中山道のんびりハイク25日目【最終】=坂本宿〜軽井沢宿

2014年04月12日(土) [日帰り]

• GPS: 04:59
• 距離: 14.5km
• 登り: 931m
• 下り: 356m

コースタイム

9：26 信越本線　高崎駅
9：53 信越本線　横川駅
9：55 横川駅からハイキングスタート
10：10 碓氷関所跡
10：20 坂本宿
10：55 峠道入口・あずまや
11：30 覗き
12：00 堀切跡
12：40 入道くぼ
13：00 子持山の万葉歌碑
13：10 人馬施行所跡
13：25 思婦石
13：30 熊野神社・熊野皇大神社
13：30〜14：00　参拝・休憩
14：00 熊野神社・熊野皇大神社
14：40 軽井沢別荘第一号
14：46 芭蕉句碑
15：00 旧軽井沢交差点(旧軽井沢森の美術館前)

天候

晴れ　風強し

アクセス

利用交通機関：

電車

JR信越本線　横川駅

コース状況／危険箇所等

熊、猿、鹿等とは遭遇しませんでした。

写真

4/12 10:06

JR横川駅　今日はここからスタートです。
横川駅ではJRが企画したのか，登山者が沢山いました。これなら熊でも猿でも逃げていくだろう。

4/12 10:07

季節は変わりました!!

4/12 10:13

JR横川駅のそばにある「鉄道文化村」。今が盛りと桜が咲いています。

4/12 10:14

風が強い。

4/12 10:15

先ず碓氷関所で通行手形をもらおう!!

4/12 10:16

冬季は閉館していた資料館。今回は見る事ができましたが、? ? ? ? ? ?

4/12 10:17

碓氷の関所の配置は此の様であったのか。
入鉄砲と出女を厳しく取り締ったようです。当時は我ら庶民は通行できなかったでしょう、きっと。

4/12 10:22

いよいよ旧中山道です。しかし、ここでは中山道方面に行くのは小生一人だけです。今日も一人です。「昴」でも歌いながら行こう。

4/12 10:36

坂本宿に到着です。

4/12 10:37

坂本宿　下木戸跡にある坂本宿の説明板。宿の長さ713メートルか。大きな宿だったようです。

4/12 10:38

今も此の様な建物があります。

4/12 10:42

二つあった本陣の上本陣の佐藤本陣跡です。

4/12 10:42

4/12 10:44

佐藤本陣跡

4/12 10:45

坂本宿の全景

4/12 10:45

今でも此の様な建物が残っています。「かぎや」

4/12 10:46

上野建物「かぎや」の説明

4/12 10:47

越後の俳人小林一茶の定宿「たかぎや跡」

4/12 10:50

芭蕉公碑。次の写真の説明を見ると刎石山頂にあったものを明治年間に現在地に下ろしたとのことです。

4/12 10:50

芭蕉公石碑の説明

4/12 10:57

のどかないい景色だ。

4/12 10:59

この辺りから見る妙義山もいいものです。

4/12 11:04

4/12 11:05

峠道入口

4/12 11:07

峠道入口のあづまや。ここからいよいよ山道です。

4/12 11:07

ここも桜は今が真っ盛りです。

4/12 11:11

4/12 11:17

これはこれは碓氷峠とはこのようなところか

4/12 11:18

堂峰番所跡

4/12 11:36

溶岩節理

4/12 11:40

上り地蔵下り地蔵

4/12 11:42

覗きからの坂本宿の眺め

4/12 11:43

覗き

4/12 11:44

覗き

4/12 11:47

覗きの付近にある風穴　穴が4つほどありました。

4/12 11:50

弘法の井戸。井戸があり水をたたえていました。

4/12 11:54

刎石茶屋跡

4/12 11:54

四軒茶屋跡

4/12 11:56

ここから熊野神社まで6.4キロメートルです。まだあります。

4/12 12:05

杉花粉は終わったようです。良かった。

4/12 12:10

堀切

4/12 12:10

堀切

4/12 12:10

4/12 12:13

南向馬頭観世音

4/12 12:13

同説明

4/12 12:13

4/12 12:14

一里塚

4/12 12:14

北向馬頭観世音

4/12 12:16

一里塚

4/12 12:16

一里塚の看板の裏を登ってみると道があります。この道はハイキングコースのようです。

4/12 12:20

右側の土手の道が今通ってきた旧中山道です。このみちで安政遠足のトレーニングでしょうえか、若者がすごい勢いで駆け下りできました。猿はいましたか？と尋ねたら。いなかったのと良い情報。元気をもらいました。

