裏妙義
- GPS
- 06:23
- 距離
- 10.9km
- 登り
- 1,250m
- 下り
- 1,250m
コースタイム
- 山行
- 5:11
- 休憩
- 1:10
- 合計
- 6:21
天候 | 曇ときどき晴 風やや強 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
良好 但し山蛭注意 |
その他周辺情報 | 表妙義「もみじの湯」利用 |
写真
感想
表妙義クリアで勢いがついて今回は裏妙義に
チャレンジします。丁須の頭は相当に難度が
高そうなので、事前に動画でチェック済み。
行ってみて無理そうなら見るだけにします。
表妙義の経験から山蛭対策としてSea Breezeを
詰めた100均スプレーと塩瓶を持参。
たかられたらコレで撃退します。
登り始めから程なくして蛭出現、やれやれです。
靴を登ってくるところをSea Breezeを吹き
付けると丸まって転がり落ちます。効果あり。
塩をかければトドメ刺せます。
鎖場の辺りまで進むと蛭が見当たらなくなり、
登山に集中できるように。この辺りから大きめの
岩を鎖で越えていく状況となり結構楽しめる
感じです。特に迷うような場所もありません。
丁須の頭が近づくにつれ、如何にもという雰囲気
が出てきましたが、風が強くなってきたのが
気掛かりです。丁須の頭の基部に行くために
回り込むところが少し分かりにくかった
でしょうか。
丁須の頭ですが、肩に登り最後の鎖を見た
ところ、行けそうな気がしたので直ぐに取り付き
ました。登るのに1分もかからなかったと思い
ますが、装備していた簡易ハーネスは使わず、
最後は腕力で強引に体を引き上げた感じに
なってしまいました。上では結構風があったため
長居は見合わせて降りることにしましたが、降り
は更に難しく、特に肩に降りる最後の部分で鎖が
反対側に振られたため、一旦ホールドし、肩側に
戻った瞬間に着地、事なきを得ました。
結果としてうまく行きましたが、リスクのある
登攀をやってしまった感があり、もう同じことは
しないでしょう。
ただ、肩から頭に取り付く部分にガイドの鎖を
もう1本張るだけで難度が劇的に軽減される気が
しました。それがないためにアクロバティック
な登攀が必要になってしまう印象です。
さて、気を取り直して続きです。
丁須の頭ではありがたくなかった風が、稜線
歩きに変わってからは心地よさを与えてくれ
ます。
三方境を目指し、まずはチムニー下降を。
既に恐怖感はなく、直ぐ降りてしまいましたが、
先が見にくく要注意ポイントです。
引き続き、赤岩〜烏帽子岩を巻きながら、鎖・
桟道を使いトラバースして行きます。ここは
注意すれば特に危険というほどではありません。
(個人的には妙義で頻繁に遭遇する痩せ尾根を
通過する時の方が嫌な気分になります)
稜線歩きの終盤、三方境付近は道幅が広がる
のですが、踏跡がはっきりしなくなるので
注意が必要に感じました。ここを過ぎれば
巡視道経由で国民宿舎に向け下山となります。
後100m下山すれば、というあたりで、忘れて
いた山蛭の再登場。登りのときより多い!
ひたすら撃退を試みましたが、1匹だけ見逃して
しまい、後から痒みに苦しみました。
対蛭戦はトータル20勝1敗くらい。
定番の周回ルートでしたが、序盤の岩登り、
丁須の頭、稜線沿いのトラバースと変化に富む
コースで景色も良く、とても面白かったです。
登山道までのアプローチも近く、行程が短めな
のも日帰り登山向き。これで蛭さえいなければ。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する