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記録ID: 425995
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ハイキング
伊豆・愛鷹

葛城山/発端丈山/城山 富士見ハイク(伊豆長岡〜大仁)

2014年04月08日(火) [日帰り]
 - 拍手
GPS
05:27
距離
15.4km
登り
926m
下り
911m

コースタイム

伊豆長岡駅  8:44
大門橋    9:13
葛城山    10:16(〜10:59)
益山峠    11:38
発端丈山   11:50(〜12:30)
益山峠    12:38 
大仁城山   13:16(〜13:27)
大仁駅    14:14

(歩行3時間59分+意休憩等1時間41分)
天候 快晴(雲量0)
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:伊豆長岡駅(伊豆箱根鉄道)
復路:大仁駅  (伊豆箱根鉄道)

※今回のコースではスタートを田京駅(伊豆箱根鉄道)にするのが普通。
※東海道線は熱海でJR東日本からJR東海に管轄が変わり、ICカードでの乗り通しは不可。切符を買うか下車駅で精算する。
コース状況/
危険箇所等
伊豆長岡駅〜大門橋
普通の住宅地。
ルートは地図を見て頂ければ分かるかと思う。なるべくショートカットになるように歩いた。

大門橋〜葛城山
橋から南側の道を進み、少しで右に入って小坂みかん農園を目指す。この施設の左に延びる舗装路がハイキングコースで、しっかり指導標が立っていた。
桜並木のあるやや急な舗装路をしばらく進み、ロープウェーの下をくぐって少しで左にある「かつらぎ山登り口」の指導標の所を入る。
明るい林を急登すると人工物が現れてロープウェー広場に出て(トイレあり)、左手舗装階段をわずかに登ると観光地化された葛城山の山頂。展望櫓に登るとよりよい眺めが得られる。

葛城山〜発端丈山
源頼朝像の横から下り、百体地蔵尊を見て分岐に出る。直進すると鐘があるが発端丈山方面は右手を下って行く。(指導標あり)
やや急で足元はよくないがジグザグが切ってある分歩きやすい。
先程歩いた舗装路に合流したらしばらくそれを歩き、指導標に従い山道に入る。
城山方面の分岐を過ぎると気持ちよい植林帯が現れる。
益山寺との分岐が益山峠で、この先やや丈の低い照葉樹と山桜が混ざる静岡の山らしい道になった。
桜がきれいな急坂を登りきると、前方が開けて突然好展望の発端丈山山頂に放り出される。
この瞬間が素晴らしい。

発端丈山〜葛城山まき道〜城山
城山分岐に戻り、指導標に従い葛城山をまいて行く。明るくて雰囲気のいい道だった。
林道に出たら僅かに左へ進み指導標の大仁駅方面へ。尾根の一段下をアップダウンなく進むと城山への分岐(指導標あり)に着くが、ここが城山峠だ。
岩っぽいやや急な道を登ると狭い城山山頂。眺めはいい。

城山〜大仁駅
分岐からそれほど急でもない道を下って行く。指導標完備で迷うことはまずないが、下の方になると竹ヤブっぽくなる。
城山の岩壁を見上げたのち緩やかに竹・杉林を下ると登山口に到着。大仁駅へは道路を右へ進んで適当な所で曲がって狩野川大橋を渡り左折、踏切を渡り右の道を行くと近道になる。

