社家郷山(北尾根3ルート+北谷ルート)〜子うさぎ岩〜譲葉台〜逆瀬川
- GPS
- --:--
- 距離
- 9.5km
- 登り
- 430m
- 下り
- 645m
コースタイム
- 山行
- 5:09
- 休憩
- 1:00
- 合計
- 6:09
天候 | 快晴 |
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過去天気図(気象庁) | 2022年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
(帰り)「エデンの園」から阪急「逆瀬川」駅まで徒歩で移動 |
コース状況/ 危険箇所等 |
「社家郷山」の展望ルート稜線上に繋がる「北尾根」について (1)「一番東の尾根筋」は、下り始めのみ急斜面。林間を歩く区間が大変多く、何度か下りも出てくるが特に危険はなく、4ルートの中では最も安全。 (2)「東から2番目の尾根筋」は、一部区間に非常に狭くて急斜面になっている危険なザレ場を越える必要があるので、滑落にくれぐれも要注意。 (3)「東から3番目の尾根筋」は、両側ともに切り立った崖状のザレた砂道の痩せ尾根が長く続くので、景観を楽しむなどうっかり油断して滑落しないよう要注意。こちらにも一部区間に非常に狭くて急斜面になっている危険なザレ場越えの場所がある。いづれも足場の確保をしっかりすることと、強風にも注意すること。 (4)「一番西の尾根筋」は、歩く人が少ないようで、高度の低い箇所は道が急峻でかつ折れ曲がっていてかなり判別しづらくなっているので、赤テープなどのマーキング頼りとなる。高度が上がると踏み跡は明瞭で、気持ち良く歩ける。 <2018年04月10日の北尾根4ルート山行記録はコチラ> https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1425635.html 「社家郷山」の展望ルート稜線上に繋がる「北谷」について (1)「北谷」あくまでの仮の私称であって、つまりは谷筋の中または谷筋に沿って上り下りするルート。尾根道ではなく谷道なのでとりあえず「北尾根」に対比して「北谷」とした。非常にマイナーなルートのようでごく最近まで私も知らなかった。山行記録も極めて少ない。実体験上、このルートはあまりお薦めしない。 (2) 下りの場合、下り始めからしばらくの区間はザレた砂状の急斜面を腰を落として下っていく形になり少々危険を伴う。 (3) 水の流れる沢筋まで無事に降りてしまえば、後は大小の岩石だらけの谷に沿ってひたすた下る形となる。途中で何箇所か石造りの古い堰堤を巻いて歩く場所もあるので、ルートファインディング能力が必要。最終的には北尾根の「東から3番目の尾根筋」と「一番西の尾根筋」が合流するスタート地点に同じように合流する。 |
写真
装備
個人装備 |
通常のトレッキング靴のみ
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感想
今回は単独行。前回5月15日に社家郷山を歩いた際、新たに発見した(というか気付いた)逆瀬川流域への下り口がどこにどう繋がっているのかを確認するのが最大の目的。気になったバリエーションルートは出来ることなら早めに確認を済ませておきたいのが性分。とはいえなかなかそういう訳にもいかない日々なのだが、今回は気持ちがホットなうちに強行することに。
それと同時に、北尾根4ルートのうち3つは久しく歩いていないので、それらも再確認しておこうというのが第2の目的。さらにはGoogleマップ上に表示されている「子うさぎ岩」なるものがどれに相当するのか(どこにあるのか)を確認しにいくのが第3の目的だ。
新たなルートは、知る人も少ない超マイナーなバリエーションルートだと思うのだが、当然名称も何もないので便宜上私称で「北谷ルート」とここではしておく。谷ルートとしたのは、急降下で谷に下りていって谷筋を歩くのが大半なので。要するに谷道の典型的なパターン。どこからどうも見ても尾根道ではないので、北尾根ルートの一つには編入出来ないのだよね。
今回は下りで歩いてみたが、下り始めの急斜面が危なくてしょうがない。ザレた小石と砂状の急斜面の角度が相当キツいし、木などの手がかりもほぼないので転ばずに踏ん張って下るのはそれなりにしんどい。谷筋に降りてからは大小の岩石がゴロゴロした中を下るのだが、これも歩きづらくて足腰に負担がある。総じてこのルートはあんまりお薦めしないかなというのが正直な感想だった。
北尾根4ルートのうち一番東のルートは意外と良く利用するので、今回はそれ以外の3ルートを再訪。第1(東から2番目)と第2(東から3番目)は北方向に素晴らしい景観が見られる。良くも悪くも道の状態は以前とあまり変わらずで、危なっかしい区間も当然ながらそのまま。第4(一番西)は、有志によって新たに赤テープが随所に付けられていて、以前よりももっとルートを辿りやすくなっていた。まあ北尾根はマニアックなバリエーションルートであることに変わりないし、距離は短いけど上り下りを何度も繰り返すと意外なほど疲労が来る。
<2018年04月10日の北尾根4ルート山行記録はコチラ>
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-1425635.html
「子うさぎ岩」はネットで調べても情報がほとんど出てこない。GPSにGoogleマップを重ね合わせて表示させながら歩いてみたが、示されている場所の周辺が広範囲で完全な藪に囲まれており、どう頑張ってもそこには直接は辿り着けなかった。止む無く周辺の明確な踏み跡のほうへ入り直し、そこから西へ歩くとロープ場が現れた。それを登るといつものなじみ深い、焼石ヶ原の岩場の最下部へ出た。岩場の最下部にはこじんまりとした特徴的な岩が鎮座しているのだが、それがもしかしたらGoogleマップでいう「子うさぎ岩」なのではないかという個人的な結論に達した。位置がちょっとずれているのだが、そう考えるより他にないものなあ。ということでこの岩場が「子うさぎ岩」ということで自分のなかで落着。(本当は何か正確な情報が欲しいところ)
「子うさぎ岩」の探索中は、足の踏みいれ場所もないような藪漕ぎの連続。さらには無理矢理に斜面を登ったりして相当難渋したが、その途中でリュックに付けていた「おにやんま君」をどこかで落としてしまっていたことに気付き、歩いたルートをもう一度戻ったり歩き直したりして30分程かけてさんざん探し回ったが、結局発見出来ず。私を嫌って野に帰っていった「おにやんま君」を遠い目で偲ぶほかなかった。脱力。
山行のご褒美の天然温泉は、逆瀬川駅から宝塚駅まで電車で移動して「宝塚ナチュールスパ」へ。ここで汗拭きタオルまで紛失してしまったようで、さらに脱力。お気に入りの今治タオルだったんだよな・・・。
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