋を渡ったりしながら、ゆるやかに高度を上げていく。高巻きは注意が必要だが、道は整備されていて歩きやすい。
法印の滝は大きな落差があり、左岸側は激しく一直線に、右岸側は岩をなめるように優雅に落ちており、見ごたえは十分。
さらに新緑の眩しい、気持ちの良い登山道を登ると、尾根コースと沢コースの分岐に出る。道標は尾根コースのみを示しており、沢コースはそれに従わずに直進する。沢とはいえ、水の流れは既に尽き、2つの沢の間の植林帯をつづら折りで急激に登っていく。一休みできるような足場も少なく、稜線までは苦しい登りが続く。
稜線側の分岐には、西へと続いていた遊歩道に立ち入らないようロープが張られており、下りでも分岐を間違える心配はない。カラマツ林を抜け、尾根コースを合わせ、岩がちな山稜をたどり、南天山頂へと至る。
山頂は狭く、座って休めるような場所も限られるが、眺望はかなりのもの。まず正面に目に飛び込んでくるのが両神山の全容。さらに、秩父槍ヶ岳や和名倉山方面の眺望もよい。
下りは尾根コースをたどる。沢コースの方が稜線に出てからの分だけ距離は長いが、稜線までの距離や勾配は大差はない。法印の滝から先は、下りの方がルートがやや見にくいが、沢沿いを下っていけば間違いはない。
こまどり荘の日帰り入浴はコロナのため休止中。日帰りでは唯一の選択肢となる16時発のバスは、渋滞の影響もあり、100分を超えて西武秩父駅に到着。
GWの秩父の混雑は激しいが、南天山は混雑とは無縁。奥まった山の雰囲気と美しい新緑、沢や滝の流れを堪能できた。
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