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Yamareco

記録ID: 437990
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ハイキング
甲信越

御岳昇仙峡の羅漢寺山でまさかのバリルートさ迷い★でも観光もできた

2014年05月01日(木) [日帰り]
 - 拍手
GPS
06:46
距離
17.1km
登り
1,191m
下り
1,186m

コースタイム

_9:47 昇仙峡入口(天神森バス停)
   <<< バリルートさ迷ったので大幅ロスタイム>>>
   <<< いや、ロスでなくて楽しかった    >>>
12:00 太刀の抜き石
12:15 白山展望台
12:53 白砂山
   <<<昼食休憩>>>
13:57 パノラマ台
14:28 弥三郎岳
15:25 ロープウェイ乗り場付近(下側)
15:30 仙娥滝(せんがたき:名瀑百選)
16:32 天神森バス停



天候 晴れ ただし雲が多く富士山や南アルプスは見えなかった
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス
甲府駅から昇仙峡までバスで590円
コース状況/
危険箇所等
●千田地区からのルートは山と高原地図では赤破線ルートとなっている
 舗装道路から取り付く点に民家があり入りにくい(今回は高巻した)
 それよりも、取り付き点を無視して進み地図にないルートを探ったため
 バリルート探索となってしまった。
 トラバースで破線ルートに合流を目指したが岩の山のため無理な話だった。

●実線ルートは全く問題ない

●今回ロープウェイパノラマ台駅から下ったルートは地図にない
 地図には弥三郎岳の先に破線が延びているが現地では
 その先は立ち入り禁止?
 (どういう表示だか写真は撮らなかったが何か札が立っていた)





