瑞牆山本峰南壁トムソーヤの冒険・大ヤスリ岩ハイピークルート

2022年06月01日(水) [日帰り]

• GPS: 09:20
• 距離: 10.4km
• 登り: 1,757m
• 下り: 1,768m

コースタイム

日帰り

• 山行: 4:06
• 休憩: 5:13
• 合計: 9:19

5:50 県営無料駐車場
6:03 6:03 富士見平林道交差
6:16 6:16 富士見平林道終点
6:19 6:19 富士見平湧水
6:24 6:24 富士見平小屋
6:35 6:37 小川山・瑞牆山分岐
6:40 6:42 天鳥川出合
7:18 8:41 大ヤスリ岩
9:49 11:00 瑞牆山
11:03 11:03 弘法岩黒森分岐
11:13 13:40 大ヤスリ岩
14:03 14:04 桃太郎岩
14:11 14:12 小川山・瑞牆山分岐
14:25 14:25 富士見平小屋
14:30 14:30 富士見平林道終点
14:36 14:39 富士見平林道交差
14:51 14:52 瑞牆山荘
15:04 15:06 県営無料駐車場
15:09 ゴール地点

天候

晴れ

アクセス

利用交通機関：

自家用車

写真

6/1 6:10

6/1 7:48

・トムソーヤの冒険1P取り付き、画像左の木から登る。

6/1 8:17

・2P入り口の穴。穴の中、ステミング、ステミング抜け口に小さなチョックストーンガバを使いたくなるけれど、動く。カム＃5か＃6が決まる。

6/1 9:20

・4P気持ちいいハンドクラック。その後のクラック沿いにロアダウンするのが怖かった。

6/1 12:31

・大ヤスリ岩の頭。

6/1 12:31

・大ヤスリ岩からの瑞牆山山頂。山頂からの声援が有難い。

6/1 12:31

6/1 12:33

・山頂で応援して頂いた方が、写真を送ってくれました。ありがとうございます！

洞穴ルート

大ヤスリ岩

撮影機器：

Xperia XZ2 Compact SO-05K docomo SONY

感想

genter

Nさんと瑞牆バリエーションへ。
良く耳にする瑞牆山南壁下部左岩壁の洞穴ルートとその上部のだるまフェースを繋げて山頂に抜ける通称トムソーヤの冒険へ。

ヘッデン付けて狭いチムニーを抜ける登攀はたしかにケービングやってる様で冒険感あるかも。
2P目がザックを背負って登ると中々難しく、前々日のワイドクラックでやられたひざの内側の擦り傷を再び岩に擦り付けなくてはならず、もうやめてくれ！と、ひざが言っているような気がした。
クライミング要素は少ないルートだけど、上部のクラックがバチ効きハンドで高度感あって気持ち良い。
持っていったカムは0.75〜5が1セットプラス1〜3が1つずつ。
あんまり使わなかったので1〜5の1セットで足りそう。
平日だけど山頂は賑わっていた。

山頂からの帰りがてら大ヤスリ岩のピークに立てるハイピークルート3P目へ。
アブミを2つ使った人工ルートだけどロケーションが抜群で40mの垂壁をどんどん高度を上げていくのが気持ち良い。
そして山頂からの応援がちょっと恥ずかしい。
リングがないリングボルト対策に細引とナッツを持っていったけど、全てのボルトに何かしらの細引などがかけてあった。
見た目は悪いけどあるとかなり楽。ケブラーもあった。
ひとつ飛ばしでクイックドローにロープかけて行ったら使ったクイックドローは全部で10本だった。23本持って行ったので全部かけても大丈夫だった。
おとなりの12cのユグドラシルはランナウトヤバそうでした。

大ヤスリのピークは広々としていて大変気持ち良い。某クライマーがBBQガイドやったのも頷ける。ビバークも出来そう。
支点がしっかりしてるのでシングルfixしてユマーリングで何人か登って来てもらいつつ荷上げでグリルや炭を上げれば全然いけそう。
ここで焼き鳥炭火で焼きながらビールとか飲んだら最高そうだ。
誰か今度こっそりやりましょう。

追記
大ヤスリの取り付きには登山道から行くと、5.7くらい5mのクライミングをしなければならない。リングボルトにダブルでセルフ掛け替えながら突破出来るがロープは出した方が良いかも。
大ヤスリのピークから50mロープ2本でその5.7の5m分も一気に懸垂できるけど、引き抜くとほぼスタックする形状かと思う。我々はスタックした。避けようが無さそうなのでめんどくさがらずに2回に切ると良い。