二子山(秩父小鹿野)


- GPS
- 05:30
- 距離
- 5.0km
- 登り
- 888m
- 下り
- 878m
コースタイム
08:48 股峠
09:18 東岳 山頂 09:27
09:51 股峠
10:26 西岳 山頂 10:48
11:40 魚尾道峠 12:13
12:33 ローソク岩
12:56 ローソク岩分岐
12:31 坂本登山口
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
稜線上はずっと岩で、両側切り立っていて、危険地帯ですが、非常に厳しい箇所には足場用に金具が打ち込んであったりします。 |
写真
感想
岩岩しい登りが面白そうな、秩父の二子山に行ってきました。今回は、途中で同行者ひとりを拾って、3人で。
一番の難所は、登山口までの長い行程でした(^^; 関越道の花園ICまでも遠いのに、そこからまたこんなに遠いとは。。。
ただ山の行程自体は短いので、時間的な余裕は十分ありました。
(GPS軌跡は、前半ずれまくって、手で編集してあります)
国道299号線から「通行止」の林道に入ってすぐ、登山口と駐車スペースがあります。トイレもあります。
沢沿いの道をしばらく進み、段々急坂となって、登りつめると股峠。まずは東岳を往復します。
こちらは鎖、ロープあり。金具の足場を打ち込んであるところもあります。ここは、足場がないとちょっと難しいです。ピークに登れば、両神山(南)、西岳、御荷鉾山(北)などのすばらしい展望が。西岳は、ちょっと笑ってしまうくらい切り立っていて、これからあれを、どうやって登るのか。。。
峠に戻って西岳へは、樹林の中の急坂。上級コースと巻道の分岐には、道標はなし。これは、あらかじめ調べて注意しないと、ちょっと分かりづらいです。気付かずに上級コースに行ってしまわないという意味では、いいことかもしれない(^^; 少し上に行くと、ようやく道標があります。
岩の取り付きまでは、結構登ります。要所に赤い矢印が書いてあるので、コースは分かりやすく、またところどころに休めるテラスがあるので、一息つけます。鎖をつけたがはずした、との注意がありましたが、岩の足場はとても多くしっかりとしていて登りやすく、確かに鎖はないほうがむしろいいだろうと感じました。岩の取り付き地点が結構高いので、岩場はそんなに長くありません。登りきると、西岳山頂方面の岩だらけの稜線が見渡せ、わくわくしますね。ただ稜線はかなり切り立っていて、場所によっては足元からはるか下まで垂直に切り立っているので、注意が必要です。岩が濡れている時は来たくないですね(^^; 乾いていれば、全然滑りません。
西岳頂上から、はるか下、クライミングの人たちが小さく見えました。
坂本下降点まで、ずっと眺めのよい岩場の稜線が続き、非常に楽しいです。稜線を外れた巻き道も多くありますが、できるだけ稜線をはずさずに岩場を進みました。大体行けます。
坂本下降点には、岩に×印がついていて、ここから一度右に回って左側に下りていきます(まっすぐ岩を下りましたが(^^;)。最後に、7メートルの鎖場。あとは一気に下って、草原状の魚尾道峠です。風が通って眺めもよく気持ちいいので、木の下で昼食。
ここから、ローソク岩方面に。岩場の下でなく、大体樹林の中の道です。ローソク岩分岐から急坂を登って往復しましたが、岩の基部なので、ローソク岩の全貌はまるで見えません(^^; 樹間から、さっきのクライミングの人たちが見えました。
股峠分岐の手前、道は岩の基部(小さな祠がある)を通ります。ここはクライミングの基点となっているようです。岩のぼりに来たけど全然登らず、シートを敷いてくつろいでいる人がいました(^^; まあ気持ちいいし、そういうのもいいよねw
下山途中、登ってくる人多数。こんな時間から? と思ってたら、鉄道、バスだとこの時間になってしまうとのこと。
帰路、長瀞に寄ってカキ氷。夏のように暑い日で、テレビ局の取材もあり、長蛇の列でした。
行程もそんなに長くなく、稜線までも1時間弱、表妙義ほど大変でなく岩が楽しめ、きれいな方解石もごろごろ転がっていて、カキ氷もおいしいw いいコースでした。ただ、うちからだとちょっと遠すぎる(´-`)
まるで妙義山みたいな様相を呈している二子山へ、PEB、PEB母と行って来ました。上級者コースは、もし、表妙義を経験していなかったらビビりまくってしまいそうな、ほぼ垂直の岸壁でした。妙義の鷹戻しが傾斜70度くらいとすると、こちらは80度くらいに思えます。でもこちらはホールドが豊富で、途中に小さなテラスがいくつかあって、鷹戻しほどの絶望感はありませんでした。ただ掴んだ岩が割れそうなところもあってヒヤッとする場面も。終盤、一足登りこんだその勢いで岩に頭突きしてしまい、とんでもない痛かったです。これはヘルメットが必要かも。PEB母は登山歴が五十年を超えるベテランで、一ノ倉沢をクライミングで登ったりしてしまうお方なので全く問題ないどころか、私より全然余裕でした。。。
日記を拝見し、次にこちらの記録が目に止まりました。
東北在住で秩父は遠い!!!ってイメージなんですが
この二子山だけは二回行ったことあるんです。ただし股峠まで。
当時は坂本登山口からの板の橋や沢沿いの道でビビりまくりあっけなく引き返し
さらに登るなんて無理無理状態、今でも二子山は登る自信がありません。
股峠まで行った理由は方解石とウミユリ化石でした。
機会あったらまた行きたいです。頂上からの景色や怖さもよくわかりました。
ありがとうございました。
コメントありがとうございます!
山形からだと秩父は本当に遠いですねえ。神奈川からでも遠いのですが(^^;
化石も結構あるのですか。ちょっとそれっぽい石もあって、石灰岩だからもしかしたら、とも思ったのですが、化石はあまり知識がなくて自信なかったので。。。方解石は、本当に普通にごろごろ転がっていて、きれいで感動しました。
自分の連れだって、昨年までは岩の経験なんてほとんどなかったんですから、自信がついたらぜひ!
きっと、すばらしい経験になると思います。
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