富士山 スキー(須走口より 3600mで撤退)
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.9km
- 登り
- 1,639m
- 下り
- 1,620m
コースタイム
10:45 3600m地点の岩陰 / A Rock at 3,600m high
11:20 撤退 / withdraw
11:55 スキー終了 / end of ski down
12:25 須走口駐車場 / Subashiri guchi (parking lot)
天候 | 天気: 朝は快晴、雲なし。時折、積雲が上がってくる。 風: 下部では微風。上部は強風(体感で>10m/s) Weather: fine , no clouds in the morning. Cu clouds sometimes covered the trail. Wind: calm in the lower area, but strong in the upper area (>10m/s by my feeling) |
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過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
arrived at night. Azami line: OPEN all day. Fuji Skyline: CLOSED at night |
コース状況/ 危険箇所等 |
上部では強風。また、雪面がクラストしており滑落注意。 コース全般に落石注意。 In the upper area, be careful of strong wind and slip due to crusted snow. Also, be careful of falling rocks. |
写真
感想
シーズン終わりも近く、富士山の富士宮口に行きたいと思い、天気もよさそうなので、新東名で行こう!と思ったら、富士宮口の富士スカイラインは夜間通行止めでした。。。ちゃんと調べるべきでしたね。気をとりなおして、(御殿場口が近いですが、そこから登る元気もないので)須走口に移動しました。夜1時半くらいでしたが、こちらは通行止めはなく無事登山口に到着できました。前日に自転車で遊びすぎたので遅くなったのですが、朝4時まで仮眠しました。
朝4時に起きると、結構寒いです。上着を着て日の出を待ちます。今日は雲も雲海も出ておらず、綺麗な日の出が見れました。朝焼けの富士もきれいでした。
<登り>
今日は天気もよいだろうということで、お鉢めぐり+御釜滑走をしようと、出発しました。普通の道の方面から行きましたが、樹の枝が道を塞いでいるところが多く、しばらく歩きにくい感じでした。登山道と下山道の分岐を見落としましたが、雪が続きそうな溝があったのでそこを登ります。傾斜もゆるく雪も柔らかいのでクランポン無しでガンガン行きます。どうせ上の方では酸素が薄くペースダウンするのですが、今のうちはどんどん高度を稼いでおきます。
暫く進むと、左側の斜面から登ってきている人を見かけます。どうもブル道から登ってきているようです。その手があったかと悔やみましたが、帰りは使おうと思います。
しばらくクランポン無しで進みましたが、斜度がきつく、雪面が硬くなる前に余裕を持ってクランポンをつけました。大体7 合目相当の高さのところです。
この後、思ったより早く(8:20頃)積雲がわいてきました。だんだん成長して、駐車場が見えなくなりました。昨年も行った富士山の雷を思い出し、嫌な気持ちになります。。
早く登ろうとしますが、だんだん傾斜が上がり、雪面も硬くなってきました。クランポンはよく利きますが、雪面はクラストしていてツルツルバーンです。
このころになると、クライマーズライト側から結構な風が出てきました。風が弱くなるのを待つ時間が増え、標高は稼げず、体は冷えていきます。困ったですね。。風を避けるために夏道ではなく、正面に見えたブル道よりの斜面と思われるところを進んでいくことにします。しかし、風は収まらず、雪面はどんどんカチカチになっていきました。
3600mくらいの場所の岩陰に入り、休憩しますが全然風が収まりそうにないです。岩陰とはいえ、落石の危険性がないわけではありません。小屋の陰で風を避けるのがよかったかもしれません。頂上まであとちょっとですが、もはやこれまでかなと思い、滑走準備をしました。
<滑り>
スペースのない場所での滑走準備でしたが、なんとか板を履いてスタートします。完全にクラストしており、板がカタカタと音を立てます。滑落しそうな感じではなかったですが、脚にきびしいです。
8合目くらいの高さになると、雪もずいぶん緩んできました。頂上付近からこんな雪質を期待していたのですが、そんなに甘くはなかったです。ここからは、とっても広いバーンを滑っていきます。最高の景色です。景色が素晴らしいので写真をとりながら滑っていきます。周りを見ると、上まで登らずに7-8合目あたりからスタートしている人もたくさんいました。それが正解だったような気がします。
帰りはブル道に行こうと決めていたので、適宜方向を修正しながら滑っていきます。広大なザラメバーンをターンするのは気持よかったです。
それらしい入り口に入っていくと、想像以上に滑ることができました。石がたくさん出始めたところで、スキーを終了して、ブル道を降りて帰りました。ブーツが汚れますが我慢です。駐車場まではほどなく到着し無事終了です。
駐車場から富士山を見上げます。ここからは、上部の強風の様子を想像でいないくらいに穏やかに見えました。頂上まで行けなかったのは残念ですが、またいつか須走口を滑りたいとおもいます。
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