山行記録: 台高 明神平～池木屋山～野江股の頭エスケープ

記録ID: 4269072

全員に公開

無雪期ピークハント／縦走

大台ケ原・大杉谷・高見山

台高　明神平～池木屋山～野江股の頭エスケープ

2022年05月03日(火) ～ 2022年05月05日(木)

sari-paA その他2人

GPS: 56:00
距離: 31.6km
登り: 2,132m
下り: 2,285m

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コースタイム

1日目

山行: 0:320
休憩: 0:30
合計: 0:00

9:20

25分

大又バス停

9:45

9:55

55分

平成滝百選7滝8壷

10:50

170分

大又林道終点駐車場

13:40

14:00

40分

明神平

14:40

30分

明神岳

15:10

笹ヶ峰

2日目

山行: 0:580
休憩: 0:100
合計: 0:00

5:40

50分

笹ヶ峰

6:30

6:40

20分

千石山(奥ノ迷峰)

7:00

7:10

60分

千石山南斜面の水場

8:10

8:20

0分

赤倉山

8:20

160分

霜降山

11:00

11:20

40分

池木屋山

12:00

12:30

150分

ガレ場手前

15:00

15:20

100分

水越

17:00

野江股ノ頭

3日目

山行: 0:455
休憩: 0:25
合計: 0:00

7:00

40分

野江股ノ頭

7:40

7:50

10分

白倉山分岐

8:00

180分

ナンノ木平

11:00

11:15

225分

江馬小屋谷

15:00

分

スメール温泉

5月3日　晴
東吉野村のコミュニティバス、大又に早く着いた。それで出発も予定より少し速め。
去年、行者還小屋でお会いしたUさんも今回は合流して、七壺八滝の前で記念撮影会―Mさん、Uさん、私、と三人パーティーだ。

明神滝を過ぎて明神平。涸沢みたいにテント村になっている。私達は、明神過ぎて笹ヶ峰まで行く予定。まあ、行けたら千石平まで行きたいが、私はアップアップだし、笹ヶ峰はブナ林のすごく美しい山だ。緩やかな傾斜でだだっ広くてどこでもテント張れる。

5月4日　晴
さわやかな朝、5:40出発。少し下れば千石山への登りになる。朝のうちは元気だ。1時間弱で着いた。ただ三角点のある場所は樹林帯で展望がない。少し戻るか進むかすれば展望あったのだが…。
鞍部へ、急坂を下る。少し行くと沢音が聞こえ、広い草原が現れた。これが千石平か。本当にいい場所だ。
お次は赤嵓山への登りだ。なぜか遮る林がなく、大展望が開けている。登り、きついけどルンルンだ。見晴らし抜群の小ピークで一休み、次が赤嵓山だったが、頑丈なシャクナゲや樹林に囲まれて全然見晴らしない。
霜降山へも緩やかな登り降りの稜線歩き―だけど何かしんどい、まだかまだかと焦る。ちょっと熱中症気味になってたのかもしれない。
霜降山では宮ノ谷林道から上がって来たお二人や同じく霜降山経由で下山する人たちなど、登山者増える。池木屋山が、すぐそこなのだ。

ただ私、すごくしんどかった。やっぱり体力ないのか、体力落ちたのか、迷岳まで行く自信なくなった。Mさんに話すと、私の重そうな荷物、テントとか雨具、Uさんと分担して持ってくれ、野江又の頭まで行って江馬小屋谷へ下ろう、という話になった。―本当にごめんなさい。

ところで池木屋山東尾根は、10数年ぶりと思うのだが、樹相がすっかり変わってしまっていた。まあ、下り始め、大木が何本も倒れていたのは数年前の台風の影響だろう。しかしそれ以外に、歩きにくいシャクナゲ痩せ尾根・低木の繁茂で見晴らしが全然なくなる…など。以前はガレ場を過ぎたらひょろ長い樹木から景色が望めて尾根筋、どこでも歩けたのに、…今は藪がうるさい。
水越への分岐には標識・テープ、踏み跡、一杯あった。だから楽勝、思ったのだが途中からその踏み跡、なくなった。GPSでは水越の鞍部ではなく沢に下る支尾根に乗っかっているということだ。だから林の中、トラバースして水越鞍部に出る斜面に出た。
水汲みは…再びMさん、Uさんにお願いする。(ありがとうございます)

野江又の頭へは、岩場を直接でなく、その左横に付いていた薄い踏み跡道を上がった。急で滑りやすいがまあ、楽勝と思って尾根に上がる。だけどその尾根、支尾根だったから、その先、激烈急坂が待っていた。最後に主稜線へ、何本ものお助けロープでよじ登って完了。
野江又の頭到着は5時くらい、テント張って晩御飯食べてると梢越しに真っ赤な夕日だ。

5月5日　晴
江馬小屋谷への下山路は2回通ったことがある。道の状態、案じてたが、以前より踏み跡、ハッキリしてる。そして迷い込みやすい支尾根入り口にはロープが張ってあった。
植林の道をジグザグに下りて、こりゃ楽勝思ったが、やっぱり台高の道、きつい。途中からMさんが先頭交代して誘導してくれて、無事下山。

ところで橋がなかった。私は(どんくさいから)靴脱いで渡った。あとは4時間の温泉までの車道歩きだ !!

天候	3日間とも晴れ
過去天気図（気象庁）	2022年05月の天気図
アクセス	利用交通機関：電車バスアクセスを調べる my出発地登録
コース状況／危険箇所等	池木屋山東尾根、ガレ場、痩せ尾根注意
その他周辺情報	スメール温泉