八甲田 寒水沢
- GPS
- 07:15
- 距離
- 8.0km
- 登り
- 619m
- 下り
- 391m
コースタイム
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2009年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
八甲田の沢、初遡行。スキー場横から入り、間もなく数メートルの滝、10mくらいの二本、ずっといって8mくらいの難しいの一本、その後泳ぎつき4m一本。これらは巻けるので自信のない向きは皆巻いた。奥谷さんと僕だけ全部中を行く。どれもかっちりホールドがあり、バランス移動で楽しく登れる滝。8mのは突っ張りのち激流内ホールドを探す。奥谷さんは一度わざわざ下りてきて2通りのルートで登って見せた。
寒水沢は10m滝は手ごろだし、小さな滝も結構手応えがあり、とても良い沢。巻けば楽だろうが、全部中を行くのが面白い。あの手この手でとっ組める。たがじょでは年に一度は通っているとの事。泳ぎもあったけど、まだまだ行ける季節だ。
始めて一緒になる10人パーティーではどんなレベルでザイルを出すのか、出さなくていいのか、僕には分らなかったが、奥谷さんは全員の力量を分かっているようで、トップとは別の易しいルートにザイル垂らしたり、段差でもお助けヒモ垂らしたりと慣れたものだ。後半はばらつくのに良く目配りしていて感心した。みんなに尊敬されているのには理由があった。
飛び込んで流れの強い滝壺を泳ぎ、体をあげる手がかりが細かく、腹と肘の摩擦でかろうじて這い上る滝では、奥谷さんは泳ぐ後続になかなかザイルを投げないという教育ぶりだった。意地悪に見えたが、確かに、こんなできるリーダーに全部引っ張り上げてもらっては、いつまでもメンバーは成熟できない。ツアーガイド登山じゃないんだから、メンバーはいつか自立しなければならない。そこが有志登山チームってものでしょう。
後半、毛無岱湿原少し手前の二股で、みんなと別れた。後半バテて高年組がおそくなったので。僕だけ急いで下りて仕事。毛無岱湿原はすっかり秋。津軽平野と岩木山がぽっかり。空気の透明度が増してきたよ。
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