富士山(須走口・七合目にて撤退)
- GPS
- 21:10
- 距離
- 6.3km
- 登り
- 964m
- 下り
- 952m
コースタイム
須走口新五合目(12:10)-(13:50)新六合目長田山荘(14:00)-(14:45)六合目瀬戸館
(14:55)-(15:55)七合目太陽館
【10日】
七合目太陽館(7:50)-(8:40)砂払五合目吉野屋(8:55)-(9:20)須走口新五合目
天候 | 9日/曇 10日/雨 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス | |
コース状況/ 危険箇所等 |
御殿場駅から須走口新五合目までのバスは片道1,500円 往復で買うと2,000円になる。 往復の方は乗車前に切符売り場で往復の乗車券を購入すると良い。 二日間有効。 須走口は吉田口や富士宮口に比べて比較的空いているとの事。 同時期の別ルートと比べた事がないが、シーズンピークにも関わらずストレスを感じるほどの混雑振りではない。 新五合目からの登りは当面樹林帯のルート。 所々で山頂方面を見渡せるスペースがあるので、休憩すると良い。 登山道は登りと下りで分けられている箇所が多いので、案内に従う事。 途中、視界が開ければ六合目の瀬戸館や、七合目の太陽館の倉庫が見えるが先は長いので焦らない様に。 下山の砂走りは砂払五合目まで一気に下る。 走りたい気分だが、勢いで下りる事のない様コントロールして下りたい。 砂払五合目からは樹林帯の中を下れば30分程度で新五合目に辿り着く。 |
写真
感想
富士山。
見る山か登る山か…
そんな話題を良く耳にする。
私にはどうでも良い。
高校の時に二度富士山に登った。
しかし、本格的に山を始めてからは登った事がない。
今年、会社の人から誘いがあったので、久々に登る事にした。
しかし、生憎予定日の天候が思わしくない。
須走口新五合目に着くと、霧で視界はないが雨は降っていない。
新五合目で昼食をとりながら、ゆっくり高度に体を慣れさせ出発。
当面は樹林帯だが、所々視界が開け山頂方面が見渡せる。
本日の宿泊地七合目も見えるが、コースタイムはまだまだ。
焦らず行こう。
高山病を心配してゆっくりゆっくり登っていると、結構あっさりポイントの山小屋に辿り着く。
結局、ゆっくり登ったお陰で、疲労を感じる事無く本日の宿泊地七合目太陽館に着いた。
太陽館からの眺めは良かった。
生憎の曇り空だったものの雲間から下界を見る事が出来た。
山中湖や弧を描く相模湾。
その先に三浦半島と東京湾、房総半島。
地図の上を鳥の様に飛んでいる様。
誰もが疑わない日本一の景色の一つである。
太陽館は予約していたのですんなり入る事が出来た。
ピークなので一畳に二人位のスペースである。
しかし、シュラフが用意されているので、結構快適に寝る事が出来る。
夕食は16時半から。
富士山では珍しくハンバーグ定食。
ご飯と豚汁はお替り自由。
豚汁は絶品だ。
お替りし過ぎて満腹になると、直ぐに睡魔に襲われシュラフに潜り込んでしまった。
ふと目を覚ますと19時過ぎ。
外に出ると夜景が綺麗だったので、暫く夜景を見て過ごす。
夜景が雲で遮られ俗世間との世界が遮断されるのを見届け、再び眠りにつく。
何時の間にか雨音が子守唄となっていた。
子守唄は目覚めの歌へと変わり、早朝目を覚ます。
気が付くと通路まで人が眠っており、宿泊者の数にびっくりした。
風雨で登頂を諦めた方が大勢宿泊したのであろう。
朝食を済ませ、我々も今後の行程を考える。
テレビの情報で初めて、南の海上にあった熱帯低気圧が台風に変わっている事を知る。
外に出るとそれ程の風雨ではなく、数組は山頂へ向け登って行った。
我々は今後の事を考え、山頂は諦め下山を開始。
「また来れば良い」と心に言い聞かせた。
今回は登頂できなかったが、また日を改めて登ってみたい。
それは、登る山としても日本一の山の一つ…
そう私は思っているからだ。
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