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Yamareco

記録ID: 428903
全員に公開
ハイキング
京都・北摂

山科疎水〜三井寺 疎水に沿って桜満開の琵琶湖まで歩こう

2014年04月12日(土) [日帰り]
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コースタイム

JR山科駅10:10→10:25毘沙門堂→10:30山科疎水→12:15小関越え(昼食12:40〜13:10)→13:40三井寺→14:30三保ケ関取水口→15:00長等公園→15:30JR大津駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
JR山科駅09:35集合(新快速長浜行乗車)
コース状況/
危険箇所等
危険個所なし。VIEWポイント多し。
2014年04月12日 10:12撮影 by  EX-ZS25, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/12 10:12
2014年04月12日 10:33撮影 by  EX-ZS25, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/12 10:33
01菜の花と桜のコントラストが美しい
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01菜の花と桜のコントラストが美しい
02毘沙門堂にご挨拶
02毘沙門堂にご挨拶
03疎水の見張り番、大サギ
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03疎水の見張り番、大サギ
04疎水沿いの桜並木
04疎水沿いの桜並木
05向こうの出口も見えます
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05向こうの出口も見えます
06桜 本当にお見事!
06桜 本当にお見事!
2014年04月12日 10:46撮影 by  EX-ZS25, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/12 10:46
2014年04月12日 11:03撮影 by  EX-ZS25, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/12 11:03
07筍掘りの人に声を掛けてみたら・・・
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07筍掘りの人に声を掛けてみたら・・・
08なんと3個千円で分けてくれることに!
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08なんと3個千円で分けてくれることに!
09この入口から三井寺に向かいますか?
09この入口から三井寺に向かいますか?
2014年04月12日 11:43撮影 by  EX-ZS25, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/12 11:43
10三井寺から下の鐘楼を眺める
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10三井寺から下の鐘楼を眺める
11本日のご一行様です
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11本日のご一行様です
12やはり桜には塔が似合います
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12やはり桜には塔が似合います
2014年04月12日 13:43撮影 by  EX-ZS25, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/12 13:43
13孔雀も大歓迎してくれた
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13孔雀も大歓迎してくれた
14水路清掃のボートが見えました
14水路清掃のボートが見えました
15美しい桜並木
2014年04月12日 14:19撮影 by  EX-ZS25, CASIO COMPUTER CO.,LTD.
4/12 14:19
16もうすぐ琵琶湖です
16もうすぐ琵琶湖です
17三保ケ崎取水口のゴールです
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17三保ケ崎取水口のゴールです
撮影機器:

感想

うららかとしかいいようのない春の日、美しいとしかいいようのない琵琶湖疎水沿いの道を歩いてきました。桜を愛でつつも、琵琶湖疎水という大プロジェクトを明治の時代に考えた人々に思いをは馳せる一日でした。

「ヤマシナソスイ」?耳慣れない言葉であったが「桜満開の・・・」とサブタイトルが。気付けば京都までの昼得切符を買っていた。CLから頂いた資料により「疎水」とは明治時代中頃に、琵琶湖の水を京都に引かれた水路であることを初めて知った。
その疎水に沿って琵琶湖までのウオーキング。桜の美しさも勿論素晴らしかったが、アドレナリンを一杯流すいつもの山の例会とは違う歴史探訪、「いとをかし例会」となった。
毘沙門では百数十年前の枝垂れ桜を愛で、お漬物屋さんを冷やかす。山科疎水沿いには疎水と同じように途切れることなく、大きな桜並木と菜の花畑が続き、合間には山ツツジも見え隠れする。眩しいくらいの菜の花畑も地元ボランティアの丹精の賜物らしい。
地元の方もジョギング中なのに、自ら写真を撮って下さったりとか、また、たまたま道の分岐点で出会った方も親切に道を教えて下さったりと、行きかう人は本当に優しい人ばかりであった。
滔々と流れる山科疎水は、かなり水量もあり、流れも速く、川面に落ちた花びらも滑るように運んでいってしまう程である。第一疎水のトンネルの出口には幾つか扁額があり、時の政界実力者山県有朋らによる扁額も刻まれているとか。
小関越えハイキングコースからは20分程山道を歩いた後、昼食を取り三井寺へ向かう。
荘厳な三井寺は様々な桜に埋め尽くされた広大な境内からも、昔は相当な勢力を誇っていたのではないかと思われた。境内外れには何故か孔雀園があり、孔雀も遠路訪れた私達を歓迎するかのように、精一杯その美しい羽を広げて見せてくれたりする。
数々の橋を越え、京阪三井寺駅踏切で電車を見送った後、楽しい旅も終焉を迎えることになる。
それは意外にあっけなく訪れた。三保ケ崎取水口、つまり琵琶湖が今日の旅のゴールであった。
見届けた安堵感と共に、何かやるせないような、言葉にはできない一抹の寂しさを感じた。
振り返ると春の陽の中、橋の彼方の小高い丘に三井寺が見える。長等公園に向かい、はらはらと桜の舞い散る中で「いとをかし例会」は解散となった。(KA)

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