柴倉山周回
- GPS
- --:--
- 距離
- 13.0km
- 登り
- 834m
- 下り
- 834m
コースタイム
- 山行
- 8:30
- 休憩
- 0:00
- 合計
- 8:30
天候 | 晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2011年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
よく踏まれた登山道。柴倉山東を巻くところは藪がかかってわかりにくいことがある。 |
その他周辺情報 | 海老鶴温泉 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
靴
ザック
昼ご飯
飲料
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
ファーストエイドキット
保険証
携帯
時計
サングラス
カメラ
シュリンゲ
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感想
柴倉山登山口に車を置いて、まずは渡渉。この沢の水はいつも凍りそうに冷たい。靴を脱いで渡るが、キレそうな冷たさだ。渡渉の次はずり落ちそうな急登になる。尾根をどんどん登り、やっと巻きに入ると主稜線の鞍部までもう一息だ。途中で沢の源頭を通過するので、水が得られるが、涸れていることもある。主稜線は深いブナ林に包まれ、深山の様相を呈している。ここでブナハリタケを見つけて大喜びで採る。柴倉山は山頂をバイパスして東側を巻いて道がついている。ここは藪が茂って以前に断念したことがあるが、岩ザレの崩壊斜面を等高線に沿って並行移動するつもりで進めば踏み跡があわられる。そしてこれを抜けたあたりの倒木に、多数のナメコを発見。狂喜乱舞して採ったはいいが、リュックの重いこと。ずっしりと沈むのだった。さらにムキタケもゲット。柴倉山を巻き終わると稜線は明るく開け、山腹は若い温帯広葉樹に覆われるようになる。終始、眺望を楽しみつつ進んでいく。臼歯にように堂々と天に対峙する最上カゴの岩峰、さらに左前方にはピラミダルにそびえる仙台カゴの尖峰が印象的だ。さらにその奥には、堂々と横たわる船形山。振り返れば柴倉山の威圧的な姿がある。右後方にはスッパリと斬れ落ちた黒伏山の大岩壁を見る。ふと前方のカーブした道のいく手に目をやったら、葉を落としたブナの木の先に、クマの黒い体が見えている。あっ、と思った次の瞬間には地上に降りて姿を消した。あんな細い木の上に乗って楽しいのか、と思ったり。この付近はクマと遭遇する確率が高い。姥地蔵、粟畑と進んで、ここから柳沢林道へとトラバース道に入る。大分、日が短くなってきたが、林道終点まで降れば安心だ。大きくそびえる柴倉山の夕景を楽しみつつ、駐車地へと戻った。下山後は、最上川のほとりにある海老鶴温泉で汗を流す。濃厚な源泉掛け流しの湯は、温泉天国の山形の中でも最高水準だ。ここの湯で炊いたご飯は特別美味いというので、温泉をもらって帰って試すことにする。一家言あるお爺さまや女将さんとの会話を楽しみ、今日の収穫のなめこをお裾分けして、山形の庶民の湯を堪能したのであった。
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