夏の扉をあけて 倉岳山 高畑山 低山縦走
- GPS
- 06:10
- 距離
- 12.1km
- 登り
- 1,119m
- 下り
- 1,109m
コースタイム
天候 | 晴れのち曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2022年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車
復路 鳥沢駅 |
写真
感想
車窓から見上げる高尾の空は晴れ上がっている。
梁川駅のプラットフォームにも駅舎にも人影は少なく、外に出ると凛とした朝の空気がみなぎっている。人の姿はまばらだった。
駅から登山口までの車道歩きは余計なものに感じるときがある。登山口からはやや荒れた登山道を進む。ゴロゴロした岩は苔むしている。平らな道が時折出現し、やがて登り坂をゆっくりと歩みだす。登りはじめると日差しと湿気はさらに強まり首筋や額が汗ばんできた。沢沿いの水音ももうろうと耳に届く。まずは立野峠を目指す。峠で一服する。ここから先は急坂の出番になる。あと35分とある。気力で登る。途中で単独女性に追いつかれた。どうやら1本あとの電車のようだ。「降り立ったとき誰もいなかった」初めてなので不安になった、と言葉を交わした。1000mに満たない低山に足を運ぶ人は少ないのであろう。予定タイムより30分早く山頂を踏んだ。暫し休んでいるとと高畑山から数人登ってきた。思いのほか登山者がいるんだと感じた。
空は晴れているのだが、秀麗富岳の主役は現れ沸き立つ雲に覆われていた。
高畑山に向かう。その手前に天神山を越える。また下る。山頂手前から再び急坂を登る。樹林帯のなかとはいえ、外からの光は相変わらず眩しい。ほぼ1時間で二つ目の山頂に届いた。誰もいない、地面に蟻軍が這いまわっている。ここからも富士の秀麗は全く見ることは叶わなかった。
鳥沢駅に下山開始。登り返しが少なく楽な下山道をどんどん降りていく。小篠貯水池に出る。貯水池の護岸工事だろうか重機が土を掘り起こしていた。ここから駅まで日陰らしきところはない。熱中症警戒アラームが朝から発令されている。午後1時台、見渡す道路の風景は熱し線に満ち満ちている。暑い光をさけて暗い場所を探すがない。途中で何回か屋根の下でしゃがみ込んだ。国道に出てからもデッドロードが続く。高畑山から倉岳山の逆コースで登ってこられた登山者が多くいたことに頷ける。鳥沢小学校を過ぎ鳥沢駅の標識が目に入る。着いたか、とほっと安堵した。駅で電車を待つ間、遠くから雷鳴が轟いた。雷光が放電した。積乱雲が近くに来ているようだ。まだ、この不安定な天候は続くのだろうか。
※有明荘営業自粛のご案内2022/0803
有明荘ではスタッフのコロナ感染確認により、30日から営業の自粛をしております。
当面8月11日までは、有明荘全ての営業(宿泊営業、外来入浴、昼食営業、売店営業)を中止させていただきます。
再開は12日を予定しておりますが、改めて、8月9日にHPでお知らせいたします。
ご予約いただいているお客様には大変なご迷惑をおかけすることになりまして誠に申し訳ございません。
取り急ぎメールにてお知らせいたします。
慌てて、別の宿を探すが、満室状態。1軒だけ1部屋空いていたので即予約。やれやれ。何とか、北アルプスに行ける。
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