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Yamareco

記録ID: 4326649
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ハイキング
奥多摩・高尾

馬頭刈山・鶴脚山/払沢ノ滝から周回

2022年05月29日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
7.2km
登り
809m
下り
761m

コースタイム

払沢ノ滝の駐車場7:55−下元郷集落の駐車場(MTBデポ)8:05〜8:15−泉沢尾根取付き8:30−西側の支尾根に乗る8:55−390m圏峰頂上(アタゴ社)9:05〜9:40−北側鞍部9:50−460m圏平坦地10:20―500m圏平坦地10:40−登山道合流10:50−550m圏平坦地10:55〜11:30−716m地点12:05−縦走路に出る12:35−馬頭刈山頂上12:40−鞍部12:50〜13:45−鶴脚山頂上14:10−茅倉尾根下降点14:15−770m圏平坦地14:45−590m圏平坦地15:25〜15:45−579m地点16:00−550m圏林道跡16:10−上の作業小屋16:40−下の作業小屋16:45−フェンス16:50−県道16:55〜17:00−ゴール(払沢ノ滝の駐車場)17:15
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2022年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
五日市市街地から都道33号線を西に進み、橘橋の信号で右折して都道205号線に入る。400mほどで払沢ノ滝の入口となるので、ここを左に入って200mほど進めば駐車場に着く。
コース状況/
危険箇所等
馬頭刈山から南に伸びる泉沢尾根を上り、鶴脚山から南西に伸びる茅倉尾根を下った。なお、払沢ノ滝の駐車場から泉沢尾根の取付き近くまで2.1km程あるが、この間をMTB(自転車)で走った。
下元郷集落の都道沿い駐車場にMTBをデポした。250m圏。後ろの尖った山は泉沢尾根末端の390m圏の峰で、まずここを目指す
2022年05月29日 08:13撮影
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5/29 8:13
下元郷集落の都道沿い駐車場にMTBをデポした。250m圏。後ろの尖った山は泉沢尾根末端の390m圏の峰で、まずここを目指す
秋川を渡って泉沢集落へ向かう。橋から500m先で右に分かれる車道に入ると、2軒の民家で行き止まり
2022年05月29日 08:24撮影
5/29 8:24
秋川を渡って泉沢集落へ向かう。橋から500m先で右に分かれる車道に入ると、2軒の民家で行き止まり
奥の民家の軒先を回り込み、小沢を渡って泉沢尾根に取付く。白いテープが張られ、微かな踏跡がある
2022年05月29日 08:34撮影
5/29 8:34
奥の民家の軒先を回り込み、小沢を渡って泉沢尾根に取付く。白いテープが張られ、微かな踏跡がある
しかしテープも踏跡も直ぐに消え、足場が悪い急斜面をひたすら突き上げる
2022年05月29日 08:49撮影
5/29 8:49
しかしテープも踏跡も直ぐに消え、足場が悪い急斜面をひたすら突き上げる
西に落ちる支尾根に350m圏平坦部で乗った。尾根筋には踏跡がある。眼前に急登が迫るが、踏跡がジグザグに切られている
2022年05月29日 08:54撮影
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5/29 8:54
西に落ちる支尾根に350m圏平坦部で乗った。尾根筋には踏跡がある。眼前に急登が迫るが、踏跡がジグザグに切られている
390m圏峰の頂上に着いた。小さな社が祀られているのにびっくり。どこから登っても厳しいので、参拝に来るのは大変だろうな
2022年05月29日 09:36撮影
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5/29 9:36
390m圏峰の頂上に着いた。小さな社が祀られているのにびっくり。どこから登っても厳しいので、参拝に来るのは大変だろうな
脇に置かれていた札によると、この社はアタゴ社と呼ばれ、火の神とのこと
2022年05月29日 09:07撮影
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5/29 9:07
脇に置かれていた札によると、この社はアタゴ社と呼ばれ、火の神とのこと
ここは泉沢尾根の最南端の峰。ここから馬頭刈山へ尾根筋を北上する。檜原村とあきる野市の境界尾根なので、標識が点在している
2022年05月29日 09:39撮影
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5/29 9:39
ここは泉沢尾根の最南端の峰。ここから馬頭刈山へ尾根筋を北上する。檜原村とあきる野市の境界尾根なので、標識が点在している
アタゴ社の峰の下り始めは藪が多かったが、その後はすっきりした明瞭な踏跡が続いている
2022年05月29日 09:55撮影
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5/29 9:55
アタゴ社の峰の下り始めは藪が多かったが、その後はすっきりした明瞭な踏跡が続いている
400m圏から急登になる。一部に小さな露岩が現れるが大したことはない
2022年05月29日 10:13撮影
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5/29 10:13
400m圏から急登になる。一部に小さな露岩が現れるが大したことはない
460m圏と500m圏で平坦となるので、それぞれで一息つける
2022年05月29日 10:37撮影
