ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 439479
全員に公開
ハイキング
近畿

石仏ウォーク・「平群〜白山神社(高ノ坊・西ノ坊)〜南通寺〜十三峠」

2014年05月04日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
06:00
距離
16.7km
登り
745m
下り
770m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

09:00 平群駅
09:40 白山神社
12:00 信貴畑農村公園
14:00 十三峠
15:00 服部川駅
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2014年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:近鉄生駒線・平群駅
復路:近鉄信貴線・服部川駅
コース状況/
危険箇所等
80%車道歩きです。山道も舗装されたところが多かったです。
石仏探しでウロウロしています。GPSの軌跡はあまり参考になりません。
平群駅南の線路横(踏切近く)のお堂。小さな石仏二体が祀られています。この近くで出土したと言われ、旧吉田村東端の仏さまです。
2014年05月04日 09:03撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:03
平群駅南の線路横(踏切近く)のお堂。小さな石仏二体が祀られています。この近くで出土したと言われ、旧吉田村東端の仏さまです。
辻の地蔵堂・吉新の石仏。吉新は明治八年に吉田村と新家村が合併してできた村だそうです。この地蔵堂は旧吉田村の石仏を祀っているらしい。
2014年05月04日 09:08撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:08
辻の地蔵堂・吉新の石仏。吉新は明治八年に吉田村と新家村が合併してできた村だそうです。この地蔵堂は旧吉田村の石仏を祀っているらしい。
長楽寺に到着。
2014年05月04日 09:13撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:13
長楽寺に到着。
鑑石(カンガミ石)
聖徳太子が物部守屋討伐の時に座ったという伝説の石。
2014年05月04日 09:16撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:16
鑑石(カンガミ石)
聖徳太子が物部守屋討伐の時に座ったという伝説の石。
福貴村東入口の地蔵堂
中央に船型地蔵立像が祀られています。
2014年05月04日 09:18撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:18
福貴村東入口の地蔵堂
中央に船型地蔵立像が祀られています。
十三街道と業平ロマンの道を進みます。
2014年05月04日 09:24撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:24
十三街道と業平ロマンの道を進みます。
つぼり山古墳に立ち寄りました。
2014年05月04日 09:29撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
1
5/4 9:29
つぼり山古墳に立ち寄りました。
分岐に道標と地図があります。平群町のハイキングコースとして整備されています。
2014年05月04日 09:33撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:33
分岐に道標と地図があります。平群町のハイキングコースとして整備されています。
北福貴の地蔵堂です。
2014年05月04日 09:37撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:37
北福貴の地蔵堂です。
白山神社(福貴寺跡)へ向かいます。
2014年05月04日 09:43撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:43
白山神社(福貴寺跡)へ向かいます。
白山神社です。鳥居の横に小さな石仏がありました。
2014年05月04日 09:45撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:45
白山神社です。鳥居の横に小さな石仏がありました。
白山神社境内。
弥勒堂前の石灯籠です。銘に大峰山とあります。
2014年05月04日 09:48撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:48
白山神社境内。
弥勒堂前の石灯籠です。銘に大峰山とあります。
石灯籠が集められています。西の山中にあったものを昭和の初期に寄せ集めたものだそうです。
2014年05月04日 09:48撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:48
石灯籠が集められています。西の山中にあったものを昭和の初期に寄せ集めたものだそうです。
宝箚印塔と層塔
道詮律師のお墓
2014年05月04日 09:52撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:52
宝箚印塔と層塔
道詮律師のお墓
高之坊跡の石仏群。
地元ではタカンボウと言うそうです。
2014年05月04日 09:59撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 9:59
高之坊跡の石仏群。
地元ではタカンボウと言うそうです。
西ノ坊への入り口。
2014年05月04日 10:06撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 10:06
西ノ坊への入り口。
西ノ坊の土塀跡。
2014年05月04日 10:07撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 10:07
西ノ坊の土塀跡。
西ノ坊跡石碑。
