ペテカリ山荘への道


- GPS
- 03:27
- 距離
- 6.7km
- 登り
- 312m
- 下り
- 261m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2021年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
神威山荘付近からペテカリ山荘を目指す経路について
〇神威山荘付近までの林道
舗装道路でかつ携帯電話が通じるのは上野深集落まで。その先は20キロの砂利道で携帯は通じません。タイヤがパンクするほどの深い穴が多く、橋の前後も深くえぐれていて危険です。パンク街道とも言われています。(北戸蔦別岳の入り口となるチロロ林道より厳しいです)パンクだけでなく、脱輪、路外逸脱、ガス欠、車両故障が起きた場合も携帯電話の圏外なので助けを呼ぶことができません。特に夜は路面が見えづらく、走行はできない位に思ったほうが良いでしょう。沢登りよりも、実は一番注意すべきなのはこの林道と、携帯が一切通じない事だと思われます。
〇神威山荘付近から峠まで
駐車場は神威山荘と、川まで降りていく道の途中の計3か所程度あります。ニシュオマナイ川は増水していなければ登山靴でも渡れます。沢を登る際、分岐は大体は左側を行きますが例外もあり、地図上で376M標高の場所は右側に進みます。左側に踏み跡があるので余計誘われてしまいますが、経路図で確認すると右であることがわかります。ピンクテープが所々にあり、辿っていけば迷うことはありません。小さな滝がありますが左側を少し巻けば容易に超えられます。短いロープがありますが、つかまるためではなく、落ちるなよという意味です。沢の水が尽きるころ急登が始まりますが、この細い通路状の泥道も右に入って行きます。この泥道には3本のロープがあり、助けになります。ただし、最初の1本は動く木の根に縛られていてやや不安定です。8月になると、吸血するアブが現れてしつこく付きまといます。アブは黒いものを目掛けて攻撃するので、できれば明るい色の衣類や帽子のほうが良いでしょう。
〇峠からペテカリ山荘まで
峠を東に10メートルほど歩き、左に折れて沢伝いに降りていきます。途中2本のロープがあります。登ってきた沢より距離はだいぶ短いです。沢が終わると草原状の河原を歩きますが、この辺り以降、ヒグマの目撃情報が多いと聞いています。道はベッピリガイ川(ほぼ涸れ川)を渡ると林道になり、迷うことなく歩けます。平たんで楽ですが、ペテカリ山荘までの距離は長いです。
〇2021年8月上旬、北海道の多くの地域は猛暑で登山中は体力を奪われました。この後、北海道の山に登る方も暑さによる体力消耗、熱中症にはご注意下さい。
〇神威山荘付近への帰り道
長い林道と草原状の道が終わって、登りが始まる前に、右側の薄暗い森に入ります。ここにもピンクテープがありますが、この辺がわかりにくいです。その後沢を登っていきます。途中で二又があり、右側に狭い通路状の沢があります。そこに入らず左の沢の本流を登っていくと20分程度で峠に着きます。峠からは左に降りていきます。あとはどんどん下るだけでやがてニシュオマナイ川の渡渉点にたどり着きます。
*地図上の歩いた跡のゴール地点はペテカリ山荘ではなく、かなり手前です。
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