立ち上がれもう1度 権現山 扇山
- GPS
- 06:27
- 距離
- 13.9km
- 登り
- 1,099m
- 下り
- 1,398m
コースタイム
天候 | 曇のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路 鳥沢駅 |
写真
感想
おいしげる葉のスキマから茜がもれる。
風で葉がさざめくとともに影も揺れている
どの数字にもストーリーがある、とは、ある会社の営業部長の言である
どの山行にもストーリーがある。同じ山でも初めて登る山と変わらない。権現山は4週前に登った。登山道の歩く感触は似たようにも感じる。浅川峠に着くとこれも新鮮な出会いが心に伝わる。まずは権現山に向かう。浅川BSで降車したのは5人。うち3人組はここから扇山に向かったようだ。先行した2人とは会わなかった。用竹か三ツ森か。峠から1時間20分の登り、45分の下りを考えれば、勾配はやはりきつめである。
今日は高尾駅から先に進んでも、上空は白い雲に覆われていた。予報でも1日曇であった。前回のような雷雲がなければ良いが、と思いつつ猿橋駅で降りた。そのころには天気は回復し青空が見え始めていた。午後まで持ってくれますように、と祈るしかない。権現山の山頂までの急坂を一気に登った。予想タイムを切る勢いだった。このところ、山頂でも余り休憩を取らずに登ったせいか、後半に疲れが出ていた。今日は幾分長めの休憩、とは言っても5分程度だが。下りは50分。前回より10分早い。さて、曽倉山〜扇山へのルートに入る。天気は持ちこたえている。曽倉山の登りに続いて扇山の登りは辛くなってきたが、ここも休まず一気に登った。メジャーとは低山の扇山に人は少なかった。旦那さんに写真を撮ってもらった。旦那さんは曽野倉の稜線に出るコース、ルートはない、を登ってきたと。お坊山の時も若い女性が、ルートなき稜線を登ってきた、という話と被って、話を伺った。標識もリボンもないルートは私には無理だろうと思う。ここまで280mlのペットのみ補給する。
山頂を踏むと、鬱屈した気持ちが解される。
扇山でも長めの休憩を入れてから、鳥沢駅に下山した。緩やかな下山路を勾配に任せて走るように下る。こんな余力があったのか、と思うほどだ。
登山道から車道へ、国道へと。午後3時、一番暑い時間帯を、日陰もなく1時間歩く。帽子を忘れたのが痛い。
もう1つの物語が終わった。
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録する
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する