・今回のコースは昨年の台風の影響か、全体を通して(特に葛城〜発端丈間)倒木が多かった。
今日は遠出して静岡にやってきました〜
スタートの駅まで運んでくれるのは、たぶん初乗車の伊豆箱根鉄道。
ローカルな感じとシートの座り心地のよさが最高です。車内放送が路線バスそのもので吹きました(^3^)
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今日は遠出して静岡にやってきました〜
スタートの駅まで運んでくれるのは、たぶん初乗車の伊豆箱根鉄道。
ローカルな感じとシートの座り心地のよさが最高です。車内放送が路線バスそのもので吹きました(^3^)
伊豆長岡駅
ここから歩き始めます。
とはいえこの駅から葛城山を目指す人はまずいないような。普通は次の田京駅からですね。
理由は単純に節約です。
伊豆長岡駅
ここから歩き始めます。
とはいえこの駅から葛城山を目指す人はまずいないような。普通は次の田京駅からですね。
理由は単純に節約です。
駅を出たら道なりに千歳橋を渡ります。右の変な形したやつが城山ですね。
この先適当に南下すれば大門橋に着けるので省略〜。
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駅を出たら道なりに千歳橋を渡ります。右の変な形したやつが城山ですね。
この先適当に南下すれば大門橋に着けるので省略〜。
大門橋西交差点
葛城山がだいぶ近くなってきました。写真裏手が伊豆長岡駅方面、左が田京駅方面、奥が登山口方面です。
この先とにかく小坂みかん園を目指せばOK
大門橋西交差点
葛城山がだいぶ近くなってきました。写真裏手が伊豆長岡駅方面、左が田京駅方面、奥が登山口方面です。
この先とにかく小坂みかん園を目指せばOK
そのみかん園の入口に指導標がありました。入口左手にある舗装路を登っていきます。
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そのみかん園の入口に指導標がありました。入口左手にある舗装路を登っていきます。
桜(´-`)
道沿いの桜並木
もう終わっているかと思いましたが、意外にまだ見頃です。天気がいいとより映えます。
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道沿いの桜並木
もう終わっているかと思いましたが、意外にまだ見頃です。天気がいいとより映えます。
ロープウェーの下をくぐります。土を踏まずしてここまで登って来ました。
舗装路は日差しも強く暑いです。
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ロープウェーの下をくぐります。土を踏まずしてここまで登って来ました。
舗装路は日差しも強く暑いです。
いきなり現れた登り口
やっと山道です。意外に急でした。
登りきると、、、
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いきなり現れた登り口
やっと山道です。意外に急でした。
登りきると、、、
ハイ着きました、足湯!!
びっくりしました。まさか山頂広場に足湯があるなんて。さすが伊豆の山です。
しっかり浸からせて頂きました。
抵抗する足を窮屈な登山靴に再び押し込んだら出発します。
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ハイ着きました、足湯!!
びっくりしました。まさか山頂広場に足湯があるなんて。さすが伊豆の山です。
しっかり浸からせて頂きました。
抵抗する足を窮屈な登山靴に再び押し込んだら出発します。
山頂広場の桜と富士山
日本と言えばやっぱりこの2つでしょう。
色々入り込んでますがお気になさらずに。山頂の桜は今が見頃です。
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山頂広場の桜と富士山
日本と言えばやっぱりこの2つでしょう。
色々入り込んでますがお気になさらずに。山頂の桜は今が見頃です。
葛城山
<二等三角点「小坂村」>
そして山頂に到着。雲ひとつない日本晴れです。
数人の観光客が談笑中でした。
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葛城山
<二等三角点「小坂村」>
そして山頂に到着。雲ひとつない日本晴れです。
数人の観光客が談笑中でした。
ちんすこうを食す
友人の沖縄土産。
初めて食べましたが結構いけます。
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ちんすこうを食す
友人の沖縄土産。
初めて食べましたが結構いけます。
山頂からの富士山
くっきり見えてうれしいよ!!ありがとう。
手前にちょうど沼津アルプス・鷲頭山が重なっています。
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山頂からの富士山
くっきり見えてうれしいよ!!ありがとう。
手前にちょうど沼津アルプス・鷲頭山が重なっています。
さあ続いての山、発端丈山を目指します。
実は今回の山行、この発端丈山がメインなんです。
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さあ続いての山、発端丈山を目指します。
実は今回の山行、この発端丈山がメインなんです。
舗装路も快適
今の季節は最高です。
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舗装路も快適
今の季節は最高です。
城山との分岐に戻ってきました。
手前:葛城山、奥:発端丈山、左:城山
城山との分岐に戻ってきました。
手前:葛城山、奥:発端丈山、左:城山
気持ちよい植林帯の尾根
こういう道、風通しと見通しが良くて好きです。
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気持ちよい植林帯の尾根
こういう道、風通しと見通しが良くて好きです。
益山峠(益山寺分岐)
ここを境に樹相がガラッと変わって明るくなります。
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益山峠(益山寺分岐)
