大峰山脈／稲村ヶ岳@33年前の記憶はほぼなし

2022年05月15日(日) [日帰り]

• GPS: 06:30
• 距離: 13.2km
• 登り: 1,222m
• 下り: 1,208m

コースタイム

日帰り

• 山行: 5:27
• 休憩: 1:04
• 合計: 6:31

距離 13.2km 登り 1,224m 下り 1,225m

8:45 スタート地点
8:53 母公堂
9:04 母公堂・五代松鍾乳洞への分岐
9:47 法力峠
10:15 パオーン杉
10:58 11:16 山上辻
11:44 12:05 稲村ヶ岳
12:23 12:44 大日山
13:10 稲村小屋
13:11 13:12 山上辻
13:52 パオーン杉
14:19 14:20 法力峠
14:53 母公堂・五代松鍾乳洞への分岐
15:01 15:03 母公堂
15:16 ゴール地点

天候

くもり時々はれ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

コース状況／危険箇所等

高橋横手では橋崩落箇所があるが問題ない。1箇所滑りやすい岩を越える箇所および谷を渡る箇所の通行注意。
大日山へは急な梯子の連続、高所を通過するので注意。
大日山および稲村ヶ岳トラバース箇所は急坂、ザレた道もあり注意。

写真

ここがスタート地点
（今回見た花たちは後半にまとめています）

少し車道を歩いて、ここから山に入っていきます

こんなとこを通ったり

こんな橋を渡ったりしているうちに

法力峠に到着

ここからは自然林の中を歩いて

右手に大日山が見えてくると

例のものが現れました

その後も新緑を見上げたり

足元の新芽を見たり

たまにはブナの大きな木もあって

こんなとこを歩いたり

小笹の小径を歩いたり

谷を慎重にトラバースしたり

崩落した橋をかわしたりしているうちに

大日山が近づいてきました

そして尾根を回り込むと

稲村小屋に到着

小屋の前で1回目の昼食を摂って、こんな気持ちのいいところを南に向かって歩いていくと

正面に大日ゴリラがどどーんと見えてきました

大日山の付け根をトラバースするとキレットで、ここからみる大日山は圧巻でした

大日山は後で登ることにして、先に稲村ヶ岳の登るとこんな景色が待っていました（左が山上ヶ岳・真ん中が竜ヶ岳？）

もうちょっと首を右に振ると中央に大普賢岳が見えたり

さらに右に振ると弥山（八経ヶ岳は弥山に隠れて見えない）、奥は仏生ヶ岳・孔雀岳・釈迦ヶ岳などが見えたり

その右には奥高野の山々が見えたり

北西まで目を向けると金剛山や葛城山・二上山などが見渡せました

山頂を後にし

大日山を見て

キレットまで戻り、大日山に登ります

大日山までの道はこんなところがあったり

朽ちた梯子があったりで気が抜けませんが

振り返ると稲村ヶ岳がドドーンと見えます

あれっ、大日山山頂の写真撮ってませんでしたね
再びキレットまで戻ります

大日山に別れを告げて

こんな気持ちの良いところを歩いて

大きな木を見ながら小屋まで下って2回目の昼食です

小屋からはもと来た道を引きかえし、洞川まで下っていきました

今回見た花たち
まずはおっきなムロウテンナンショウ？

ナルコユリですかぁ？

こっちはホウチャクソウですよね

これはチゴユリですね

ギンリョウソウはまだまだこれからのようです
これはまだ蕾状態

新緑の中に真っ赤なヤマツツジ

これはオオミネテンナンショウでいいですよね

ユキザサもちょこっと

ワチガイソウも咲いてます

これはイワセントウソウですよね

ミヤマシキミでいいんでしょうか？
んっ？ツルシキミって言うみたいですね

ここにあるということはツクシシャクナゲかな

今年は裏年みたい

タチネコノメさん？

ムシカリもたくさんあります

ミヤマカタバミさんべっぴんさんですね
コミヤマカタバミっていうの？

もう一枚

あっ、ホソバ？ヒメイチゲ

これはツクバネソウですね
蕾ですけど

コヨウラクツツジですね
テキトーに撮っちゃいました

そしてお目当てオオミネコザクラさん登場です

なんてかわいらしいのでしょうか

絵になりますね

アップで

ワチガイソウさん再登場
ちょっとブレてますが...

