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積雪期ピークハント/縦走
白山

白山・別山

2008年04月29日(火) [日帰り]
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コースタイム

市ノ瀬5:51→9:27チブリ尾根避難小屋→11:50御舎利山→12:22別山
天候 午前は曇りで御前峰見えず、午後は晴れ
過去天気図(気象庁) 2008年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
市ノ瀬の駐車場を利用
コース状況/
危険箇所等
下の水場あたりから雪道
5:50 閑散とした市ノ瀬駐車場
5:50 閑散とした市ノ瀬駐車場
猿壁堰堤登山口。全く雪はない
猿壁堰堤登山口。全く雪はない
上の水場あたりから雪がつながる。薄い踏跡を辿るも下りのトレースだったような?
上の水場あたりから雪がつながる。薄い踏跡を辿るも下りのトレースだったような?
チブリ尾根避難小屋
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チブリ尾根避難小屋
別山の上はガスに包まれている。少し心配な天気だったが、やがてガスは晴れた
別山の上はガスに包まれている。少し心配な天気だったが、やがてガスは晴れた
広大な雪原を横切るとその先は御舎利への直登
広大な雪原を横切るとその先は御舎利への直登
だいぶ登ってきた
だいぶ登ってきた
だんだん傾斜がキツくなる
だんだん傾斜がキツくなる
急斜面中ほどにて。このあたり雪が腐りきっていて股までゴボる。
(先行者はゴボってないようだが… やはり体重差か 汗)
急斜面中ほどにて。このあたり雪が腐りきっていて股までゴボる。
(先行者はゴボってないようだが… やはり体重差か 汗)
あと少し
最後は雪が切れている
あと少し
最後は雪が切れている
御舎利山直下の夏道が出たところから下を見る
御舎利山直下の夏道が出たところから下を見る
御舎利山着。風が強く寒いが別山へはのんびり行こう
御舎利山着。風が強く寒いが別山へはのんびり行こう
三ノ峰を経て続く美濃禅定道の稜線。いつか歩いてみたい
三ノ峰を経て続く美濃禅定道の稜線。いつか歩いてみたい
ガスがようやく切れて御前峰が見えてきた。次はここへ登る
ガスがようやく切れて御前峰が見えてきた。次はここへ登る
こんなところを登って下りてきた
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こんなところを登って下りてきた
チブリ小屋まで下りたところで今日のルートを振り返る
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チブリ小屋まで下りたところで今日のルートを振り返る
別当出合を見下ろす
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別当出合を見下ろす
駐車場の車はほとんどいなくなった
駐車場の車はほとんどいなくなった
白峰へ戻る県道から振り返ると別山が夕日を浴びていた
白峰へ戻る県道から振り返ると別山が夕日を浴びていた

感想

GW山行第一弾は別山に。
市ノ瀬への県道は先日開通したばかりだ。
チブリ尾根避難小屋までは十分行ける自信はあったが、その先御舎利山へ登るルートはかなり急だ。
もちろんアイゼン・ピッケル持参で万全を期したが、無理せず体力を温存しつつ登ろう。

と思っていたが、チブリ尾根へ上がるまで雪上の直登が多く、消耗を強いられる。
薄い踏み跡を辿ったが、靴跡が下方向だったので下りのトレースを登ったのかも。
(実は帰りはぜんぜん違うルート=ほぼ夏道を下った。こっちの方が楽)
おまけに尾根へ上がる直前、急な斜面の雪が切れており、ぬかるんだ泥が滑って何度も滑落 (汗
先行者は軽く上がったのに体重の差か…
右往左往ズルズルーを繰り返し、雪の残った斜面を見つけてなんとか這い上がった。
お尻が泥だらけとなり、一気に疲れを感じることに。

という訳で半バテ状態でチブリ小屋へ着くが、御舎利・別山上部はガスで見えない。
先行者は天気が悪いからと言って引き返してしまった。
まだ時間はたっぷりあるので自分はしばらく様子見することに。
昨年6月もここまで来たが、昼寝して帰っちゃったしなぁ。今年は登りたい。

30分ほど待つとガスが晴れてきてこれなら行けそう。
後から来た2・3人のパーティー数組が上へ登っていった。
もちろん自分も後を追う。

御舎利山への登りは急な壁に見えるが、実際は最大45度くらいか。
雪はズボズボに腐っており、ピッケルが簡単に根元まで刺さってしまう。
これではせっかくのピッケルも役に立たないなぁ。
シラビソの最上部だけ雪の上に出ている疎林に沿ってゆっくり確実に一歩を進めるが、時折股下まで雪にはまる。
先に登った人はゴボってないのに何でじゃー (汗
数歩足を進めてゴボっ、その先でまたゴボっ。急斜面でコレはさすがに疲れる。
ゴボっている限り滑落はないと思うが、下を見ないように足を進める。
斜度が最も強い御舎利直下は夏道が出ているので問題はなかった。

チブリ小屋を出て1.5H。ようやく御舎利山に到着。
稜線上はかなり風が強い。
御舎利山の標識下にピッケル・アイゼンをデポし、ゆっくり別山へ向かった。
ここでも途中何度もゴボっゴボっ。
スノーシューを持ってくれば良かったかも。

12:00 別山着。
久しぶりの別山山頂だが、風が強く寒い。
お昼は小屋で摂ることにして、残念だが早々に下山。

下り斜面は登りよりもずっと怖いかなと思ったが、腐った雪のおかげで思ったよりも下りやすい。
一昨年の晩秋にここを下った時は膝が痛くてたまらなかったが、雪は適度にクッションとなって快適だ。
ガスに隠れていた御前峰もすっかり晴れ渡ってきた。

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