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Yamareco

記録ID: 435261
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
大峰山脈

大峰奥駈道「前鬼口〜釈迦ケ岳〜八経ケ岳〜大普賢岳〜柏木口」

2014年05月03日(土) 〜 2014年05月06日(火)
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mizuki その他2人

コースタイム

【5月3日】
 前鬼口12:08→15:00小仲坊
【5月4日】
 小仲坊5:45→7:54太古ノ辻→深仙小屋→10:13釈迦ケ岳→12:10孔雀岳→13:55楊子ケ宿小屋
【5月5日】
 楊子ケ宿小屋4:51→7:27八経ケ岳8:33→9:56弥山→11:35行者還避難小屋
【5月6日】
 行者還避難小屋5:21→行者還岳→七曜岳→大普賢岳→10:33阿弥陀が森分岐→14:55柏木
天候 5月3日:晴
5月4日:晴
5月5日:雨
5月6日:晴
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス タクシー
・首都圏⇔奈良へ
  奈良交通バス:横浜YCAT23:50→翌朝6:55近鉄奈良駅
         近鉄奈良駅22:30→翌朝5:50横浜YCAT 
・釈迦ケ岳:前鬼登山口へ
  近鉄:大和上市9:54→(奈良交通バス・杉の湯行き)→10:30杉の湯・乗  り換え)10:50→(奈良交通バス・池原行き)→12:08前鬼口
・大普賢岳:柏木登山口から近鉄・大和上市駅へ
  柏木15:56→(奈良交通バス・杉の湯乗り換え)→17:00大和上市
  
コース状況/
危険箇所等
・小仲坊:要予約072-834-1074(平日)、07468-5-2210(土・日)
     風呂あり、食事提供あり(夕食:精進料理:2500円、ビール有り 素泊まり4000円
・奈良交通バス:0463-21-1212、 Web予約も可、1ヶ月前から予約可
・近鉄奈良駅近辺の入浴施設
 「大西湯」:駅歩3分、0742-22-4875、15:00~23:00 石鹸&シャンプー購入可、奈良交通・高速バス待合所の裏
・稜線上の水場:全て出ていた
 「香精水」「鳥の水」「楊枝ケ小屋」の水場 行者雫水」「伯母谷覗近くの沢」
     
