(上日川峠BS)→雷岩→大菩薩峠→<丹波大菩薩道>→(丹波山温泉BS)
- GPS
- 07:20
- 距離
- 16.5km
- 登り
- 960m
- 下り
- 1,932m
コースタイム
↓ 中央線・特急あずさ51号
大月駅 (朝食:蕎麦) 0822 0846
↓ 中央本線・普通
甲斐大和駅 0904 0910
↓ 共和交通バス
上日川峠BS 1000 1007
↓
福ちゃん荘 1027 1033
↓
雷岩 1132 1212
↓
大菩薩峠 1251 1253
↓
フルコンバ 1327 1332
↓
ノーメタワ 1420 1428
↓
追分 1511 1520
↓
藤タワ 1614 1618
↓
のめこい湯 1720 1806
↓
丹波山温泉BS 1810 1822
↓ 西東京バス
奥多摩駅 1918 1926
↓ 青梅線・各駅停車 (オムそば@立川駅)
青梅駅 2002 2006
↓ 青梅線・各駅停車
立川駅(オムそば) 2035 2102
↓ 南武線・各駅停車
武蔵溝ノ口駅 2136
天候 | 晴れ(やや春霞) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
危険個所無し |
写真
感想
ゴールデンウィーク後半は、天気が良さそうなのだが、6日から仕事があるし、5日には天気が崩れそうな予報なので、1泊ぐらいで行くところは無いかと思い、数年前の2月に曇天の中登った大菩薩に再度行ってみようと考え、前日に介山荘に電話してみたが、思った通り満室で断られてしまった。かといって、 ゴールデンウィークに車では、間違いなく渋滞に捕まってしまうだろうし、テント泊だとせいぜい福ちゃん荘になってしまうので、仕方なく日帰りで大菩薩に行く事にする。
この季節、最も楽なコースは上日川峠までバスで入る手なのだが、それだけだと時間が短すぎるし歩き足りないだろうと考え、歩く人があまり多くないと聞いていた大菩薩峠から丹波への古の峠道を下ることに決める。
新宿から、特急あずさ51号に乗る。指定席は当然取れないので、自由席に乗るが、予想通りとても混んでいた。大月で降りて、良く利用する駅の蕎麦屋で、朝食のかき揚げ+生卵蕎麦を食べる。ここの駅そばは、美味い。やって来た普通は、予想に反し、割と空いていた。初狩、笹子と、登山者が随時下車して行く。
甲斐大和駅に着くと、バス停は、予想通り長蛇の列。一台増便していたが、それでも混み混みな状態。次のバスは20分後ぐらいということだったので、待つのは止め、混んだバスに乗る。山岳路線をゆられながら登って行くと、やがて車窓から白い大きな富士山が望めるようになる。バスは、大菩薩湖の横を通り、ロッジ長兵衛がある上日川峠まで入る。峠の駐車場は、当然ながらすでに満杯でかなりの人混みだ。身支度を整え、ロッジ長兵衛から福ちゃん荘まで、緩やかに広い道を登って行く。
今日は、福ちゃん荘から雷岩に直接出る唐松尾根を採る。福ちゃん荘から、暫らくは木々の中を行く。その間から、白い南アルプスが美しく見えている。やがて森林限界を越え、振り返ると白い富士山が雄大だ。さらに登って行くと、通って来た道や大菩薩湖が目に入ってくる。前に来た時は、曇天の冬、丸川峠経由で入ったが、机龍之介が似合いそうな寒々とした景色だった。今日は空は青く、陽の光は熊笹に反射し、冷たい風も汗ばんだ肌に心地よく、春らしい平和的な景色だ。立ち止まっては写真を撮りながら登って行く。
11時半ごろ、雷岩に着く。ここでフジサンや真っ白な南アルプスの雄大な景色を見ながらランチとする。大菩薩嶺山頂は、前回通っているし、樹林の中で全く展望が無かったと記憶してたので、今日はパスして、雷岩でゆっくり過ごすことにする。左手には、一泊して縦走するつもりだった小金沢連嶺が見えている。秋口ぐらいにはいきたいところだ。
雷岩から、右手に広がる景色を堪能しながら大菩薩峠に向かう。所々に広場があり、人々が三々五々休憩している。富士山、大菩薩湖、塩山市街がアクセントになった良い景色だ。賽の河原を経て、介山荘がある大菩薩峠に出る。
大菩薩峠から丹波へ下る道に入ると、途端に人通りは無くなり、静かな峠道になる。雑木が心地良く、整備が行き届いていたに違いない古の街道だ。小菅へ下る道を分けるフルコンバ(ってどういう意味だろう)を過ぎ、ノーメダワ(ってどういう意味だろう)まで下ると丸い大菩薩嶺を北側から見るようになる。この先、丹波までの間、気持ちの良い新緑に加え、アカヤシオ(たぶん?)が所々に咲いており、街道に彩りを加えていた。
追分からは、雲取山や七つ石山の眺めが良い。大きく下って沢を何度か渡渉し、藤タワに至る。この辺りは新緑が見事だ。藤タワから小さなピークを越えて高尾天平に向かう。高尾天平では、新緑に交じり、アカヤシオや山桜が綺麗だった。遥か下に、丹波村が見えている。未だ1000mで、丹波村が600mぐらいなので、400mぐらいをこれから下ることになる。ジグザグにどんどん下って行く。かなり下ったと思う頃に、ようやく車道に出る。車道を少し下った先がローラ滑り台で、その先で橋を渡って411号線にでる。右に折れ、丹波山温泉のバス停で、バスの時刻を確認し、のめこい湯で温泉に入る。少し混んではいたが、汗を流せて、気持ちが良かった。
時刻通りにやって来たバスに乗り、奥多摩駅に出る。奥多摩から、青梅線、南武線、田園都市線と全て各駅停車で乗り継いで、3時間以上かけて帰宅する。山は遠かった。途中で食べた立川駅のオムそばが美味かった。
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