こんな観光地でまさかバリルートを歩くとは思わなかった。
こんな観光地でまさかバリルートを歩くとは思わなかった。
先ず、山に取り付かず観光ルートを歩く。色々な石(岩)が次々と現れます。この画像は改竄しています。(書かなくても分かるって・・・)
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先ず、山に取り付かず観光ルートを歩く。色々な石(岩)が次々と現れます。この画像は改竄しています。(書かなくても分かるって・・・)
最初のうちは気持ち良く歩いていましたが・・・
最初のうちは気持ち良く歩いていましたが・・・
すぐに飽きて、というより坂道を歩きたくて山へのルートに変更。これがバリルートの始まり。
すぐに飽きて、というより坂道を歩きたくて山へのルートに変更。これがバリルートの始まり。
何か尖がった岩が見えてきました。(後で何かは判明)
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何か尖がった岩が見えてきました。(後で何かは判明)
地図のルートは明らかに民家の庭の中に入っていくのでその先に進んでみた。するといかにも里山の道という雰囲気を発見。
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地図のルートは明らかに民家の庭の中に入っていくのでその先に進んでみた。するといかにも里山の道という雰囲気を発見。
案の定100mほどで踏み跡はほとんでなくなった。
案の定100mほどで踏み跡はほとんでなくなった。
おや、きれいな尾根にでたぞ。ところがここだけですぐに険しい岩の道となる。
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おや、きれいな尾根にでたぞ。ところがここだけですぐに険しい岩の道となる。
よじ登りながら平らな岩の上に出た。
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よじ登りながら平らな岩の上に出た。
展望は良いが雲が多く遠くの山が見えない。
展望は良いが雲が多く遠くの山が見えない。
でもあの尖がった岩が近づいてきたぞ。
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でもあの尖がった岩が近づいてきたぞ。
アップで。
さらに岩をよじ登っていくとペンキで何か書かれている岩が出現。読めない。こっから先は岩場が険し過ぎて登れない。
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さらに岩をよじ登っていくとペンキで何か書かれている岩が出現。読めない。こっから先は岩場が険し過ぎて登れない。
巻道らしい踏み跡(獣道かもしれないが)を発見し進む。
巻道らしい踏み跡(獣道かもしれないが)を発見し進む。
数分で進退窮まった。左の岩を登るしかないがクライミング技術ないので断念。
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数分で進退窮まった。左の岩を登るしかないがクライミング技術ないので断念。
戻る途中おじそうさんらしき後姿を発見。
戻る途中おじそうさんらしき後姿を発見。
これでした。やはり地元の人が訪れるかもしれない場所だった。
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これでした。やはり地元の人が訪れるかもしれない場所だった。
花崗岩の山はトラバースは無理だった。丹沢とは違う。
花崗岩の山はトラバースは無理だった。丹沢とは違う。
さらに下っていくと ん? とびっくり。谷をはさんで水道管?が空中配管されているではないか。
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さらに下っていくと ん? とびっくり。谷をはさんで水道管?が空中配管されているではないか。
たどってみよう。
たどってみよう。
するとやはり受水槽らしき施設があった。
するとやはり受水槽らしき施設があった。
近くには鳥居があり、先ほどの岩の上にあった石仏と関係があるのかもしれない。
近くには鳥居があり、先ほどの岩の上にあった石仏と関係があるのかもしれない。
そんなわけで、先ほどのバリルート入口まで戻って来た。
そんなわけで、先ほどのバリルート入口まで戻って来た。
地図に従って行こうと思ったが住居侵入のような雰囲気なので高巻してみた。
地図に従って行こうと思ったが住居侵入のような雰囲気なので高巻してみた。
その後は赤テープが頻繁にありルートであることが分かる。でも道標はいっさいない。
その後は赤テープが頻繁にありルートであることが分かる。でも道標はいっさいない。
途中、どこを通ればよいかのと思うようなところもあったがなんとか通過。
途中、どこを通ればよいかのと思うようなところもあったがなんとか通過。
破線ルートにしては歩きやすい。
破線ルートにしては歩きやすい。
そして実線ルートと合流。ここで初めて千田地区への道であるという道標があった。
そして実線ルートと合流。ここで初めて千田地区への道であるという道標があった。
一瞬ぎょっとするよなゲジゲジが・・・・
一瞬ぎょっとするよなゲジゲジが・・・・
倒木の後ろに隠れて道標。
倒木の後ろに隠れて道標。
こんな表示が出てきた。バリルートで疲れていたのでパスしようとしたが、待てよ、もしかしてあの「尖がった岩か」?
こんな表示が出てきた。バリルートで疲れていたのでパスしようとしたが、待てよ、もしかしてあの「尖がった岩か」?
行ってみよう。
おお!やはりそうだった。
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おお!やはりそうだった。
次はここ、白砂の山。金峰山や瑞牆山の仲間の花崗岩なのかね
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次はここ、白砂の山。金峰山や瑞牆山の仲間の花崗岩なのかね
この「アイマーク」は「展望」の意味かな。
この「アイマーク」は「展望」の意味かな。
おっと景色が開けている。
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おっと景色が開けている。
正面に甲斐駒が。でもこれ以外は雲に隠れていた。
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正面に甲斐駒が。でもこれ以外は雲に隠れていた。
こちらは奥に茅が岳。白砂がまぶしい。
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こちらは奥に茅が岳。白砂がまぶしい。
昨日雨が降ったので足跡消えたみたいで、私がバージンスノウ・・・でなくてバージンサンドを踏んだ。
昨日雨が降ったので足跡消えたみたいで、私がバージンスノウ・・・でなくてバージンサンドを踏んだ。
結構下までおりて行ける。
結構下までおりて行ける。
雲がなければ南アルプスが見渡せるのに。
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雲がなければ南アルプスが見渡せるのに。
白砂から少し歩くと「熊研」さんの注意書き。
白砂から少し歩くと「熊研」さんの注意書き。
かなり疲れながらゆっくり歩いてやっと白砂山だ。さっきの白砂(白山)と何が違うのか?と疑問に思いつつ進む。
かなり疲れながらゆっくり歩いてやっと白砂山だ。さっきの白砂(白山)と何が違うのか?と疑問に思いつつ進む。
なるほどこちらは見える景色が違う。(当たり前か)羅漢寺山、弥三郎岳が正面に見える。
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なるほどこちらは見える景色が違う。(当たり前か)羅漢寺山、弥三郎岳が正面に見える。
瑞牆山を思い出すな〜〜。
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瑞牆山を思い出すな〜〜。
羅漢寺山まで待てないのでここで昼食休憩。急坂の頂上の岩に座って真下を見ながら・・・
羅漢寺山まで待てないのでここで昼食休憩。急坂の頂上の岩に座って真下を見ながら・・・
重い腰を上げて歩き出すと次はこれ。見るだけって書いてある。
重い腰を上げて歩き出すと次はこれ。見るだけって書いてある。
これかな?良くわからなかった。
これかな?良くわからなかった。
さて最後のひと登り。
さて最後のひと登り。
ふう〜〜やっと着いた。
ふう〜〜やっと着いた。
でも富士山は見えない。
でも富士山は見えない。
あまり深く考えてはいけないものが結構ある。
あまり深く考えてはいけないものが結構ある。
桜はほぼ終了。
これよりも・・・
これよりも・・・
こちらがメインですね。
こちらがメインですね。
周りは観光客でいっぱいで私は浮いている。
周りは観光客でいっぱいで私は浮いている。
では弥三郎岳へ。
では弥三郎岳へ。
途中能泉湖が見える。
途中能泉湖が見える。
この看板が自然(の雰囲気)を守っていない気がするのは私だけか。
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この看板が自然(の雰囲気)を守っていない気がするのは私だけか。
あれ、ここからが登山口か。それでは今までは登山ではないってことか。(観光、観光)
あれ、ここからが登山口か。それでは今までは登山ではないってことか。(観光、観光)
確かに観光ルートにしては急な階段。
確かに観光ルートにしては急な階段。
岩にステップが切ってある。
岩にステップが切ってある。
もうすぐ頂上か。
もうすぐ頂上か。
はしご場。
岩に登ったらさらに先にもある。
岩に登ったらさらに先にもある。
展望はすばらしい。
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展望はすばらしい。
この上が弥三郎岳の山頂。でも山名表示はなかった。
この上が弥三郎岳の山頂。でも山名表示はなかった。
ここは山頂の一つ下の広い岩。手すりはないので滑ったら命はなさそうな場所。
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ここは山頂の一つ下の広い岩。手すりはないので滑ったら命はなさそうな場所。
さっきより良く見える。
さっきより良く見える。
うーん、観光地はやはり違う。異次元の世界だ。
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うーん、観光地はやはり違う。異次元の世界だ。
これは一番上より。さあ下りようと思ったら・・・
これは一番上より。さあ下りようと思ったら・・・
金峰山の五丈岩がはっきり見えるではないか。
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金峰山の五丈岩がはっきり見えるではないか。
基本的に花崗岩の山なんですね。白い。
基本的に花崗岩の山なんですね。白い。
ロープウェイ山頂駅の横に和合権現。
ロープウェイ山頂駅の横に和合権現。
こんなものがあります。(注意:画像は改竄されています)
こんなものがあります。(注意:画像は改竄されています)
こんな由来でした。
こんな由来でした。
もう疲れたので金桜神社へ行かずに下りたいと思っていたら、地図にない下山路発見。
もう疲れたので金桜神社へ行かずに下りたいと思っていたら、地図にない下山路発見。
ほとんど人が通らない雰囲気だったがこの石垣で土留めした場所は苔むしてきれいだった。
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ほとんど人が通らない雰囲気だったがこの石垣で土留めした場所は苔むしてきれいだった。
下りてきました。
下りてきました。
あとは観光です。これは仙娥滝。
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あとは観光です。これは仙娥滝。
深い渓谷の横の遊歩道を行きます。
深い渓谷の横の遊歩道を行きます。
まるで彫刻のようです。
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まるで彫刻のようです。

感想

観光地でバリルートなんで全く考えていませんでした。

<ことの発端>
当初はすぐに山に取り付いて帰りに渓谷沿いを歩く予定だったのですが、
何を思ったか最初に観光ルートを歩きだしました。

いい景色だな、と思いながら歩いていると何だかもの足りない。
そうだよな、山に登りに来たんだし、最初から登った方がすっきりするよな・・・
と思い直して途中から登るルートに変更です。(破線ですが一応地図にもあるし)

ところが、破線ルートの取り付き場所は民家の敷地の中です。

うーんと考えて周りのルートを探ってみることにしました。
これがバリルートの始まり。

あとは写真の通りで、色々と発見があってとても面白かったのですが
結局断念して地図通りのルートに復帰しました。
岩山は地図を読んでも思うとおりのルートはほぼ不可能ということでした。

雲が多くて展望はありませんでしたが、それなりに良い経験ができました。

歩いたルートを地理院の地形図で見るとバリ部分はすごい場所でした。
我ながらびっくり。

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コメント

WeeklyClimさん/これは、かなりなバリルート
確か、コメントさせて頂くのはお久しぶりということになるかと思います。
地元民の私さえもなかなか歩かないバリルートレコに驚かされました。
私はちょうど2年ほど前に「太刀の抜き岩」から弥三郎岳の部分を歩きました。この部分は「甲斐市自然観察路」ということになっているようです。
あの抜き岩が、このように昇仙峡の下の方から見上げることができるとは知りませんでした。下記の私のレコ写真22がWeeklyClimさんが登ってこられたあたりでしょうか。見下ろしても一面の森ですね。
「地図には弥三郎岳の先に破線が延びているが」とあるルートも歩いています。手前の標識は「非常に危険 要注意」ですね。(^^)(同じく写真46)
で、その先は5分ほどで断崖に突き当たって終わりです。
http://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-189132.html

昇仙峡の渓谷沿いの道は明治?だかに作られた新しい道で、江戸時代は山の中の道を歩いて金峰山登拝していたそうですから、これはそういう歴史的な道の一つかもしれません。途中の「お地蔵様」は頭に何か獣を載せているように見えます。馬頭観音でしょうか。興味深いです。
それにしてもかなりなルートをかなりな距離歩かれていますね。お疲れさまでした。
2014/5/3 7:37
思わぬ展開でしたがより印象に残りました
こんにちは、pasocomさん

いつもくわしい情報提供ありがとうございます。

なるほど「非常に危険 要注意」でしたか。
おそらく疲れていなければ探ってみたかと思いますが
そんな元気は残っていませんでした。

安全第一ではありますが、これからも探究心を大切にしながら
○名山とかにこだわらないで色々な山を巡って行きたいですね。
2014/5/3 15:24
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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技術レベル
2/5
体力レベル
2/5

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