山行記録: 大台ケ原 ブッシュマン・ブッシュマン2

記録ID: 4319847

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アルパインクライミング

大台ケ原・大杉谷・高見山

大台ケ原　ブッシュマン・ブッシュマン2

2022年05月22日(日) [日帰り]

奈良県

ootanohosi その他1人

体力度

2～3泊以上が適当

体力度について

GPS: 09:30
距離: 26.5km
登り: 18,062m
下り: 18,065m

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歩くペース

とても速い

0.1～0.2

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 9:17
休憩: 0:13
合計: 9:30

距離 26.5km 登り 18,062m 下り 18,067m

6:27

27分

スタート地点

6:54

4分

尾鷲辻

6:58

8分

本ゴヤ嶺

7:06

4分

牛石ヶ原

7:10

5分

大蛇嵓分岐

7:15

7:20

5分

大蛇嵓

7:25

7:28

465分

大蛇嵓分岐

15:13

15:16

2分

大蛇嵓分岐

15:18

7分

牛石ヶ原

15:25

3分

本ゴヤ嶺

15:28

15:29

27分

尾鷲辻

15:56

15:57

0分

「心・湯治館」

15:57

ゴール地点

天候	霧のち晴れ
過去天気図（気象庁）	2022年05月の天気図
アクセス	利用交通機関：自家用車大台ケ原駐車場を使用アクセスを調べる my出発地登録

写真

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牛石が原にある神武天皇像

2022年05月22日 07:04撮影 by iPhone 8, Apple

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5/22 7:04

牛石が原にある神武天皇像

今日登る蒸籠嵓

2022年05月22日 07:17撮影 by iPhone 8, Apple

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5/22 7:17

今日登る蒸籠嵓

中崩沢を下っていきます。

2022年05月22日 07:37撮影 by iPhone 8, Apple

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5/22 7:37

中崩沢を下っていきます。

下っていくと立派な洞窟が

2022年05月22日 07:40撮影 by iPhone 8, Apple

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5/22 7:40

下っていくと立派な洞窟が

も少し下るとブッシュマンの取付に到着

2022年05月22日 07:49撮影 by iPhone 8, Apple

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5/22 7:49

も少し下るとブッシュマンの取付に到着

支点は工業用のアンカーとチェーン、シャックルで作られている。

2022年05月22日 09:38撮影 by iPhone 8, Apple

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5/22 9:38

支点は工業用のアンカーとチェーン、シャックルで作られている。

なかなか良い高度感。

2022年05月22日 09:53撮影 by iPhone 8, Apple

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5/22 9:53

なかなか良い高度感。

ブッシュマン2の核心。

2022年05月22日 12:28撮影 by iPhone 8, Apple

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5/22 12:28

ブッシュマン2の核心。

最後は笹原を抜けて一般道に復帰

2022年05月22日 15:13撮影 by iPhone 8, Apple

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5/22 15:13

最後は笹原を抜けて一般道に復帰

撮影機器：

iPhone 8 Apple

装備

個人装備	ソフトシェルズボン靴下グローブ防寒着靴ザックサブザック飲料地図（地形図）ヘッドランプ予備電池携帯時計カメラクライミングシューズハーネスヘルメットチョークロックカラビナカラビナクイックドロースリングロープスリング
共同装備	ロープ

感想

ootanohosi

最近はフリーが多く、アルパインを久しぶりにしたくなり、大台にあるブッシュマンに行く。また同日にブッシュマン、ブッシュマン2の二本を一日で登ることを目標にして現地へ。
早めに取りつきたいため、前日夜に車を走らせて、大台ケ原の駐車場へ。169号線は土砂崩れで一時通行止めになっていたが、早々に復旧し道路の修繕の速さに感謝の一言。
23時ごろに到着して仮眠し、翌朝は朝食をとって6時30分ごろ出発。朝方は前日の雨の影響か、霧に覆われており、道もしけしけで若干不安になる。尾鷲辻を経由し大蛇嵓の分岐につく。まず大蛇嵓に行き、登る蒸籠嵓を眺める。なかなか立派な壁である。分岐まで戻り、中崩谷を下っていく。ガラガラの沢をしばらく下ると、右側に大きな洞窟が見える。そこを越え少しすると右側に目印となる、札を発見。登攀準備して登り始める。
ブッシュマン
1P目
朝一のためしけしけ
特に難しい個所もなく、ホールドも豊富。
2P目
ここもホールドしっかりしているため、しっかり確認して登れば問題なし。
3P目(公式には3，4P目）
今回は60mのシングルロープで登っているため、2ピッチをつなげる。
序盤は凹角をステミングを使いながら登る。なかなか面白い。後半はスラブの登っていく。スラブはやはり怖い。
4P目(公式には5P目)
ブッシュマンの核心であるハング越え。どんなものかと思ったが、体をあげ、ちょっとしたカチを取り、足を上げるとあがれる。思ったよりもスムーズに抜けられた。
5P目(公式には6P目)
最後は傾斜の緩いフェイスを登る。
上に出たら、すぐに懸垂の準備をして下降を始める。今回は60m一本のため、4回に分けて、ブッシュマン2に分かれる、トラーバスの箇所まで降りる。

ブッシュマン2
1P目はブッシュマンと同様。今回は懸垂のため登らず
2P目
懸垂後、チョックストン下で休憩してから登り始める。
トラバース、はじめ、終了点が近すぎるため、勘違いして奥まで入ってしまう。引き返して終了点へ。慎重にいけば難しい個所はない。
3P目(公式には3，4P目)
ハング越え。こちらもブッシュマンの5P目と同様、ホールドが豊富にあるので、しっかり探せば体は上がる。ピッチが短いためそのままつなぐ。次はスラブを登る。ホールドはあるものの、やはりスラブは怖い。なかなか慣れない。
4P目(公式には5P目)
ブッシュマン2の核心、見上げるとこれまでとは違い、なかなか立っている。
初めにフェースを登り、かぶった部分を左側から巻いて上にあがる。下部はホールドを確認しながら、登り、アンダーをつかんでハングを巻いて越えようとやばそうなフレークをつかむと盛大に剥がれる。左をしっかりつかんでいたので、落ちることはなかったがアルパインの怖さを久方ぶりに感じる。上部は下部に比べ、ホールドが細かくなるが、一つずつ処理して超える。何とかオンサイト
5P目(公式には6P目)
下はスラブを登り、上部がフェイスとなる。ほぼ垂直のためなかなか圧迫感がある。しかし要所要所にガバがあるため、確実にムーブができれば越えられる。但し全ピッチでパワーを使い切っていたらしんどいかも。
6P目（公式には7、8P目）
こちらは縦のフレークに指を決めて登る。終了点の手前がなかなかいやらしい。
最後はガバをつかんで思いっきりのっこすと頂上に到着。

今回は2本ともオンサイトで登ることができ、満足できる内容であった。いずれのルートも支点間隔が短く、また1ピッチも短いので初めてマルチを登る方にはいいルートだと感じた。
帰りは来た道を戻り、駐車場に戻る。以前はサマコレを登ったがまた再度登りに来たい。