4/12 12:25

安政遠足のコースです。

4/12 12:31

栗が原　標高900メートルです道が少し広くなっています。群馬県で最初の「見回り方屯所」があったところです。

4/12 12:31

同

4/12 12:52

4/12 12:52

入道くぼ

4/12 12:54

入道くぼ。この先で、熊野神社からハイキングしてきたという60代男性5人とお会いしました。碓氷関所から熊野神社までの間でお会いしたハイキングの方はこの5人だけでした。

4/12 12:57

山中茶屋跡

4/12 13:00

山中坂。別名めし食い坂と言われたそうです。空腹ではとてもこの坂を登れないので手前の山中茶屋でめしを食ってから登ったという坂です。

4/12 13:00

山中坂

4/12 13:02

坂を登ってくると廃屋と廃バスがあります。

4/12 13:05

坂の途中。一つ家跡。ここに老婆がいて旅人を苦しめたそうそうです。

4/12 13:09

陣場が原　太平記に新田方と足利方の戦いの場とあった。

4/12 13:09

子持山

4/12 13:10

ここでは、左旧中山道、右御巡幸道

4/12 13:10

左中山道

4/12 13:18

4/12 13:18

人施行所跡。ここでは川が流れており、人馬は喉を潤したのでしょう。

4/12 13:20

坂本宿の国道から分かれて初めて会う水場です。

4/12 13:24

4/12 13:31

坂が結構きついです。

4/12 13:34

4/12 13:36

仁王門跡

4/12 13:37

思婦石に到着です。

4/12 13:38

同

4/12 13:38

ここから熊野神社まで300メートルです。ついに来ました。

4/12 13:40

碓氷峠の頂上に到着しました。

4/12 13:41

13：30分、熊野神社到着。

4/12 13:41

熊野神社

4/12 13:46

神社の中心が群馬県と長野県との県境で、右が群馬県側で熊野神社、左が長野県側が熊野皇大神社です。

4/12 13:46

熊野皇大神社

4/12 13:47

賽銭箱も右が熊野神社、左が熊野皇大神社です。お守りやお札はを売っているのは熊野皇大神社側だけです。

4/12 13:47

熊野神社側

4/12 13:48

熊野神社側

4/12 13:48

この写真ならばもっと分かりやすいです。

4/12 13:51

4/12 13:52

科の木、もちろん長野県側にあります。

4/12 13:53

境内から見る横川の町

4/12 13:53

境内から見る峠の上にある家々。

4/12 14:00

お休み処　見晴亭

4/12 14:02

見晴亭では、この機会なので「力餅」(一皿500円)を食べました。力餅の写真を撮ろうと思ったのですが、あまりの美味しさと店主と中山道談義に入ってしまい、うっかり撮らずに食べてしまいました。POWERをもらいました。あん、ゴマ、栗、・・5種類ほどありました。是非bご賞味ください。パワーをゲットできます。

4/12 14:13

30分食事と散策した後、14：00碓氷峠を出発しました。

4/12 14:27

碓氷峠野頂上から軽井沢まで4キロメートルです。1時間かかりません。

4/12 14:34

旧中山道をまっしぐらに進みます。

4/12 14:39

道の両側は別荘地です。

4/12 14:39

流石に軽井沢です。モダンな旧中山道の標識です。

4/12 14:39

碓氷峠の入口を示しているのでしょうか。

4/12 14:40

以外と水量は少ない。

4/12 14:42

軽井沢第一号の別荘、ショーハウス。

4/12 14:43

同説明

4/12 14:45

軽井沢ショー記念礼拝堂の説明

4/12 14:46

ショー記念礼拝堂

4/12 14:48

芭蕉句碑

4/12 14:48

芭蕉句碑

4/12 14:48

芭蕉句碑説明

4/12 14:49

芭蕉句碑の全景

4/12 14:52

ここは信州。そばの国

4/12 14:54

旧軽銀座。あの山の稜線が県境でしょうか。あの右側の建物の陰になっている辺りを下りてきました。

4/12 15:10

旧軽銀座と駅方面との分岐点に到着しました。
これで中山道は完全踏破です。

撮影機器：

COOLPIX S9300 NIKON

感想

Blueberry

　浅田次郎の小説「一路」を読んで始めた「中山道のんびりハイク」も今日が最終日で、中山道完全踏破の記念となる日です。しかし、全くいつもと同じ心境で、一歩一歩この道を進むしかないと思ってきました。
　横川駅までは多くのハイカーがいましたが、坂本宿辺りでは寂しく一人旅になってしまいました。ほぼすべての人はアプトの道方面にいってしまいました。
　途中、一里塚を過ぎたあたりで碓氷峠を風のように駆け下りてくる安政遠足の若者がいました。止まってお疲れ様ですと声を掛けたら、屈託ない笑顔で快く止まって熊野神社までの状況を話てくれました。
安政遠足は、小説家浅田次郎が小説一路の世界を年末に4日間計8時間番組でやっていた「4人の美女と歩く一路の世界？」で紹介していましたが、安政遠足の開催日はたしか5月のGW前後だったと思いました。安中藩主が城下から碓氷峠頂上・熊野神社までを藩士に競わせたことに由来するそうです。日本マラソン発祥の地でもあり、現在も脈々と受け伝えられています。
　碓氷峠は思っていたよりハードでした。ただ、熊野神社からは下り坂を転げ落ちるように一気に軽井沢に到着しました。
　これで、11月16日から25日間要した「中山道のんびりハイク」は完結です。
今このハイクを一言でいうと「楽しかった」につきます。
やはり、京三条大橋についたときの気持ちは一生忘れることはないでしょう。凡人である小生にはその心の中を筆舌に表わすことはできません。ただ言える事は、静かで穏やですべてを受け入れる大きな心境であったことは間違いありません。
また、旅の途中道を見失ったときに親切に道を教えてくれた地元の方の協力がなければ踏破できなかったでしょう。ご指導ご支援頂きました皆様、ヤマレコの皆様本当にありがとうございました。
この中山道踏破は自分の可能性を広めてくれました。中山道ありがとう!!
【全行程】
　・1日目【熊谷宿・深谷宿・本庄宿】2013.11.16
　・2日目【本庄宿・高崎宿】2013.11.23
　・3日目【高崎宿・西松井田】2013.11.30
　・4日目【西松井田・沓掛宿】2013.12.7
　・5日目【沓掛宿・塩名田宿】2013.12.14
　・6日目【熊谷宿・鴻巣宿】2013.12.15
　・7日目【鴻巣宿・蕨宿】2013.12.21
　・8日目【塩名田宿・芦田宿】2013.12.28
　・9日目【蕨宿・江戸日本橋】2013.12.29
　・10日目【芦田宿・和田宿】2014.1.4
　・11日目【下諏訪食・本山宿】2014.1.18
　・12日目【本山宿・奈良井宿】2014.1.26
　・13日目【奈良井宿・原野】2014.2.1
　・14日目【原野・倉本駅】2014.2.2
　・15日目【倉本駅・南木曽駅】2014.3.2
　・16日目【南木曽駅・中津川宿】2014.3.3
　・17日目【中津川宿・武並】2014.3.8
　・18日目【武並・大嶽宿】2014.3.9
　・19日目【大嶽宿・鵜沼宿】2014.3.15
　・20日目【鵜沼宿・東赤坂】2014.3.16
　・21日目【東赤坂・柏原宿】2014.3.21
　・22日目【柏原宿・野洲宿】2014.3.22
　・23日目【野洲宿・京都三条大橋】2014.3.23
　・24日目【和田宿・下諏訪宿】2014.3.29
　・25日目【坂本宿・軽井沢宿】2014.4.12