羊蹄山【北西側の尾根から】
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,624m
- 下り
- 1,625m
コースタイム
天候 | 高曇り / 強風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
羊蹄山の北西側にある尾根から登って滑ってみた。
当初の計画では駐車地点の正面に見える尾根から登る予定だった。でも下から見た感じでは沢も深いし尾根も細くてどう見てもスキーで登れそうな感じでは無かった。なので急遽予定を変更して右(西)側に見える広めの尾根から登ってみることにした。
まずは目的の尾根に向けて斜め?方向へ進んで行く。まだまだ雪は豊富で小さい沢も全て埋まっており何処でも進んでいける感じだった。
しばらく歩いて深い沢に行く手を阻まれたところで針路を山頂方向へ変える。もう少し先にある尾根から登りたかったが沢が深くてどうしても行くことが出来なかった。
ここからは広い尾根を登って行く感じ。シールが良くきいて登りやすかった。
標高1450m地点まで登ったところでツボ足に変更。尾根はブッシュが酷いので沢と尾根の境目辺りを登って行くことにした。ただ全体的に柔らかい雪で腰まで踏み抜いてしまうことも多くてかなり面倒な登りだった。出来るだけ踏み抜きが少ないところを選んで登った。
登るにつれ徐々に風が強くなってくる。強風というより爆風が吹いていて背負ったスキーが頻繁に風にあおられた。踏み抜きと合わせてとてもツラい登りで何度も心が折れそうになった。
外輪山のピークまで登ると西から吹いてくる猛烈な風に立っているのもツラかった。体ごと飛ばされそうな感じで恐怖を感じた。計画では比羅夫ルート側へ滑ってもう一度登り返す予定だったがこの風では無理なので止めることにした。四つん這いになりながら写真を数枚だけ写したら登ってきたルートから急いで下りる。
少し下りて風が弱くなったところでシールを外してスキーを履く。しかし細い雪渓と急斜面の腐れ雪で滑るのは超困難だった。なので一旦スキーを外して尻滑りで下りることにした。尻滑りは意外と楽しいかも。
標高1690m地点で再度スキーを履く。やっぱり腐れ雪でしんどい滑りだった。樹林帯に入るとそこそこ滑りやすい雪にはなったがストップ気味の雪で何度も転びそうになった。
標高1000m辺りまで滑ったところで休憩。樹林帯の中はさっきまでの強風とは違い穏やかな雰囲気だった。しかし板を外したときに誤ってスキーを深い沢の方へ流してしまい心の中は穏やかではなかった。急いで取りに行ったところ50mぐらい下った沢の手前でトップから突き刺さって止まってくれていた。マジで良かった。
下の方はスキー向けのイイ感じの斜面だったが上の方はブッシュも酷いし急斜面の沢地形を通過する必要もあってイマイチなルートだった。もうこのルートからは登ることは無いような気がする。消化不良気味の山スキーだった。
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