エンレイソウはもう終わりです

これは何テンナンショウでしょうか
ムロウテンナンショウと比べると
すごく葉が大きくて、付属体が太いのですが

いらっしゃいました、いらっしゃいました、ヤマシャクヤクさん

コアジサイはようやく蕾が

またまたいらっしゃいました貴婦人

ミヤマハコベもあちらこちらに

ヒメレンゲですかね

ハナイカダですね

終わり

さてさて今日はちゃあの誕生日

ぼくなぁ、7歳になってん
人で言うたらなぁ44歳やて、なんか微妙やなぁ

感想

エイチび〜

T君とは同級生、同じワンゲル部に所属していました。特に仲よくしていたわけでもなく、卒業後はお互い接点はなかったのですが、SNSで再会後、お互い登山を続けていること、音楽の趣味その他共通点が非常に多いことなどから、卒業後40年以上が経ってから急接近。一昨年には初めて二人で山に登り今回は3回目となりました。
T君がカメラを忘れて写真が撮れなかった、そして私も33年ぶりですっかり前の記憶が残っていない稲村ヶ岳に行くことになり、せっかくならオオミネコザクラが咲くこの季節にしようとなったわけです。

33年もの間が空くと洞川温泉や母公堂など、何一つとして記憶に残っていないのが自分でもびっくり。来れば昔の記憶が呼び覚まされると思ったのですが…
山の上のこともまた然りです。稲村ヶ岳山頂のこと、山小屋のこと、すっかり忘れています。ただ五代松鍾乳洞の入口が開いていたので、無料なのかと思って入ると、中で案内されている人がいて、そこで料金を徴収されたという、どうでもいいことだけ覚えています。鍾乳洞内がどんなだったかなど全く覚えていないのに。

登りも下りも、山のこと、ギターのこと、同級生たちのこと、ずっと喋っていたのでパオーン杉も気づかず通り過ごしてしまいそうになりました。咲いている花はないかと足元を見ていたのですが、おそらく目に入っていなかったものもたくさんあると思います。
花を見つけて撮影するときだけはお互いそちらに夢中になりました。
そんな訳で今回もまた数年経てば、風景など忘れてしまっているかもしれません。でもいいんです。今日が楽しい山行であれば。風景は忘れてしまっても楽しかったという印象は残るでしょう。
また来ればいいんです。

コメント

no2

　HB1214さん、こんにちは。

大峰へ行ってこられたんだ。稲村ヶ岳は登れていなんですよね〜　
ここと山上ヶ岳をセットで1Day周回しようと考えていますが何時になることやら。
うちから天川村って凄く時間がかかるんですよ。同じ時間で中央アの駒ヶ根まで行けてしまう。

このお山のレコは結構見掛けるのですが、このお山にもいろんなお花が咲いているんですね。
この山は積雪期のレコが多いのかな？　花の記憶があまりなかったです。
「パオ〜ン」はバッチリ記憶に残っているんですけどね。

ブナの綺麗なルートや、笹の道もいい感じですね。行ってみたいです。
そうそう、そこへ行く道中にある中華屋さんにも行ってみたいんですけどね。
プチホテルもされていて、夕食は１階のそのお店で全品食べ放題だって！ 次の日 山登れへんわ〜

エイチび〜

no2さん、こんにちは

大峰山にはまれにしか行かないんですが、京都近辺の山とはやはり標高差もあって随分と違った雰囲気で新鮮です。私も初回33年前は山上ヶ岳をセットで1Day周回でした。その頃は随分と麓まで時間がかかった記憶がありますが、今回は京都下京から京奈和経由ゆっくり走って2時間25分でしたよ。
もっと目を凝らして花を探せば、色々な花が見られたと思います。派手な花は少なくてこじんまりとかわいい花が多かったです。
中華屋さんって洞川にあるんですか？手作りパン屋があるのは知っていて、買って帰ろうと思っていたのですが、すっかり忘れてました。
食べ放題の翌日の山登りねぇ、これは辛そう。私は今ではもう食べ放題って苦痛に感じちゃいます。
大峰も赤線繋ぎたいのですが、容易じゃないですよね。