小川山お殿様岩「大貧民ルート」

2022年05月23日(月) [日帰り]

コースタイム

日帰り

• 山行: 0:40
• 休憩: 2:45
• 合計: 3:25

9:45 廻り目平駐車場
10:05 12:50 お殿様岩
13:10 廻り目平駐車場

天候

快晴

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

5/23 9:40

月曜日の廻り目平の駐車場はがら空き。その向こうに目指すお殿様岩が見えている。

5/23 9:40

アップで撮影。中央手前がお殿様岩で、そのてっぺんを目指す。計画では引き続きその背後にあるあみだ岩にも登る予定だったが...。

5/23 10:06

お殿様岩の名クラシック「イムジン河」（5.11c/d）。私には縁のない世界ですな。。。

5/23 10:27

1ピッチ目に取り付く前に準備をしているところで、私がハーネスを自宅に忘れてきたことが判明。マジですか...。グレードの低いルートなので、確保が必要なピッチは相方にリードしてもらい、自分はスリングで即席のチェストハーネスを作ってフォローすることにした。

5/23 10:34

1ピッチ目は出だしに渋いクラック、その向こうに外傾したスラブがあって意外に悪い。全ピッチ中最も難しかった。

5/23 10:40

2ピッチ目は突き当たりを右へ折れて上がる。

5/23 10:44

こんな感じ。

5/23 10:53

ここもプロテクションはカムになるが、基本ガバなので楽勝。

5/23 10:55

一段上がったところにもう一つクラックが出てくる。ここは右に落ちるとかなり振られることになるので、後続のために振られ止めのカムをクラックの上の方にセットした方がいいかも知れない。

5/23 11:00

バンドの途中の立木でビレイ。

5/23 11:18

3ピッチ目、さらにバンドを進む。この左のスラブを登ることになる。

5/23 11:20

バンドの突き当たりの枯れ木。ここまで進んでビレイしてもいいかも知れないが、ちょっと微妙な位置にあるので先ほどの立木の方が良さそう。

5/23 11:21

スラブはプロテクションなしで10m登るので絶対に堕ちられない。私は右端から微妙な段差をつないで後続した（フリクションは良好だった）が、相方は少し戻ったところから取り付いたらすぐにガバがあったと言っていた。

5/23 11:25

スラブの上は安定した台地状。

5/23 11:25

その向こうに岩塔が見える。

5/23 11:27

岩塔までは歩きになるが、途中にギャップあり。

5/23 11:33

ちょっとばかり怖いギャップまたぎになるので、一応確保した方がいいでしょう。

5/23 11:36

これが噂のトンネルくぐり。太った人は通れないとされているが、私は通れた（喜）。

5/23 11:47

ヘルメットやギアはすべて外し、私が先に抜けて荷物を引き上げてから、後続を迎える。

5/23 11:49

狭い。

5/23 11:51

苦闘中。

5/23 11:52

やっと抜けた！

5/23 12:06

最後は本当のてっぺんまで登る。そこにはラペルリングがあり、安全に降りられる。

5/23 12:14

「ニンジャ」の終了点を使って60mロープ1本で懸垂下降。

5/23 12:28

シュテファン・グロヴァッツ開拓の「ニンジャ」（5.14a）を見上げる。ますます縁のない世界ですな。。。

5/23 12:38

これにて終了。この後、ボルダリングをしてお茶を濁して帰った。

撮影機器：

OLYMPUS Tough TG-6 オリンパス

iPhone SE (第2世代) 128GB au Apple

感想

juqcho

小川山お殿様岩のマルチピッチ「大貧民ルート」。

樹林帯の中の急坂をがんばって取付に着いて、さてロープを結ぼうかというところで私がハーネスを自宅に忘れてきたことが発覚。これまで小さな忘れ物はたびたびしてきましたが、さすがにハーネスを忘れたのは初めてです。

このため、確保を要するピッチは相方にリードしてもらい、私はスリングで作った簡易チェストハーネスでフォロー。最後のトンネルくぐりとその手前の歩きだけ先行させてもらいました。

ルート自体はクラック、スラブ、トンネルとピッチごとに個性があり、てっぺんからの眺めも最高で楽しいものでしたが、この後に続ける予定だった「あみだくじルート」は諦め、軽くボルダリングでお茶を濁して引き上げることになりました。申し訳なし...。

詳細な記録はこちらです。→ https://climb.juqcho.jp/2022/20220523.html