秘境！西表島ジャングル ユツンの滝

2014年04月20日(日) [日帰り]

• GPS: 04:42
• 距離: 5.4km
• 登り: 457m
• 下り: 443m

コースタイム

9：40　ユツン橋際登山口
10：30　最初のナメ
11：15　ユツンの滝到着（11：45滝上部へ出発）
12：00　ユツンの滝上部到着（12：40下山開始）
14：20　ユツン橋際登山口へ下山

天候

快晴　気温26℃前後

アクセス

利用交通機関：

バス

大原港から路線バス（自由乗降可）でユツン橋下車。所要35分、￥600

コース状況／危険箇所等

登山道は踏み跡明確で、リボンも多いが、沢へ降りる為だけの踏み跡や、ナメから登山道への復帰ポイントが分かりにくい箇所も少なくない。
ナメ歩きや渡渉時の飛び石では特に滑り易いため、靴選びと共に荷重移動を意識した歩行を心掛けたい。
全体的に数か所のロープ場を含む緩い登り下りだが、山中は湿度が高いため、少ない疲労感の割に汗が大量に出る。登山口付近や山中で飲み水は手に入らないので、確実に準備を。
今回は虫よけは特に必要ありませんでしたが、季節によっては必須な感じ。
また、近所の温泉施設は閉鎖されたので、是非滝に打たれておきたい。

写真

4/20 11:33

大原港より路線バス。
本数は午前2本、午後2本のみ。

4/20 11:30

乗車したら下車地点をドライバーに伝え、料金を支払うシステム

4/20 17:25

ユツン橋から登山口を臨む

4/20 12:11

ガードレール右わきが登山口

4/20 12:31

アダンのトンネルを進む

4/20 12:40

ジャングル感たっぷり

4/20 13:04

甘い香りと鳥たちの声に包まれます

4/20 13:21

難所はロープに助けられます

4/20 13:29

ポットホールだらけのナメを歩く

4/20 13:33

水面に映る木漏れ日

4/20 13:42

ナメが連続します

4/20 13:55

迷いポイント
このナメは登らず横切るだけ

4/20 14:05

ユツンの滝がっ

4/20 14:17

みそぎ中

4/20 14:44

滝上部への道すがら、海が見えました

4/20 14:49

ユツンの滝最上部へ到着

4/20 15:17

下を覗くとぞわぞわしました

4/20 15:20

珊瑚礁の海が見通せます

4/20 15:45

いろいろな種類のトカゲがいましたよ

撮影機器：

LUMIX DMC-FT2 パナソニック

装備

個人装備

水着・着替え 多めの水分 転倒対策

感想

peachy

石垣島の港を8：00に出発、気持ちよく晴れ渡る海に横たわるジャングル、西表島ユツンの滝へ！
正式名称はユチンの滝っぽいですが、バスの運転手さんに「ユツンね。」と訂正されたため、ユツンで。
西表島の路線バスは本数が1日4本しかないので、タイムスケジュールは慎重に。
タクシーもありますが、大原港からだと5〜6倍のコストがかかりますのでくれぐれも慎重に。
登山道に入ると、トロピカルな甘〜い花の香り、そして鳥たちの聞き慣れない鳴き声に包まれます。
ヘゴやアダン、オオタニワタリが密生し、苔むした岩間を流れるユツン川。まさしくジャングル探検的な雰囲気全開です。
山中は湿度が一層高く、気温の割に発汗しました。夏に歩いたらよっぽどだろうな。。。
靴はダイビングで履くマリンブーツで歩きました。今回は水量が少なく、渡渉時も石の上を渡れば濡らす事はありませんでしたが、水と戯れる気満々だったので。すれ違う人は登山靴の人もいれば、ビーサンを手に持って裸足で歩く人も！マリンブーツというチョイスは個人的にはGoodでしたが、後の調査でフェルト底のシューズが勧められていました。一番のネックは道程のナメ歩きです。苔むしていて湿っており、滑る・滑らないの予測が困難。うっかり転ぶと、そこは硬い岩なのでかなり痛そうです。
滝に到着するとぽっかりと広い岩場になっていて、もう、ホント、エルドラド。
ユツンの滝に打たれ、心（と身体）に積もった汚れを吹き飛ばして参りました。水はそれ程冷たくなかったです。
さらに滝の上部へ登るとまた絶景で、足が震えますが、見下ろす山の木々の凹凸、前方に珊瑚礁の海も臨め、心も震えました。
歩行時間4時間弱、マイナスイオンたっぷりの秘境探検でした。