ここを境に樹相がガラッと変わって明るくなります。
<四等三角点「本洞」>
なぜ山頂ではなくこんな所に?
ちなみに発端丈山山頂には図根三角点がありました。
<四等三角点「本洞」>
なぜ山頂ではなくこんな所に?
ちなみに発端丈山山頂には図根三角点がありました。
静岡らしい道(私見です)
道の両側が低めの照葉樹林で、桜が混じって、頭上は開けていて、足元は木段。どっかに似てるな〜。
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静岡らしい道(私見です)
道の両側が低めの照葉樹林で、桜が混じって、頭上は開けていて、足元は木段。どっかに似てるな〜。
発端丈山
気になっていたささやかなピークは、まさに思い描いていた通りの姿でそこにありました。
素晴らしい。何て心地よい所なんだろう。
芝生に覆われた明るい山頂では、富士山がまだはっきりとした姿で待っていてくれました。
誰もいない中、しばし、ぼーっとくつろぎます。
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発端丈山
気になっていたささやかなピークは、まさに思い描いていた通りの姿でそこにありました。
素晴らしい。何て心地よい所なんだろう。
芝生に覆われた明るい山頂では、富士山がまだはっきりとした姿で待っていてくれました。
誰もいない中、しばし、ぼーっとくつろぎます。
山頂からの富士山
何も言うことはありませんね。おにぎりを頬張りながら、ただぼんやり眺めていました。
なんて贅沢な時間、、。
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山頂からの富士山
何も言うことはありませんね。おにぎりを頬張りながら、ただぼんやり眺めていました。
なんて贅沢な時間、、。
駿河湾(大瀬崎方面)
山頂からは海も近く、普段と違って新鮮。海を見るのは久しぶりかも。
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駿河湾(大瀬崎方面)
山頂からは海も近く、普段と違って新鮮。海を見るのは久しぶりかも。
神島小富士(篠鉢山)
地元山岳会の看板に書かれていました。それなりにとんがっているのでローカル富士合格でしょう。
神島小富士(篠鉢山)
地元山岳会の看板に書かれていました。それなりにとんがっているのでローカル富士合格でしょう。
道の様子
迷いようがありません。
道の様子
迷いようがありません。
城山峠(城山分岐)
ここから城山を往復します。途中、葛城山で会った3人組の方とすれ違いました。
そういえば今日はこの方々のほか、葛城山で数人、発端丈山の帰りに1人のハイカーにしか会っていません。
平日は静かでいいな〜。
城山峠(城山分岐)
ここから城山を往復します。途中、葛城山で会った3人組の方とすれ違いました。
そういえば今日はこの方々のほか、葛城山で数人、発端丈山の帰りに1人のハイカーにしか会っていません。
平日は静かでいいな〜。
ニオイタチツボスミレ
タチツボより色が一段濃く、その名の通り鼻を近づけるとほんのり香ります。
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ニオイタチツボスミレ
タチツボより色が一段濃く、その名の通り鼻を近づけるとほんのり香ります。
城山(大仁城山)
<四等三角点「城山」>
こぢんまりした山頂ですが、東方180°は高度感あるなかなかの眺め。もちろん富士山も見えます。
誰もおらずまたも山頂と景色を独り占めでした。
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城山(大仁城山)
<四等三角点「城山」>
こぢんまりした山頂ですが、東方180°は高度感あるなかなかの眺め。もちろん富士山も見えます。
誰もおらずまたも山頂と景色を独り占めでした。
その城山からの眺め
蛇行する狩野川、広がる田京・大仁の町並み。ふと気づくと小さな伊豆箱根鉄道が走り抜けていきました。
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その城山からの眺め
蛇行する狩野川、広がる田京・大仁の町並み。ふと気づくと小さな伊豆箱根鉄道が走り抜けていきました。
最後のピークを踏み終えて、あとは下るだけ。もうあんなに城山が上になりました。
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最後のピークを踏み終えて、あとは下るだけ。もうあんなに城山が上になりました。
城山登山口
無事下山。大仁駅まではもう少しです。
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城山登山口
無事下山。大仁駅まではもう少しです。
城山を振り返る
振り返ると城山が突兀とした山容を見せていました。あんな所の上にいたなんて、、。
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城山を振り返る
振り返ると城山が突兀とした山容を見せていました。あんな所の上にいたなんて、、。
大仁駅にゴール
いやあ〜今日もよかったなあ〜。
家まで3時間半、ひたすら電車に揺られたとさ。
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大仁駅にゴール
いやあ〜今日もよかったなあ〜。
家まで3時間半、ひたすら電車に揺られたとさ。

感想

今日はずいぶん遠くに鉄道の旅をしてきました。(あくまでメインは山ですが、、)

富士山の見える明るい山頂が気になっていた発端丈山、登る予定の前日に震災が起きて中止になっていた葛城山。

今日、素晴らしい春の陽気と展望のもと訪れる機会を持てました。

家から往復6時間超という究極のひま人遊びではありますが、遠出した甲斐の十分にある山行でした。

富士山と海を望むあの芝生に、またいつか再訪したいと思います。


<今日踏んだ主なピーク>
葛城山 (初)
発端丈山(初)
大仁城山(初)

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