夕張岳（金山コース）

2022年05月26日(木) [日帰り]

• GPS: --:--
• 距離: 16.2km
• 登り: 1,680m
• 下り: 1,674m

コースタイム

日帰り

• 山行: 9:12
• 休憩: 0:48
• 合計: 10:00

4:30 夕張岳金山登山口
7:05 7:15 小夕張岳
10:15 10:50 夕張岳
11:12 11:15 熊ヶ峰
12:55 0:00 小夕張岳
14:30 夕張岳金山登山口

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

登山口まで通行可
5台分くらいの駐車スペースあり

コース状況／危険箇所等

全体的に笹被りが多い

写真

金山コース登山口から出発。
5月に入ってから5名くらいの記帳があった。それなりに人は入っているらしい。

小夕張岳の標高1281mは誤りでは？

最近整備が入った感じはないけど、序盤の道は明瞭。

ダニはそこそこ多い。

・881の北側をトラバースして進む。笹被りのトラバースは歩きづらい。

950mあたりから部分的に残雪が出てきた。

・1108を過ぎると残雪がしばらく続く。
正面に見えるのが1230m？ピークで、小夕張岳と呼ばれているらしい。（地形図に山名表記は無し）

小夕張岳への最後の登り。

小夕張岳到着。木々の間から周囲の山が見えるが、視界が開ける場所はあまりない。

少し下ると夕張岳が辛うじてすっきりと(？)望める場所があった。
残雪のコントラストが美しい。

・1276周辺は残雪と寝ているネマガリで道が分かりづらい。
道を辿っても藪漕ぎになってしまう。

・1276の平坦地から先は不明瞭な夏道を辿るよりも雪を繋いだほうが楽だった。

睡眠不足のせいかいまいち調子も上がらない。
実質3時間しか寝てないからつれーわー・・・

・1415を越えると一面の残雪になり、夕張岳も間近に。
雪があれば頂上まで直登できそう。

足元には一応道は見えるけど、両側から伸びる笹でかなりの抵抗を受ける。

夕張岳の北側をトラバースして夕張コースの分岐へ。
雪は緩んでいて夏靴ツボ足で問題ない。

先日登ったマッターホルンと中岳には、もう雪はほとんど無い。良いタイミングで登れて良かった。

夕張コースの分岐手前からは熊のトレースを使って山頂へショートカット。

神社からはひと登りで山頂へ。

夕張岳到着！
遠くが少しだけモヤってるけど、素晴らしい眺望に恵まれた。

前岳〜滝ノ沢岳方面。

積雪期に芦別岳からの稜線をつないでみたい。

夕張山地は南側にもまだ続いているが、標高は一気に落ちて目立つ山は少ない。

せっかくなので夕張コースに少し進み、熊ヶ峰に寄って行く。
左側のなだらかな所が・1531でピークだと思う。

夕張コースから残雪とハイマツの枝歩き10分で熊ヶ峰に到着。
ピンテが1本結んであった。

熊ヶ峰から見た夕張岳。

帰路は気温も上がって真夏のような暑さだった。
（富良野では最高気温30℃まで上がっていたらしい）

感想

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夕張岳には4年前の10月に夕張コースから一度登っている。その時も山開きの期間は既に終わっていて、国道から自転車で登山口までアプローチした。今回は季節とルートを変えて、未踏の金山コースを歩いてみた。

金山コースは全体的に笹被りが多く、整備された夕張コースとは対照的な感じだった。ピンテや足元の踏み跡で不明瞭ながらも道は見えるのだけど、残雪で横に倒れたネマガリによって道が隠れ、さらに分かりづらくなっている所が多かった。最近笹刈りが入った跡は無いし、このまま何年も経てばさらに藪が深くなってしまいそうだ。

あとは季節的にしょうがないんだけどダニも多い。昨年同時期のポンヤオロマップ岳よりはマシだったが、往路では100匹以上払い落としたと思う。ディート30％の虫除けを塗っていたおかげか刺されなかったのは幸いだった。

笹藪と残雪と睡眠不足のせいか夏山ガイドのコースタイム以上かかってしまったが、好天の中でシーズン前の静かな山を楽しめた。次回は積雪期に芦別岳〜夕張岳の稜線を繋いで歩いてみたい。