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記録ID: 438709
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★乗鞍岳 剣ヶ峯スキー 三本滝からツアーコースを外れて

2014年05月02日(金) [日帰り]
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ssPENTAGONss その他1人
GPS
--:--
距離
9.5km
登り
1,255m
下り
1,236m

コースタイム

7:00三本滝ー8:10ツアーコース上(休憩)ー12:30剣ヶ峯

13:10山頂よりドロップインー13:40東面沢下部(これより登り返し)ー15:20三本滝

天候 晴れ 時々 曇り 
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
前日の夜降雪があったようで、雪面は良質ザラメ雪で快走でした。
今回は三本滝からのツアーコースを外れて行きましたが、樹林帯を行くのでルートファインディングが必至です。
また、沢からの登り返しが結構きついので、上り返す場所を選択できる目が必要です。
今回は師匠が全てを見極めてくれたので、安全に登攀&滑走が出来ました。
私の技量では単独は不可です。

三本滝レストハウスよりスタート。
バスには乗りません。
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三本滝レストハウスよりスタート。
バスには乗りません。
本日引っ張って頂ける師匠
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本日引っ張って頂ける師匠
レストハウス前のゲレンデ。
上部より。
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レストハウス前のゲレンデ。
上部より。
ゲレンデを歩きます。
このときは風も無く、天気が良くて暑かったです・・・
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ゲレンデを歩きます。
このときは風も無く、天気が良くて暑かったです・・・
ゲレンデ上部よりツアーコースの最初の急斜面を登りきった所で休憩。
ここからツアーコースを外れて樹林帯へ入ります。
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ゲレンデ上部よりツアーコースの最初の急斜面を登りきった所で休憩。
ここからツアーコースを外れて樹林帯へ入ります。
前穂、吊り尾根が見えます。
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前穂、吊り尾根が見えます。
目指す山頂が見えてきました。
右奥が剣ヶ峯。
左は高天ヶ原
ツアーコースを外れた所からまっすぐ高ヶ原を目指してきました。天
沢をいくつか越えます。
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目指す山頂が見えてきました。
右奥が剣ヶ峯。
左は高天ヶ原
ツアーコースを外れた所からまっすぐ高ヶ原を目指してきました。天
沢をいくつか越えます。
高天ヶ原前の大沢には降りれません。
でも師匠はこの沢を滑りたそうです。
ずっと沢沿いに歩き、地形を読みながら登ります。
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高天ヶ原前の大沢には降りれません。
でも師匠はこの沢を滑りたそうです。
ずっと沢沿いに歩き、地形を読みながら登ります。
後はまっすぐ剣ヶ峯へ。
右のほうから位ヶ原のバス停から来る人々がたまに見えます。
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後はまっすぐ剣ヶ峯へ。
右のほうから位ヶ原のバス停から来る人々がたまに見えます。
大沢の上部、剣ヶ峯南側のコルを目指しますが・・・
バス停方面からの先行者が目の前をトラバースし、師匠はそれを避けるように登り始めました。
師匠はノートレース、ノートラックがお好きなようです。

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大沢の上部、剣ヶ峯南側のコルを目指しますが・・・
バス停方面からの先行者が目の前をトラバースし、師匠はそれを避けるように登り始めました。
師匠はノートレース、ノートラックがお好きなようです。

はぁ〜、漆黒の青空がたまりません。
綺麗です…
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はぁ〜、漆黒の青空がたまりません。
綺麗です…
剣ヶ峯の南尾根に雪がついていないのを見て、師匠が予定を変更して東尾根を詰める様にコース変更。

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剣ヶ峯の南尾根に雪がついていないのを見て、師匠が予定を変更して東尾根を詰める様にコース変更。

東尾根は風が強く、私の技量では登るのが厳しかったですが、師匠に心・技共に支えてもらって何とか登攀。
山頂頂きました。
板を履いたまま山頂まで!
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東尾根は風が強く、私の技量では登るのが厳しかったですが、師匠に心・技共に支えてもらって何とか登攀。
山頂頂きました。
板を履いたまま山頂まで!
前日の降雪のおかげで、えびの尻尾のつき方がハンパ無いです。
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前日の降雪のおかげで、えびの尻尾のつき方がハンパ無いです。
高天ヶ原方面。
あのコルを目指すと板を担いで登らなければなりませんでした。
師匠は板をはいたままの登攀にこだわります。

さて、山頂よりドロップイン!
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高天ヶ原方面。
あのコルを目指すと板を担いで登らなければなりませんでした。
師匠は板をはいたままの登攀にこだわります。

さて、山頂よりドロップイン!
山頂南東面。
師匠と私のシュプールふたつ!
最高ですね!
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山頂南東面。
師匠と私のシュプールふたつ!
最高ですね!
右が私のシュプール。
師匠がこれから滑ります。
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右が私のシュプール。
師匠がこれから滑ります。
右 私
左師匠。

ちなみに、師匠はテレマーク。
私はTLTアルパインツアー
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右 私
左師匠。

ちなみに、師匠はテレマーク。
私はTLTアルパインツアー
そのまま大沢を滑ります。
まさにノートラック!ノートレース!

最高!
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そのまま大沢を滑ります。
まさにノートラック!ノートレース!

最高!
ここまですべる人は居ないようです。
山頂から標高差800mを滑り、大満足です!
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ここまですべる人は居ないようです。
山頂から標高差800mを滑り、大満足です!
地形的に、この辺なら沢の登れそうなので、一度板を脱いで担ぎます。
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地形的に、この辺なら沢の登れそうなので、一度板を脱いで担ぎます。
ここの沢淵を登り返します。
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ここの沢淵を登り返します。
師匠先行。
写真を撮り忘れましたが、そのまま樹林帯をトラバース気味に滑り、沢をいくつか越えてツアーコースに戻りました。
写真はゲレンデです。
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写真を撮り忘れましたが、そのまま樹林帯をトラバース気味に滑り、沢をいくつか越えてツアーコースに戻りました。
写真はゲレンデです。
最後、三本滝の駐車場へ向けて。
お疲れ様でした!
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最後、三本滝の駐車場へ向けて。
お疲れ様でした!

感想

乗鞍へスキーに行ってきました。
全開大崩山、焼岳へと連れて行ってくれた師匠と一緒に。
三本滝から剣ヶ峯への往復ですが、師匠はノートラック、ノートレースを好むので、
ツアーコースは途中から外れて高天ヶ原の大沢を狙いました。
登りの段階で早めに沢に近づき、沢の地形を眺めながら剣ヶ峯を目指しました。
当初は大沢上部の剣ヶ峯南のコルを目指して詰めましたが、丈夫に雪がついていないようなので、
東尾根の急登を詰める事に。
私の技量ではギリギリで、風の通る尾根の北側では雪面が硬く、また南側はザラメだったりと難しかったですが、師匠の教えと激励により、なんとか山頂へ。
よっぽど板を脱いで壷足で登ったほうが精神的に楽かと思ったのですが、師匠は板での登攀にこだわります。
おかげで、ひとつレベルアップしたように思います。

くだりの滑りは山頂直下から滑り、南東斜面を滑ります。
さすがにこちらの斜面はノートレース!
写真のとおり師匠と私のシュプールのみが残ります。
そのまま大沢へ入り込み、沢の中にも二人だけのシュプール。
最高です。
標高差800m程を良質の雪面で滑り、2200mほどで沢淵を板を担いで登り返し、ツアーコースまでいくつかの沢を越えて戻りました。
ちょっと無理したところもありますが、大沢の登り返し以外は全て板をはいたまま滑って来れました。
メジャーなコースの裏にこんなに素晴らしいコースがあるとは思いませんでした。
しかし、あくまで師匠の長年の経験と読みがあってのコースで、私単独ではこのルートは行けません。
地図上に引いた線はあくまで記憶をたどりに引いた線ですので、参考程度にしてください。

春の乗鞍ですが、最高のスキーでした。

http://monolith.hida-ch.com/e619560.html

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コメント

前川本谷落ちましたか〜
ssPENTAGONssさん こんばんわ!
翌日、大日岳目指し高天のボウル入り口から見ると
前川本谷に落ちる気持ちよさそうなトラックが2本がありましたよ!
私も数年前に落ちましたがきんもち良いですよね〜
ただし左岸側面の岩壁を必死に登りかえしたのを
懐かしく思い出しましたよ
5/2はまさしく乗鞍さん万歳な日でしたね!
これからもお互いおやまさんに遊ばせてもらいましょうね!
ではでは・・・
2014/5/4 23:26
Re: 前川本谷落ちましたか〜
kazzさん、こんにちは!
あの沢は前川本谷と言うんですね、知りませんでした。
あの左岸を登り返すのは、場所を選ばないと厳しいですよね。
でも、その覚悟があれば最高の斜面かと思います。
レコ見させて頂きました。
二日間の乗鞍を堪能されたようですね!
山に感謝しながら、遊ばせてもらいます!
またどこかの山で・・・
2014/5/5 9:19
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