記録ID: 4464809
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ハイキング
東北
【津軽の道を歩く08】羽州街道06（大釈迦→油川）
2022年07月06日(水) [日帰り]
青森県
faroe
体力度
2
日帰りが可能
体力度について
- GPS
- 07:01
- 距離
- 23.8km
- 登り
- 205m
- 下り
- 251m
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| 天候 | 晴れ 少し暑かったが快適でした |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2022年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
Out:青森市営バス 油川市民センター 津軽線は本数が少ないので、時間が合わないようなら、バスで青森駅方面へ抜けるのがおすすめ。 油川市民センターへは青森飛行場の写真を見に行っただけですが、自販機もあるしトイレもあるし、涼むには良い所でした（14時までは喫茶店がやっている）。40分ほど涼んで、バスで青森駅に向かいました。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
羽州街道最北の区間です。 大釈迦から油川までですが、前半は藪の山越えとなりましたが、最後の1�劼�激藪で100mほど行ったところで断念しました。 ツルのようなもので体の動きがとりずらくなったためです。 ナタとか持っていたら行けたのかもしれませんが。 なお現在は鶴ヶ坂と言われるこの地域は、本来は津軽坂と言います。 なまった形で、おめでたい名前である鶴に変わったとされています。 雑感です。 ＜大釈迦〜鶴ヶ坂＞ 旧道に入るとすぐに薮道となる。 前半は轍のようなものをトレースできるため、道を失うことはないが、刈り払い等はされていないようで、非常に草がうるさい。 雨の後や早朝などはかなり濡れそう（私はびしょぬれになった）。 鶴ヶ坂山本までは行ける。 その先、NTT？のアンテナの後は難しい。 最初は道があるが100mほどで藪に突入する。 胸くらいまであるササやつたに絡まれて歩きにくく、私が行ったときは最終的に身動きが取れにくくなり、あきらめた。 鶴ヶ坂山本から保食神社まで迂回。 保食神社もすぐ上で藪に入る形になる。 薮を突破したい方は、それなりの準備をしてください。 薮を突破しない場合でも、軍手があるとよいです。 ＜鶴ヶ坂〜新城＞ 特に問題はない。 結構交通量が多いので注意。 ＜新城〜油川＞ こちらも問題はない。 交通量が多い。 油川では、直進し横町に入るルートと、左折して伝馬町に行くルートがある。 そんなに長くはないので、両方歩きました。 |
| その他周辺情報 | コンビニはルート上にはない。 公衆トイレも、津軽新城駅にしかない。 ですので、事前の買い物やトイレはしっかり済ませておくことをお勧め。 大釈迦では羽州街道からは500ｍほど外れるが、大釈迦西交差点に公衆トイレとコンビニがあるので、そこを利用するのも可能。 自販機は、大釈迦郵便局から先は鶴ヶ坂までない。 鶴ヶ坂から先は困らない。 |
写真
きょうは大釈迦駅からスタートです。
気持ちの良い空気に包まれています。
気持ちの良い空気に包まれています。
大釈迦郵便局前で復帰。
右手が羽州街道の浪岡方面。
直進方向が、羽州街道の油川方面です。
浪岡方面から来た際は、右折する形になります。
右手が羽州街道の浪岡方面。
直進方向が、羽州街道の油川方面です。
浪岡方面から来た際は、右折する形になります。
明治天皇が大釈迦を通過した際に休憩したようです。
日本中にありますね。
日本中にありますね。
おはよう！梵珠山。
梵珠山も登りたい山です。
（多分、中学校の林間学校で登ったはずだけれど、確証がもてない）
梵珠山も登りたい山です。
（多分、中学校の林間学校で登ったはずだけれど、確証がもてない）
ただし、草や葉がうるさいです。
そしてそれらの間には大量の蜘蛛の巣・・・
そしてそれらの間には大量の蜘蛛の巣・・・
林の中に入ると、陽が入らなくなるので、草が少なくなり時々高速道路。
後半戦はいきなりの薮。
ここは崖で分断された部分ですので、誰も来ないでしょ、な場所ですから仕方ない。
ここは崖で分断された部分ですので、誰も来ないでしょ、な場所ですから仕方ない。
もはや薮しか見えない、になりました。
この先で、ツタがひどく、歩きにくくなりましたので、あきらめて引き返しました。
残念。
この先で、ツタがひどく、歩きにくくなりましたので、あきらめて引き返しました。
残念。
