220702の(2) 冠着山(姨捨山) 町の様子が〜とても綺麗ねオバステ〜♪
- GPS
- 01:06
- 距離
- 3.6km
- 登り
- 301m
- 下り
- 284m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
姨捨、なんとも奇妙な雰囲気を持つ名前である。姨捨伝説の舞台でもあるし、姨捨駅も有名だ。私が最初に姨捨駅を訪れたのは青春18きっぷを使って篠ノ井線を乗りつぶしていたときであるが、雪の中ということもあり、そこからの風景を覚えていない。
姨捨駅からの眺望が「日本三代車窓」のうちの一つであることを後に知り、再訪したいと思っていた。そして、次回ここにきた時には夕暮れの景色をたのしみ、だんだん暗くなる中から街の明かりの白さが目立っていくグラデーションを記憶に残した。
後に、鉄道オタクと漫画家が旅をする漫画「鉄子の旅」で、鉄道オタクの横見さんと漫画家の菊池さんがここを訪れ、横見さんが「街の明かりが
〜とても綺麗ねオバステ〜、ブルーライトオバーステー〜♪」と歌っている。姨捨と聞いてこの歌が思い出されるのはもう鉄道オタクとしての性としか言いようがない。
なお、姨捨伝説は意外と日本のさまざまな山に残っており、物語も様々だ。ここ信濃の姨捨近くにも様々な物語が残っている。
・姨捨山に捨てなく自宅の奥に幽閉した老人が、この地で戦があった時に知恵を出したことから姨捨の掟が撤回されたという物語。
・背負われていく老人が木の枝を折り、息子の帰還のために目印をつけて歩く物語。
・老人を運んだもっこごとこの地に置いて行こうとするが、子どもは「もっこは持ち帰るべきだ」と言う、理由は「次にお父さんをここに運ぶ特に必要だからだ」と言い父親は老人を捨てずに連れ帰ると言う物語。
そう、そう言う山があることを上田の道の駅で発見してしまったのである。これは行くしかないと。
上田の気温は38度を超えていた(この日は日本での最高気温が上田市で38.4度であったことが後で分かった。そう、この日は私は日本で1番暑いところに遠征に出ていたのである。
ただ、登山口の標高が高いのと、1km少々で山頂に到着できるコースということで、とりあえず登山口まで入ってみようと思ったのだ。車で標高を上げていくと、車外温度計の温度はどんどん下がってくる。38度だったのがどんどん下がり、登山口では30度になった。これだったら、山頂まで行ってこれるかもしれないと思った。
道は意外と森の中で日光が当たらないのでそこそこ涼しい、風が通り抜けると更に涼しい。そこそこ快適に歩くことができる。そして、この山は蝶が多かった。さまざまな蝶を見つけるたびに足を止めてじっくりと撮影に興じた。写真にない蝶でも、モンシロチョウやキチョウ、ヒカゲチョウ、ジョノメチョウなどたくさんの種類の蝶が飛んでいた。
そこそこの道を登っていき山頂付近、神社と三角点、高浜虚子の句碑、そして展望台と山頂標識などがあった。私は眼下の大展望を見ながら給水した。
そして、帰りはヨイヨイ、楽ちんにもどってきた。汗もそんなにかかなかったし、水分量もそこそこだった。
私は松本に向かい次の日の予定を立てる。銭湯「おぶー」で入浴し、イオンタウンで夕食を買い込み車の中で食べた。
次の日はどこに行こうかなと言う候補はいろいろつきてあったので、ちょっと暇な時間にストックを考えておこうと思った。
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