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5/29 10:37
460m圏と500m圏で平坦となるので、それぞれで一息つける
530m圏で西側の泉沢集落から上って来た登山道と合流し、本日初めて道標を見る。柱の上部に「北36」の位置情報。登るにつれて数字が減って行く
2022年05月29日 10:48撮影
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5/29 10:48
530m圏で西側の泉沢集落から上って来た登山道と合流し、本日初めて道標を見る。柱の上部に「北36」の位置情報。登るにつれて数字が減って行く
550m圏の平坦部にGPS測位点のポストが設置されていた。同様のポストを倉掛尾根や浅間尾根でも見かけた
2022年05月29日 10:54撮影
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5/29 10:54
550m圏の平坦部にGPS測位点のポストが設置されていた。同様のポストを倉掛尾根や浅間尾根でも見かけた
600m圏から急な尾根となるが、良く踏まれた登山道がジグザグに切られているので歩きやすい
2022年05月29日 11:36撮影
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5/29 11:36
600m圏から急な尾根となるが、良く踏まれた登山道がジグザグに切られているので歩きやすい
700m圏から緩やかな尾根となり、のんびりした気分で歩む
2022年05月29日 11:56撮影
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5/29 11:56
700m圏から緩やかな尾根となり、のんびりした気分で歩む
750m圏から再び急になる。杉林の中の幅広い尾根を登って行く
2022年05月29日 12:18撮影
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5/29 12:18
750m圏から再び急になる。杉林の中の幅広い尾根を登って行く
位置情報「北31」の道標から5分程で主稜線に出た。865m圏。大岳山への縦走路が通じている
2022年05月29日 12:32撮影
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5/29 12:32
位置情報「北31」の道標から5分程で主稜線に出た。865m圏。大岳山への縦走路が通じている
東に一登りすると馬頭刈山の頂上。今日は日曜日、2組の団体で混んでいた
2022年05月29日 12:37撮影
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5/29 12:37
東に一登りすると馬頭刈山の頂上。今日は日曜日、2組の団体で混んでいた
賑やかな頂上から逃れて縦走路を西に進む。鶴脚山との鞍部の北側は木漏れ陽が溢れた静かな広場。ここでのんびり昼飯&コーヒーブレイク
2022年05月29日 13:42撮影
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5/29 13:42
賑やかな頂上から逃れて縦走路を西に進む。鶴脚山との鞍部の北側は木漏れ陽が溢れた静かな広場。ここでのんびり昼飯&コーヒーブレイク
鞍部から鶴脚山へ登る。階段が整備され、良く管理された登山道が続く
2022年05月29日 13:44撮影
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5/29 13:44
鞍部から鶴脚山へ登る。階段が整備され、良く管理された登山道が続く
登り切った頂上部の東端の木に、「鶴脚山 916m」と書かれているが、その上を大きく×。上部に「先です」の表示
2022年05月29日 14:13撮影
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5/29 14:13
登り切った頂上部の東端の木に、「鶴脚山 916m」と書かれているが、その上を大きく×。上部に「先です」の表示
頂上部を西方向に数分進むと、鶴脚山の山名杭が立っていた。杭の上部に東京都の管理番号が付いているから、ここが公式の頂上らしい
2022年05月29日 14:07撮影
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5/29 14:07
頂上部を西方向に数分進むと、鶴脚山の山名杭が立っていた。杭の上部に東京都の管理番号が付いているから、ここが公式の頂上らしい
杭の反対側には道標も建っている。でも、先ほどのペンキ塗りの山名表示があった方が高く、916m地点である
2022年05月29日 14:08撮影
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5/29 14:08
杭の反対側には道標も建っている。でも、先ほどのペンキ塗りの山名表示があった方が高く、916m地点である
916m地点が茅倉尾根の下降点。そこまで戻ってから、この尾根を降り始める。テープ類はしばらく無いが、比較的明瞭な踏跡が続いている
2022年05月29日 14:20撮影
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5/29 14:20
916m地点が茅倉尾根の下降点。そこまで戻ってから、この尾根を降り始める。テープ類はしばらく無いが、比較的明瞭な踏跡が続いている
急下降が続く
2022年05月29日 14:24撮影
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5/29 14:24
急下降が続く
800m圏を切ると急下降は収まり、770m圏では長い平坦地になる。なぜかこの辺りからテープ類が散見される