2014年05月04日 10:15撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 10:15
西ノ坊跡石碑。
西ノ坊跡笠付来迎石柱碑。
2014年05月04日 10:16撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 10:16
西ノ坊跡笠付来迎石柱碑。
ツツジが咲いていました。
2014年05月04日 10:24撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 10:24
ツツジが咲いていました。
明心への旧道を進みます。
2014年05月04日 10:26撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 10:26
明心への旧道を進みます。
ミヤマグチの石仏です。夏は草に覆われて見つからないかもしれません。
2014年05月04日 10:28撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 10:28
ミヤマグチの石仏です。夏は草に覆われて見つからないかもしれません。
場所はここです。ちょうど谷筋になっているようです。
2014年05月04日 10:29撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
1
5/4 10:29
場所はここです。ちょうど谷筋になっているようです。
明心への旧道が谷沿いに続いています。今回はここまで。
2014年05月04日 10:30撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 10:30
明心への旧道が谷沿いに続いています。今回はここまで。
星ノ尾墓地
右手にあるのは入り口の六地蔵。
2014年05月04日 10:42撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 10:42
星ノ尾墓地
右手にあるのは入り口の六地蔵。
あまりの多さにどれがお迎え地蔵なのか特定できませんでした。多分この上部にある立派な船型地蔵立像だと思います。
2014年05月04日 10:47撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
1
5/4 10:47
あまりの多さにどれがお迎え地蔵なのか特定できませんでした。多分この上部にある立派な船型地蔵立像だと思います。
北福貴の西入口地蔵堂です。新しい道ができていて、ちょっとウロウロしました。
2014年05月04日 11:01撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:01
北福貴の西入口地蔵堂です。新しい道ができていて、ちょっとウロウロしました。
普門院跡地。
2014年05月04日 11:06撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:06
普門院跡地。
再び白山神社前を通って南参道の鳥居を目指します。
2014年05月04日 11:09撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:09
再び白山神社前を通って南参道の鳥居を目指します。
南参道の鳥居です。
2014年05月04日 11:11撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:11
南参道の鳥居です。
鳥居の北東にある石標。
みちしるべ山型角柱で銘は「松尾山」
2014年05月04日 11:12撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:12
鳥居の北東にある石標。
みちしるべ山型角柱で銘は「松尾山」
井文字川を渡ります。
2014年05月04日 11:15撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:15
井文字川を渡ります。
森垣内(中垣内)の石造物。
左から、おかげ灯籠・灯明台角柱・自然石の道標。
江戸時代に流行したおかげ詣りの遺品だとか。
2014年05月04日 11:19撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:19
森垣内(中垣内)の石造物。
左から、おかげ灯籠・灯明台角柱・自然石の道標。
江戸時代に流行したおかげ詣りの遺品だとか。
地蔵寺の石仏群。
ここで重要なのはお堂の左にある自然石の名号碑。天和四甲子年
2014年05月04日 11:23撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:23
地蔵寺の石仏群。
ここで重要なのはお堂の左にある自然石の名号碑。天和四甲子年
途中見つけた自然石の道標。
右、松尾 左、矢田でしょうか。
2014年05月04日 11:29撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:29
途中見つけた自然石の道標。
右、松尾 左、矢田でしょうか。
森・栗坪垣内墓地の船型六地蔵板碑
2014年05月04日 11:33撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
1
5/4 11:33
森・栗坪垣内墓地の船型六地蔵板碑
六地蔵の横にある船型地蔵立像。ちなみにこれは、お迎え地蔵ではないらしい。
2014年05月04日 11:33撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:33
六地蔵の横にある船型地蔵立像。ちなみにこれは、お迎え地蔵ではないらしい。
こちらがお迎え地蔵です。蓮台の上に立ちとあるのですが、蓮台の後ろの台に立っておられます。銘から判断するにまちがいありません。
2014年05月04日 11:36撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:36
こちらがお迎え地蔵です。蓮台の上に立ちとあるのですが、蓮台の後ろの台に立っておられます。銘から判断するにまちがいありません。