保食神社（うけもち）寛永15（1638）に津軽藩の牧場開設。
これに伴い惣染堂（馬頭観音）建立。
天保10（1839）牧場閉鎖。
明治4に一度惣染堂は廃止されたが明治6に保食神社として継承
7/6 9:41
保食神社（うけもち）
寛永15（1638）に津軽藩の牧場開設。
これに伴い惣染堂（馬頭観音）建立。
天保10（1839）牧場閉鎖。
明治4に一度惣染堂は廃止されたが明治6に保食神社として継承
寛永15（1638）に津軽藩の牧場開設。
これに伴い惣染堂（馬頭観音）建立。
天保10（1839）牧場閉鎖。
明治4に一度惣染堂は廃止されたが明治6に保食神社として継承
久須志神社
このあたりは、この縄で作った簾のようなものがたくさんあります。
このあたりは、この縄で作った簾のようなものがたくさんあります。
白旗野跨線橋で奥羽本線を渡ります。
往時は直線だったんでしょうね。
往時は直線だったんでしょうね。
バス停は平岡大橋ですが、目の前の橋は新城高架橋。
平岡大橋は手前の競輪場へ向かう橋。
平岡大橋は手前の競輪場へ向かう橋。
元城山という山号なので、お城があったんだろう、
そもそもここは新城地区。
そもそもここは新城地区。
上町の角にあるので、こういう屋号になっているそうです。
こういうのって、調べだしたら面白いよね。
こういうのって、調べだしたら面白いよね。
天狗立（てんぐだて）
なんでこんな地名になったんだろう？
角川の地名辞典には載っていなかった。
なんでこんな地名になったんだろう？
角川の地名辞典には載っていなかった。
この辺りで羽州街道は左折していたんじゃないかと思います。
現在は津軽新城駅のすぐ先に回って油川方面へ左折。
現在は津軽新城駅のすぐ先に回って油川方面へ左折。
うねうねとした道が残っています。
左に川が流れていますので、改修できなかったんでしょうね。
左に川が流れていますので、改修できなかったんでしょうね。
国道280号線バイパスを渡ります。
コンビニ跡があります（何の役にも立たない情報）
コンビニ跡があります（何の役にも立たない情報）
ここで直交する道は、八甲田山林用軌道（森林軌道）の跡です。
津軽半島には数多くの森林軌道がありました。
津軽半島には数多くの森林軌道がありました。
ここから油川の集落に入ります。歴史の道調査報告書にはここから二つのルートが記載されています。
直進方向は繁華街であった横町へ向かう道です。
まずこちら。
7/6 12:23
ここから油川の集落に入ります。
歴史の道調査報告書にはここから二つのルートが記載されています。
直進方向は繁華街であった横町へ向かう道です。
まずこちら。
歴史の道調査報告書にはここから二つのルートが記載されています。
直進方向は繁華街であった横町へ向かう道です。
まずこちら。
国道280号線、松前街道へ到達。
交差点から少し北に行ったところに「羽州街道 松前街道 合流之地」碑があります。
交差点から少し北に行ったところに「羽州街道 松前街道 合流之地」碑があります。
戻って、今度は伝馬町方面への道へ。
街道の役割を考えると、こっちが本道化も知れませんね。
街道の役割を考えると、こっちが本道化も知れませんね。
こちらには『羽州街道終点地伝馬町』とあり。伝馬町ということは、立継などをやっていたのでしょうから、街道らしい地名と言えます。
1
7/6 12:54
こちらには『羽州街道終点地伝馬町』とあり。
伝馬町ということは、立継などをやっていたのでしょうから、街道らしい地名と言えます。
伝馬町ということは、立継などをやっていたのでしょうから、街道らしい地名と言えます。
再び「羽州街道 松前街道 合流之地」碑
これにて、羽州街道青森県部分（大館〜油川）は終了です。
これにて、羽州街道青森県部分（大館〜油川）は終了です。
付近の現在の野木和（のぎわ）団地には、青森飛行場がありました。昭和8年から。
戦中は陸軍に接収され、空襲の被害を受けました。
戦後は帰国者に入植地になり、飛行場としては使われなかったようです。
2
7/6 13:55
付近の現在の野木和（のぎわ）団地には、青森飛行場がありました。
昭和8年から。
戦中は陸軍に接収され、空襲の被害を受けました。
戦後は帰国者に入植地になり、飛行場としては使われなかったようです。
昭和8年から。
戦中は陸軍に接収され、空襲の被害を受けました。
戦後は帰国者に入植地になり、飛行場としては使われなかったようです。
感想
羽州街道青森県部分最後の区間は壮絶な薮でした・・・
夏の藪は手強いですね。。。
これで、いったん羽州街道は終了。
別の街道を歩きます。
油川の「まこと寿司」はおいしかった！
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