【5月3日】
夜行バスが、事故渋滞のため大遅延!
1日に2本しか無い大和上市発のバスに間に合わず、タクシーで前鬼口へ。
2014年05月03日 12:07撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 12:07
【5月3日】
夜行バスが、事故渋滞のため大遅延!
1日に2本しか無い大和上市発のバスに間に合わず、タクシーで前鬼口へ。
だらだらと林道歩き。
でも、こんな綺麗なツツジや・・・、
2014年05月03日 12:50撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 12:50
だらだらと林道歩き。
でも、こんな綺麗なツツジや・・・、
こんな綺麗な滝に励ましてもらい・・・、
2014年05月03日 14:00撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 14:00
こんな綺麗な滝に励ましてもらい・・・、
今日のお宿「小仲坊」に到着です。
関係者はここまで車で入れます。
2014年05月03日 16:34撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/3 16:34
今日のお宿「小仲坊」に到着です。
関係者はここまで車で入れます。
宿泊棟の内部です。
宿泊者には、お風呂の提供がありました。
嬉しいです。
2014年05月04日 06:01撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 6:01
宿泊棟の内部です。
宿泊者には、お風呂の提供がありました。
嬉しいです。
精進料理の夕食。確かに美味しい! 
でも、車で食材を運び上げられるのに、2500円は、高すぎる!
2014年05月03日 18:13撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/3 18:13
精進料理の夕食。確かに美味しい! 
でも、車で食材を運び上げられるのに、2500円は、高すぎる!
【5月4日】
今日も、いい天気です。芽吹き始めた林の中は気持ちいい。
2014年05月04日 06:28撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 6:28
【5月4日】
今日も、いい天気です。芽吹き始めた林の中は気持ちいい。
両童子岩とミツバツツジ
2014年05月04日 07:20撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 7:20
両童子岩とミツバツツジ
「太古の辻」で、いよいよ大峰奥駈道に登り上げます。
2014年05月04日 08:18撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:18
「太古の辻」で、いよいよ大峰奥駈道に登り上げます。
私達にとっては、最初の修行場「大日岳」。岩登りの好きなSちゃんと私は、迷わず、ここを直登。Tちゃんは、巻道で。
2014年05月04日 08:49撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:49
私達にとっては、最初の修行場「大日岳」。岩登りの好きなSちゃんと私は、迷わず、ここを直登。Tちゃんは、巻道で。
登ってくるSちゃん。鎖の1本1本にお経が彫ってありました。
2014年05月04日 08:51撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:51
登ってくるSちゃん。鎖の1本1本にお経が彫ってありました。
山頂には大日如来坐像。
2014年05月04日 08:54撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 8:54
山頂には大日如来坐像。
行く手に釈迦ケ岳
2014年05月04日 08:56撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 8:56
行く手に釈迦ケ岳
幾重にも重なる山々。紀伊の山は深いです。
2014年05月04日 10:32撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 10:32
幾重にも重なる山々。紀伊の山は深いです。
釈迦ケ岳にはお釈迦様。私のような煩悩だらけの人間にも、お慈悲をかけてくださるでしょうか。
2014年05月04日 10:37撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 10:37
釈迦ケ岳にはお釈迦様。私のような煩悩だらけの人間にも、お慈悲をかけてくださるでしょうか。
大台ケ原の方向です。
2014年05月04日 10:38撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 10:38
大台ケ原の方向です。
ヒメイチゲ
2014年05月04日 11:55撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 11:55
ヒメイチゲ
稜線を外れているピークにも、全部登って行きましょう。
2014年05月04日 12:25撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 12:25
稜線を外れているピークにも、全部登って行きましょう。
「鳥の水」:細いですが、ちゃんと出てました。
2014年05月04日 13:01撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 13:01
「鳥の水」:細いですが、ちゃんと出てました。
ここにも登って・・・・、
2014年05月04日 13:36撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 13:36
ここにも登って・・・・、
下りてくると、可愛い鹿のつがいがいました。逃げないで、じっと私達を見つめています。
2014年05月04日 14:11撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 14:11
下りてくると、可愛い鹿のつがいがいました。逃げないで、じっと私達を見つめています。
「楊枝ケ宿小屋」から4分ほど降りると水場。
2014年05月04日 14:22撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/4 14:22
「楊枝ケ宿小屋」から4分ほど降りると水場。
二口ありました。早く着いたので、体を拭いたり、足を洗ったり。
2014年05月04日 14:22撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/4 14:22
二口ありました。早く着いたので、体を拭いたり、足を洗ったり。
【5月5日】
昼頃から雨の予報。降らないうちに距離を稼ごうと、早立ちです。明星ケ岳に登ると・・・、
2014年05月05日 07:16撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 7:16
【5月5日】
昼頃から雨の予報。降らないうちに距離を稼ごうと、早立ちです。明星ケ岳に登ると・・・、
八経ケ岳は指呼の間。大峰山脈の最高峰です。
2014年05月05日 07:44撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 7:44
八経ケ岳は指呼の間。大峰山脈の最高峰です。
八経ケ岳の北斜面には、まだ雪がありました。
2014年05月05日 07:53撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 7:53
八経ケ岳の北斜面には、まだ雪がありました。
弥山の奥宮に参拝。
2014年05月05日 08:15撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 8:15
弥山の奥宮に参拝。
雨が降ってきました。
2014年05月05日 10:07撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 10:07
雨が降ってきました。
分岐には、こんな立派な標識。
2014年05月05日 10:09撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 10:09
分岐には、こんな立派な標識。
会えるとは思ってなかったな!
ヤマシャクヤク。まだ蕾。
2014年05月05日 11:26撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/5 11:26
