荒海太郎山 甘くなかった栃木から国境越え
- GPS
- 09:25
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,092m
- 下り
- 1,003m
コースタイム
天候 | 晴れから曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年07月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
ある程度沢歩き、藪漕ぎに慣れていればなんとか。 とにかく滑る。腕力と握力は必要。 登山道入口を間違えた(こんなとこ間違えるのは私だけ?感想参照) |
写真
感想
連休は初日が天気がいまいちなので、2日目に日帰りで荒海山の国境越え(下野から会津)に挑戦です。夏の盛りなので藪が心配でした(その通りでした)が、福島側から往復も飽きそうなので中三依から出発です。始発に乗っても9:10着で無人駅で準備をします。一番前に座っていたら到着5分前に検札が来ました(惜しい!)。
延々と道路を歩いていると、農家のおじさんが「釣り?」「山です」「芝草山?」「荒海山です」と言うと「こないだから熊がいーっぱい出るでよ(あとよく聞き取れなかった)」と脅かされ先行き不安です。さらに延々と林道を歩き「太郎岳登山口」と標識のある沢へ到着です。ここで熊鈴、おもちゃの呼び笛、どこでもベープを装備し沢道へ入ります。踏み跡は薄くたまにしか出て来ないので、沢の中を突破していきます。しかし高度850mくらいで沢が右に折れるはずなのですが、一向に現われず赤テープのひとつもありません。踏み跡がなくなり、はてとコンパスを当てると沢が西を向いています。違う! でもあの標識は・・・道がない以上しょうがありませんのでスタコラ退散です。
林道に戻ると、標識の右側がやや斜めに切られています。でも林道の分岐を左に行けでもないし・・としばらく歩いてみると200mほど先に今度は左が斜めに切られた標識があり、赤ペンキが川の向こう側に見えます。時間は既に12:00、ここは撤退か思案です。山頂まで3時間、下山に3時間半、暗くなる前には林道にでられるはず(甘いよなー)と突入です。先ほどより道ははっきりして赤ペンキもありますが、好きにしろよというところはペンキがない様です。ここから二股までの沢道と県境までのいやと言うほどの急登はとにかく木や草と結び目の少ないトラロープをつかんで登ります。踏み跡を確認しながらなので思ったより時間がかかります。荒海山へは4時近くになり、熊の晩飯時間帯にはいってしまいました。
さて山頂には雲もかかってしまったので急いで下山です。すでに6時半の電車は厳しくなりましたが、それよりももともと目が良くない上に夜の赤ペンキはほとんど見えないので、暗くなる前に荒海川登山口に行き着けるか心配です。誰もいないので節操なく呼び笛をピーピー鳴らし、福島県側はまだ歩きやすいので飛ばしまくってなんとか5時半までに車道に出られました。
もうズボンもシャツもドロドロです。延々道路を歩き、結局はもう一本後の電車で千葉まで帰れましたが、もともとタイトなスケジュールなのに準備不足で登山口の確認を誤ったのは大いに反省です。道迷いと呼び笛が結構体力を消耗していたのも誤算でした。
尾瀬高原口は何もなく、使わないのに一日持ち歩いたコンロでカップラーメンを作って食べました。つかれたー
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する