2022年05月29日 14:45撮影
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5/29 14:45
800m圏を切ると急下降は収まり、770m圏では長い平坦地になる。なぜかこの辺りからテープ類が散見される
740m圏を切ると、一転してこの尾根一番の急降下。踏跡は不明瞭になり、足場がグズグズして滑りやすく緊張する
2022年05月29日 15:00撮影
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5/29 15:00
740m圏を切ると、一転してこの尾根一番の急降下。踏跡は不明瞭になり、足場がグズグズして滑りやすく緊張する
610m圏で尾根が緩やかになると、またGPS測位点のポストを見かける。先程の地名は「下元郷」、今度は「字三都郷」
2022年05月29日 15:17撮影
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5/29 15:17
610m圏で尾根が緩やかになると、またGPS測位点のポストを見かける。先程の地名は「下元郷」、今度は「字三都郷」
600m圏の膨らみに向かって緩やかに上る
2022年05月29日 15:17撮影
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5/29 15:17
600m圏の膨らみに向かって緩やかに上る
590m圏では平坦な地形で尾根を形成していない上、踏跡も消えるのでルート探索に気を抜けない
2022年05月29日 15:45撮影
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5/29 15:45
590m圏では平坦な地形で尾根を形成していない上、踏跡も消えるのでルート探索に気を抜けない
579m地点の近くに露岩があったが、北側を簡単に巻ける
2022年05月29日 16:00撮影
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5/29 16:00
579m地点の近くに露岩があったが、北側を簡単に巻ける
550m圏で尾根は突然切り取られ、直ぐ下に林道の跡らしい平坦地。ここを降りる様にテープがベタに付けられている
2022年05月29日 16:08撮影
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5/29 16:08
550m圏で尾根は突然切り取られ、直ぐ下に林道の跡らしい平坦地。ここを降りる様にテープがベタに付けられている
一段降りると、どう見ても人工的な平坦地。北に回り込んでから、西に伸びる尾根を下る
2022年05月29日 16:09撮影
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5/29 16:09
一段降りると、どう見ても人工的な平坦地。北に回り込んでから、西に伸びる尾根を下る
この先は林業用の作業道が入り乱れている。斜面を横切る道が段となっているので、適当に突っ切りながら降りる
2022年05月29日 16:20撮影
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5/29 16:20
この先は林業用の作業道が入り乱れている。斜面を横切る道が段となっているので、適当に突っ切りながら降りる
この作業道は北に進んでから西に下る
2022年05月29日 16:26撮影
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5/29 16:26
この作業道は北に進んでから西に下る
500m圏で北西に伸びる急な尾根の下部に作業小屋が見えた。作業道は大きく迂回する様なので、尾根筋の倒木を乗り越えながら、強引に直線的に下る
2022年05月29日 16:31撮影
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5/29 16:31
500m圏で北西に伸びる急な尾根の下部に作業小屋が見えた。作業道は大きく迂回する様なので、尾根筋の倒木を乗り越えながら、強引に直線的に下る
作業小屋まで降りてきた。460m圏
2022年05月29日 16:37撮影
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5/29 16:37
作業小屋まで降りてきた。460m圏
この先は良く踏まれた踏跡が真っ直ぐ降りていくので、これを辿る
2022年05月29日 16:40撮影
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5/29 16:40
この先は良く踏まれた踏跡が真っ直ぐ降りていくので、これを辿る
作業小屋がもう一棟建っていた。390m圏
2022年05月29日 16:42撮影
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作業小屋がもう一棟建っていた。390m圏
右下に茅倉集落を見下ろしながらさらに下って行くと、フェンスに行く手を遮られるので、フェンス沿いに左へ下る
2022年05月29日 16:47撮影
5/29 16:47
右下に茅倉集落を見下ろしながらさらに下って行くと、フェンスに行く手を遮られるので、フェンス沿いに左へ下る
フェンスが終わり、小さな沢を横切り、最後は階段を下れば都道に降り立てた。290m圏。後は車道を1km弱歩けば、払沢ノ滝の駐車場でゴール
2022年05月29日 16:57撮影
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5/29 16:57
フェンスが終わり、小さな沢を横切り、最後は階段を下れば都道に降り立てた。290m圏。後は車道を1km弱歩けば、払沢ノ滝の駐車場でゴール

感想

今回も上り下りの枝尾根にバリエーションルートを選んで変化を楽しんだ。

馬頭刈山への登行ルートとしては泉沢尾根を選んだ。
この尾根の上半分には泉沢集落を経由する一般登山道が通じている。そこで地形図を読んで、下元郷集落から直接この尾根に取付いて、下半分の尾根筋も歩くことにした。この結果、檜原村とあきる野市の境界尾根を末端から馬頭刈山まで全域に渡って辿ることになる。

境界尾根はその境を示す標識を埋め、これを維持管理するために、尾根筋に踏跡が付くことが多い。この尾根もこの例に漏れず、明瞭な踏跡が付けられていたので、これを辿ることによって楽に登れた。
尾根の末端から辿ることを目論んだので、まずは最南端の390m圏の頂上を目指した。しかし、これがなかなか手強かった。頂上には小さな社が祀られていて、南に伸びている支尾根が表参道らしい。しかし、秋川の川岸からこの南側支尾根に取付く踏跡が見つからなかったので、西側から谷を詰めるルートを選んだ結果、四苦八苦することになった。

鶴脚山から下りのルートとしては茅倉尾根を選んだ。
この尾根は、某案内書に最難関のバリエーションルートとして紹介されている。しかし、尾根筋の構成は単純で支尾根への分岐が少ないことは、事前に地形図から分かっていたことである。さらに、現場では踏跡も比較的明瞭で、藪漕ぎをすることは皆無であった。このため、下りにもかかわらずルート探索に緊張することはほとんど無かった。
厳しい露岩があるわけでもなく、これで何故最難関レベルなのか不思議だった。結果として、かなり期待外れであった。

いつもは平日に登るが、今回は日曜日なので、山中でもさぞかし混むだろう、と覚悟した。しかし、馬頭刈山〜鶴脚山の縦走路で多くの登山者には会ったが、上りの泉沢尾根や、下りの茅倉尾根では全く人に会うことは無く、静かな山を楽しめました。まあ、こんなマイナーな枝尾根を登降する酔狂な輩はほとんどいないでしょうね。

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