会えるとは思ってなかったな!
ヤマシャクヤク。まだ蕾。
行者還避難小屋に荷を置いて、靴を脱ぐ前に、行者還岳を登りました。稜線に出る途中に、行者零水。
2014年05月05日 12:49撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 12:49
行者還避難小屋に荷を置いて、靴を脱ぐ前に、行者還岳を登りました。稜線に出る途中に、行者零水。
立派な行者還避難小屋。大きなタンクに行者零水から水を貯め、小屋内の蛇口から水が使えます。トイレもあります。
2014年05月05日 13:16撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/5 13:16
立派な行者還避難小屋。大きなタンクに行者零水から水を貯め、小屋内の蛇口から水が使えます。トイレもあります。
【5月6日】
稜線に上がるまでは、はしごの連続です。
2014年05月06日 05:50撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 5:50
【5月6日】
稜線に上がるまでは、はしごの連続です。
晴れて気持ちの良い朝です。
山上ケ岳(右)。
2014年05月06日 06:57撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 6:57
晴れて気持ちの良い朝です。
山上ケ岳(右)。
大普賢岳方面も、ガスが取れ始めました。
2014年05月06日 07:02撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 7:02
大普賢岳方面も、ガスが取れ始めました。
小さなピークにも立ち寄ります。
2014年05月06日 07:48撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/6 7:48
小さなピークにも立ち寄ります。
花は白。葉は、スミレサイシンのような形のスミレ。
2014年05月06日 08:11撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 8:11
花は白。葉は、スミレサイシンのような形のスミレ。
断崖絶壁から身を乗り出して経文を唱える修行がありますね。ここも業場です。
2014年05月06日 08:36撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 8:36
断崖絶壁から身を乗り出して経文を唱える修行がありますね。ここも業場です。
私達は、恐る恐るのぞき込むだけです。和佐又方面の谷。
2014年05月06日 08:36撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 8:36
私達は、恐る恐るのぞき込むだけです。和佐又方面の谷。
谷の左側の尾根。
2014年05月06日 08:46撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 8:46
谷の左側の尾根。
マンサクが ’満咲く’ でした。    
2014年05月06日 09:03撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/6 9:03
マンサクが ’満咲く’ でした。    
山上ケ岳。私達は、登りたくても叶いませんん。
2014年05月06日 09:07撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 9:07
山上ケ岳。私達は、登りたくても叶いませんん。
大普賢岳は巻くことも出来ますが、私達は勿論、ピークを踏んでいきます。
2014年05月06日 09:10撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 9:10
大普賢岳は巻くことも出来ますが、私達は勿論、ピークを踏んでいきます。
登山道に沿って残った雪。
2014年05月06日 10:04撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/6 10:04
登山道に沿って残った雪。
ここが、南の女人結界。
2014年05月06日 10:48撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 10:48
ここが、南の女人結界。
’おきて’ を守って、私達は、右へ。
2014年05月06日 11:00撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 11:00
’おきて’ を守って、私達は、右へ。
この標識のすぐ右側が、伯母谷覗です。
2014年05月06日 11:26撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/6 11:26
この標識のすぐ右側が、伯母谷覗です。
横から見ると、こんな! 不謹慎ですが、クライミング意欲をそそられます。
2014年05月06日 11:25撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 11:25
横から見ると、こんな! 不謹慎ですが、クライミング意欲をそそられます。
小普賢岳の北面も、すごい断崖絶壁!
2014年05月06日 11:27撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 11:27
小普賢岳の北面も、すごい断崖絶壁!
和佐又山ヒュッテが見えます。後ろは、和佐又山。あそこを入下山口にする人が多いようです。
2014年05月06日 11:29撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 11:29
和佐又山ヒュッテが見えます。後ろは、和佐又山。あそこを入下山口にする人が多いようです。
急な谷筋には、まだ雪が残り、難儀しますが・・・、
2014年05月06日 11:59撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/6 11:59
急な谷筋には、まだ雪が残り、難儀しますが・・・、
頭上には、アケボノツツジ。
2014年05月06日 12:31撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 12:31
頭上には、アケボノツツジ。
あけぼのツツジの群落。左下の木は満開。
2014年05月06日 12:39撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/6 12:39
あけぼのツツジの群落。左下の木は満開。
アケボノツツジの優しい色合いが大好きです。
2014年05月06日 12:48撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 12:48
アケボノツツジの優しい色合いが大好きです。
ほら、山桜も!
2014年05月06日 12:50撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 12:50
ほら、山桜も!
点描派の絵のような木々の芽吹き。
2014年05月06日 12:54撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/6 12:54
点描派の絵のような木々の芽吹き。
柏木口へ下山。懐かしさを感じる家並です。
2014年05月06日 15:10撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/6 15:10
柏木口へ下山。懐かしさを感じる家並です。
一丁ごとに、信徒の方々が寄進された道標がありました。これはその起点の標識です。
2014年05月06日 15:10撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 15:10
一丁ごとに、信徒の方々が寄進された道標がありました。これはその起点の標識です。
あ、見つけた! 
2014年05月06日 15:15撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
5/6 15:15
あ、見つけた! 
冷たいビールを飲みながら、バスを待ちました。
2014年05月06日 15:15撮影 by  u1030SW,S1030SW , OLYMPUS IMAGING CORP.
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5/6 15:15
冷たいビールを飲みながら、バスを待ちました。
撮影機器:

感想

・友人の希望に付き合って、大峰奥駈道の一部を歩いた。
・吉野⇔熊野 の全山踏破は、女人禁制区間「小天井岳〜山上ケ岳〜阿弥陀森分岐」があるため、もとより、女性では不可能。加えて、友人は、5月GWの4日間しか日が取れない。
・そこで、大峰山脈の標高の高い部分を歩くことにした。近鉄奈良駅まで首都圏から夜行バスで往復という、年寄りには結構ハードな日程。

・行きの夜行高速バスは事故渋滞のため、1時間余り遅れて近鉄奈良駅着。電車を乗り継いで大和上市に着くも、予定していたバスには間に合わなかった。
・1日2本しかないのだからどうしようもない。同様な登山者が一人いて、相乗りタクシーで前鬼口バス停へ。小仲坊まで歩いて30分ほどの林道ゲートまでタクシーで入れるが、経費節約!

・古い修験道の歴史をもつ山域を歩こうとするのに、忙しさにかまけて不勉強のまま入山。
・道端の標識や石像、地名や山名の由来など、3人のわずかな知識を持ち寄って、推測の域を出ない解釈をつけながら歩く。
・GWであるが、山頂の避難小屋は混み合わず、各水場も出ていて快適に過ごせた。
・八経ケ岳の北斜面から登山道に雪が残るようになるが、気温が高かったせいか滑ることはなかった。踏み抜きに要注意だが、あと1週間もすれば、融けて無くなってしまうだろう。
 
・今回歩いた稜線からは、360度、山また山。近景から少しずつ色調を薄めながら、幾重にもうねり重なる景色は、本当に美しい。広域地図で、特徴的な山容の山を山座同定するのも楽しかった。
・白装束の修験者、その横をデイパックで走り抜けるトレイルランナー、麓の登山口から目指すピークをピストンする者、そして、私たちのような大荷物の縦走者・・・、人それぞれの目的と楽しみ方を受け入れてくれる山だからこそ、マナーを心して登りたいものだ。
・岩陰のティッシュペーパー、避難小屋に置き捨てられたゴミ、登山道脇に捨てられたペットボトルなど、たくさんのゴミが目についた。

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コメント

アレッ mizukiさんも!
こんばんわ。
お疲れ様でした!
何より夜行バスが登山よりも辛かったのでは?

レコ友も行きましたよ!
半分に分けて、前回は北で、今回南を歩かれてます。

長丁場ですけど・・・
ナイトハイク込みで一泊は厳しいでしょうか?
2014/5/7 19:19
Re: アレッ mizukiさんも!
niiniさん、こんばんは。
GWは混んでいるだろうと思って行きましたが、そうでもありませんでしたよ。山域が広いので、バラけてしまうからでしょうか・・・。

吉野奥千本を3日の暗い内に出発して、その日の夜に「楊枝ケ小屋」に来たトレランナーに会いましたから、niiniさんなら、私たちのたどったコースを1泊2日で歩けると思いますよ。
でも、走り抜けるだけではもったいないルートです。
6月には、八経ケ岳付近のオオヤマレンゲが開花するそうです。ぜひぜひ!
                                mizuki
2014/5/7 22:17
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