【小川山】金峰山川東股沢／野猿返し
btbt
KJKEIJI
takatakasun
atatuo
体力度について
- GPS
- 07:36
- 距離
- 1.2km
- 登り
- 182m
- 下り
- 178m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
- 山行
- 7:37
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 7:37
| 天候 | 曇りのち雨 |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
|
写真
◆4ピッチ目。木から木へトラバースする箇所が悪い。核心部はこの見えている面でなく頂上を左へ回ったその先にあるクラックと思われる。
2
すごいところを登ってきたもんだ
感想
今回は、btbt先輩の小川山野猿返しの企画に手を挙げて参加させていただきました。
同期のtakatakasunも同意見だろうと2人分を勝手に応募したのは、ご愛嬌笑
三つ峠でトレーニングをして、2人で最低限のレベルを15P達成後、初の本ちゃんデビュー。
クリーンハイクで一緒だったtoomy先輩、kudan先輩から、三つ峠後のお勧めマルチとして教えてもらっていた、春のもどり雪と野猿返し。今週末だけた二つも実現。春のもどり雪は、小川山のスラブ岩に慣れてからとアドバイスをもらっていたけど、A先輩もいらっしゃるので、挑戦！！
結果、あの傾斜でフリクションが効いているので、スラブ苦手な自分でも思ったよりも登れた。やっぱり、少しづつ力がついてきているのだろか。相変わらず、怖さはある。慎重さはいつまでも大事にしたい。野猿返しは、高度感が半端ない。初見というのはやはり緊張するのと、恐怖が半端ない。
今回は駐車から取付まで近いけれども、取付を見つけるのが核心というのが少しイメージできた。
これから、自分達で行くようになるが、取付やルーファイが重要、もっと言うと準備が肝になると感じた。
初めての本ちゃん。yachimayu先輩から教えてもらったことや気をつける点が次から次へと出てくる。
取付核心、ロープの流れ。
今回は特にロープの流れ。失敗して思い出す指導内容やアドバイス。
クラックの練習も大事ですね。もっと楽に登れるようになると感じる2日目でしてた。
初日 八幡沢 春のもどり雪
感想は下手ページ。
2日目 金峰山川東股沢 野猿返し
取付は渡渉して、左手に進み、ケルンを目印に右に進む。二つ目のケルンから左に入る。踏み跡がいくつかあるが、明瞭なもの選ぶと到着する。渡渉から10分程度。
取付場は安定している場所は少ない。準備をして、先輩2人が登攀開始。
トポには、左上を狙うとあるが、btbt先輩は直登。トポには、やや無理があると記載されている。
今日は順番を変えて、自分から登攀開始。
1P(�掘棔�k) 自分は直登を避けて、設定通り左上を登る。左側が切れていて、恐怖感がわく。一度恐怖感出ると、思うように足が出ない。一歩一歩焦らず確実に進めて、ルンゼ状の生えている木にプロテクション。その後少し脆い岩を登り、先輩達と合流。岩を使って支点構築。いつになく、ロープが屈曲して重い。その時点では、ロープの流れなどあまり考えず進んできた。その後、3P目に苦労することなろうとは。
2P(�検棔�t) 横クラックの入ったフェース。カンテも長いが、手もあるのでグレード表記よりも簡単に感じた。
ナイフリッジは高度感もあり、個人的には戸隠の蟻の塔渡りより怖いような気がしたが、takatakasunは逆だった。
3P(5.7、k) 今回の核心。先行するA井先輩がピナクル付近で'「こいうとこかぁ！」といい、その後、ピタリと動かないかなったと思ったら、ロープがスタックしてたのかと。この時点では、何故スタックするのか分からなかった。ロープが難しいとatatuo先輩から。btbt先輩からも巻いてもいいとアドバイスを受けたが、いくつかプロテクションを残してもらうことで、チャレンジしてみることに。
ピナクルに到着すると、なんとなくこういうことかぁと漏れる笑 少し長めに残置してもらったからなんとなく安心できるものの、まずはピナクルてプロテクション。この後、トラバースに挑戦するも目の前に見える足に乗せられない。手足が短い&股関節が硬いこともを恨む。btbt先輩から手があるよーとアドバイ。神の声。よく探すとしっかりしたアンダーがあった。不思議なものですんなり通過。その後クラック横にある木にプロテクションをとった。
これが、ロープの流れを悪くし、その後3回目も修復に戻ることに。クラックは、カムを適度に使い登る。それ自体だ難しくないが、最後、乗り越えようとすると、ロープが岩の下に入り込み、全く動かない。数mクライムダウンして修復すること3回。相当な時間を費やした。そして、こクライムダウンがまた怖い。3回目になると慣れてきて、大胆に修復作業が可能になり、ようやくスッタク問題が解決し、なんとか岩の上に。岩を利用して支点構築するも、セカンドビレイする場所が狭く、切り立っている。怖いというより景色が綺麗と感じる。
4P(�掘�t) 右をトラーバス。
5P6Pは簡単ではあるけれども慎重に歩くというのが正しいか。
最後は松の木から25mの懸垂下降。シングルだとなかなかロープが出ない。
下降地点で、ハーネス以外片付け、下山。10分くらいすると見覚えのある川が見え、まもなく終了。
今回の反省点
末端処理失念。
ロープの流れを意識する
ナチュラルプロテクションをもっと勉強する
先輩がいたからこそ無事に帰って来れたと思う山行でした。二人でどこまで信じて進めるか、計画でしっかりすり合わせることが重要だたら改めて認識した。
兎にも角にも、まずは一歩を踏み出したこと、去年のこの時期には到底想像出来なかった、山行ができたことに多謝。
小川山マルチルートデビュー2日目は野猿返し。
1p(Ⅲ+):k→2p(Ⅳ+):t→3p:k→4p(5.7):k→5p(Ⅲ):t→6p(Ⅱ):k→7p(Ⅱ):t→8p(Ⅱ):k
1p:下から見てると明確に縦クラックが走っており簡単に登れそうに見えたけど、先行ペアのbtbtさんが手こずってる感じで下から見てるより難しそう。
実際に登ってみるとクラックはフレア、下開きでカムが決め辛く、足もイマイチな感じだったので、我々のペアは左側の弱点を登る。こっちは手足もしっかりあり問題なし。
2p:下から見てると長くて立ってるフェースからのカンテ壁。カンテ、クラックなど手足あり、カムも決めれるので登るの自体はそこまで難しくない。高度感あり、景色も良い。
が、ルート長めなのに加えて、そこそこ左右に振るルート取りとなるためロープが重い。昨日に続いて中間支点構築核心。もっとロープの流れを意識しないといけなかったのに、そこまで余裕なかった。セカンドビレイがかなりの重労働で汗だく。反省。。
3p:リッジを乗り越えた後のナイフリッジ歩き。ロープの流れと歩くルートがズレてるため、フォローの方が怖いかも。でも、高度感あり爽快。気持ち良い。
4p:本ルートの核心ピッチ。右のピナクルを回り込んだ後、垂壁を登る。
リードのKEIJIが右側に回り込んで見えなくなった後、かなりの時間ロープが動かず何してるんだろうと思ってたら岩にロープがスタックしてトラブってたとのこと。先行ペアのatatuoさんもスタックして難儀してたけど、そこを実際に見てみて納得。スタックさせないようにロープ張るのが核心ポイントか。かなりの斜度で高度感もある場所で岩の下にロープが入り込んでしまう。よく頑張りました。
しかし、後で思えばここでの長時間ビレイ中に虫にたかられてたのが手足20数箇所の虫刺されで後々苦しむことに。。
フォローで登ってもなかなかの高度感に緊張感高まったけど、岩を登ってる感じ満載で達成感も高い。岩塔上部から見える景色もサイコー。
5p:切り立った岩塔をトラバースした後、バンド歩き。とトポに書いていたので何の疑いもなくそのまま進んだけど、先行ペアが見当たらない。えらい早いなと思って終了点に着いたらリッジを超えてきてた。リッジ登れるのか！見落としてました。もったいないことした。
6p:岩稜部をちょっと登った後はほぼほぼ歩きで問題なし。
7p:Ⅱ級のほぼ歩きということだったけど、結構急な岩登りだったのでビレイしてもらって登る。ここも急登、緩傾斜に左右回ってとロープが屈曲しそうだったので、ロープの流れを意識してスリング調整して中間支点を取る。かなりロープの流れ良くセカンドビレイも問題なし。この2日間でだいぶ勉強になりました。
7p目の終了点からは今日登ってきた野猿返しの全容がバッチリ見える。よくこんなとこ登ってきたな。
8p:岩場を降った後はほぼほぼ歩きで登り返して終了。長かった。まあまあ疲れた。マルチルート楽しい。お疲れ様でした。
この後、25m懸垂下降して登山道をくだって渡渉して無事終了。アプローチが短くていいですね。
btbtさん、atatuoさんにはこの2日間いろいろお世話になりました。パートナーのKJKEIJIもお疲れ様。ホント良い経験ができました。めちゃ楽しかったです。ありがとうございました。これからもよろしくお願いします。
アプローチは調べて行けば大丈夫
取り付きまで数メールがちょっとわかりにくいだけ。
1ピッチ目はフォローで登ったが
ちょっと難しいクライミングになる。
トポで4ピッチ目は、岩塔に右から巻きながら上にたつ所がまずは怖い、そこからフェイスの壁に乗り移る所も怖い。
トラバースに入り足のホールドが遠く悩むこの辺りでロープは重くなる。
さらに、トラバースから直上するがロープが割れ目に入りこみスタックするセルフを取りながら降りたり登ったりトラバースしたりしてロープの流れを何とか修正して登った。
(ピッチ切ろうかなと思うがいい所はなかったと思う。トラバース後の木は弱くて駄目かなと思った。)
今の自分の実力がわかるピッチになった。(ギリギリの登攀で先読みして上手くスリングの調整ができていない)
後半は気持ち良く登れるし歩きも多いが、浮石に注意。
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する