四ツ辻の石造物。
お堂内には船型地蔵立像、その横にあるのは、自然石奉納大乘妙典日本廻国碑。
2014年05月04日 11:43撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:43
四ツ辻の石造物。
お堂内には船型地蔵立像、その横にあるのは、自然石奉納大乘妙典日本廻国碑。
井文字川沿いに進んで、片福貴の南通寺を目指しました。
2014年05月04日 11:53撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 11:53
井文字川沿いに進んで、片福貴の南通寺を目指しました。
途中の信貴畑農村公園でお昼ごはんにしました。矢田丘陵と平群支線の鉄塔がよく見えました。
2014年05月04日 12:15撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 12:15
途中の信貴畑農村公園でお昼ごはんにしました。矢田丘陵と平群支線の鉄塔がよく見えました。
旧十三街道に合流し南通寺へ向かいます。
2014年05月04日 12:33撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 12:33
旧十三街道に合流し南通寺へ向かいます。
一石一尊十三仏の石標です。これは、「弥勒」です。民家の裏道にありました。
2014年05月04日 12:44撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 12:44
一石一尊十三仏の石標です。これは、「弥勒」です。民家の裏道にありました。
南通寺さんの境内から南西方向の景色です。
2014年05月04日 12:46撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 12:46
南通寺さんの境内から南西方向の景色です。
一石一尊十三仏の石標が集められていました。
左から、「阿弥陀」「観音」「地蔵」です。
2014年05月04日 12:49撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
1
5/4 12:49
一石一尊十三仏の石標が集められていました。
左から、「阿弥陀」「観音」「地蔵」です。
片福貴の道標と小仏。
写真の両端にちいさく写っています。
2014年05月04日 13:24撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 13:24
片福貴の道標と小仏。
写真の両端にちいさく写っています。
大石橋からの眺めです。
2014年05月04日 13:26撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 13:26
大石橋からの眺めです。
ここからようやくヒンヤリとした山道になりました。
2014年05月04日 13:43撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 13:43
ここからようやくヒンヤリとした山道になりました。
旧十三峠道の途中にある石仏。
石室内地蔵立像で唐破風付きの立派な石室とのことですが、今にも倒れそうです。明和三年十一月吉日の銘があります。
2014年05月04日 13:46撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 13:46
旧十三峠道の途中にある石仏。
石室内地蔵立像で唐破風付きの立派な石室とのことですが、今にも倒れそうです。明和三年十一月吉日の銘があります。
ここは分岐点で立派な自然石の道標があります。左に行くとおおと越の古道につながります。
2014年05月04日 13:46撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
1
5/4 13:46
ここは分岐点で立派な自然石の道標があります。左に行くとおおと越の古道につながります。
十三峠の石造物。
立派な船型地蔵立像と対照的に破損した自然石の道標。右 たツ田とあります。元禄二年の銘あり。
2014年05月04日 13:57撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 13:57
十三峠の石造物。
立派な船型地蔵立像と対照的に破損した自然石の道標。右 たツ田とあります。元禄二年の銘あり。
角柱の道標。
「右松尾道」とあります。ここを下るのが現在の十三街道です。
2014年05月04日 13:58撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
1
5/4 13:58
角柱の道標。
「右松尾道」とあります。ここを下るのが現在の十三街道です。
十三塚標石。
正面上部に如来立像が刻されています。
2014年05月04日 14:01撮影 by  DMC-SZ7, Panasonic
5/4 14:01
十三塚標石。
正面上部に如来立像が刻されています。

感想

生駒山系の三角点をほとんど訪問しましたので、
次は何を目標に歩こうかと悩んでいました。
あるキッカケから石造美術に興味をもち、
最近では石標や石仏を見て回るのがマイブームです。

今回は、平成三年に平群町教育委員会が発行した
「平群谷」という冊子の情報を元に歩いてみました。
内容は古いですが平群町の石造文化財をくまなく調査され
写真付きで解説されています。
石仏ビギナーとしてはありがたいです。
拓本を取らないと読めないような銘も記載されています。

また、同誌はハイキング向けとしても書かれているので、
説明が分かりやすく地図も添付されています。
平群駅方面石造文化財分布図のほんの一部分ですが歩きまわって感じたことは、
古いものほど大切に守られ大事にされているという事実です。これには驚きました。
今回見つからなかったのは、一石一尊十三仏の「大日」のみでした。
冊子の写真では頭部が破損していますので、
修復されどこかで保管されているのかもしれません。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1899人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら