金時山ダイヤモンド富士
- GPS
- --:--
- 距離
- 2.8km
- 登り
- 371m
- 下り
- 389m
コースタイム
天候 | 高曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ここから金時山ピストン |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース上危険個所はありません。 熊情報もあるので、熊鈴鳴らして歩くことをお薦めします。 |
写真
感想
5/10は金時山のダイヤモンド富士の日だ。この日は天気予報ではちょうど、お天気回復して、可能性のある1日だった。会社を15時フレックスで退社して、金時山へダメモトで行ってみる計画として、前日は山道具を準備して会社へ行くことにした。
午後になるとお天気は高曇り模様で、夏雲とか発生していない感じだったので、この日は行けそうな感じがした。15時フレックスで会社を早めにあがって、金時見晴らしPに向かう。40分ほどで到着。
思ったより太陽の位置が高く、お日様の日差しが暖かい。お天気は高曇りから晴れに近い感じに変わってきている。気温は低く、15℃ぐらい。頂上は12度ぐらいだったか?歩きだすと汗が出てきて、ダブルヤッケを脱いだ。しかし程よい気温で、大汗かくこともなく、良いコンディションであった。
この時期お花がいっぱいで、そちらも十分楽しめるコースだ。下の方はジロボウエンゴサク、タニギキョウ、ムラサキサギゴケ、ニョイスミレ、など、中腹から頂上はミツバツチグリやウマノアシガタの黄色い花系が目を惹き、ヒメハギ、タチツボスミレ、ホウチャクソウ、オオジシバリ、ツクバネソウなど種類もいっぱい。
ミツバツツジやシロヤシオも咲き出した。しばらくは楽しめそう。頂上にはオトメスミレがいっぱいあるのだが、すでに最終盤で日陰にわずかに、残っている感じだった。かわりにツルキンバイは最盛期で、いっぱい群生を作って咲いています。コイワザクラはすでに落花。まあ遅すぎますよね。
頂上に着くと、正面に富士山の雄姿が目に飛び込んでくる。金時見晴らしパークからのルートは頂上まで富士は見えないので、ちょっと劇的な出会いです。距離も近いので、富士が大きく見えるし、愛鷹めがけてゆるやかにたなびく見事な裾野のスカイラインが金時山からの富士の一番いいところかな。
ダイヤまで約1時間あるので、付近を散策してから戻って来て、頂上でダイヤモンド富士鑑賞会となる。3組ぐらい同じ目的の方々がおられました。雲は多かったが、ちゃんとダイヤモンド富士となって、落ちる直前輝いてくれました。
しかしこの日はそれだけでは終わらず、実はそのあとに本当のドラマが待っていたのでした。陽が落ちると、急激に気温が下がって、寒くて震えるようだった。風が無いのが幸いして、なんとか我慢できるぎりぎりのところ、最後の夕焼けを見るために、頂上にしばらく残る。私ともう一方を除いて、皆今日は焼けそうもないと諦め、早々下山していかれました。たしかに全く焼けそうな気配無く、雲は厚くなるばかり、自分自身も寒さと闘いながら、何時までいようか?と思案し始めた頃、わずかに西の空に赤みが差すのを見逃さなかった。
ここからが本日のドラマ:夕焼けショーの始まりだった。見る間に赤みが拡がり、あかね雲をバックに富士のスカイラインがシルエットで浮き出るようになった。どんどん色濃く、赤みが増してきて、見る間に恐ろしいほどの色に変わる。この間わずか数分、そして数分の最高潮の夕焼けショーも10分しないうちに色あせていくのだった。短いからこそ、心に残る。最後まで残っていた方とも、良いものが見られましたねえとしばし歓談。数枚最後に夜景を写真に納め、頂上を後にしたのだった。
コメント
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???ですがオトコヨウゾメの花だと思います。
個人的な好みですがどことなく風雅な趣きのある花のように思え
出会えると嬉しい花のひとつですね。。。
花の名前、ありがとうございました。
オトコヨウゾメと言うのですね。おっしゃる通り、純和風の趣ありました!
春はいっぱいお花が咲いて、うれしい悲鳴ですね。歳なもんで覚えるのが大変です。
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