阿武隈川水系杉田川
- GPS
- 05:09
- 距離
- 9.2km
- 登り
- 623m
- 下り
- 607m
コースタイム
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
遠藤ヶ滝不動尊から入渓点までは立ち入り禁止措置が取られている。 杉田川に架かっている橋は管理されていない模様。 通行は言うまでもなく自己責任で。 今回は過去の記録に比べて水量かなり多し。 全体的にあまりヌメリなし。 登った滝についていえば、ホールドおよびスタンスはしっかりしている。 高巻きはさほど難しくない。 下山後の温泉は安達太良温泉が至近。 ただし、現在は10時から15時30分までの営業。 |
写真
感想
1 入渓点まで
遠藤ヶ滝駐車場から遠藤ヶ滝不動尊までは整備されている。
遠藤ヶ滝不動尊から遠藤ヶ滝までは前記のとおり立ち入り禁止とされていて、整備はされていない。
ただし、橋以外は危険箇所なし。
2 梯子のある滝まで
雪融け水で水量が多い。ただし、水温はそれほど低くない。
単独行であることもあって、自重して巻き気味に。
水流中はさほどヌメらないが、水量が多いので足を取られないよう注意が必要。
最初の滝らしい滝は鎖のある滝。
といっても、鎖が下まで垂れているわけではないので(垂れていても信用できるかの問題はあるが。)、
結局は自力で登るしかないが、ホールドもスタンスもしっかりしており難しくない。
次の7m滝は左壁が容易。
ここもホールドおよびスタンスがしっかりしている。
その次の6m滝は、水流左はヌメっているように見えたので回避。
水流右は登りにくそうだったので回避。
さらに右はスラブで、登れなくはなさそうだったが単独だったのでやっぱり回避。
そういうわけで少し戻って尾根を高巻き。
なお、正解は水流左側の模様。
梯子のある滝のすぐ下の滝は左側を登ればよいが、ヌメっている箇所あり。
乾いたところであれば問題はなさそう。
梯子のある滝は、上部に梯子のある左壁が登れる。
とりあえず梯子を目指せば問題ないと思う。
梯子はかなり腐食しているので、A0で登る場合は体重をかけてからにすべき。
3 1060m二俣まで
2条6m滝は水流右側が容易に登れる。
ただ、下からシャワーが嫌だったので、下の方は小さく巻いて途中から取り付いた。
水流中に(水量が少ないときは出ているかも。)しっかりしたスタンスあり。
ヌメリもなし。
その後は深そうな釜を持つ小滝が連続。
釜に浸かりたくなかったが、巻き気味に浸からずに進める。
が、浸からないと取り付けなさそうな小滝があり、わずかに逡巡したのちにまた高巻き。
尾根を越えるとそこが1060m二俣。
手前の7mトイ状滝も一緒に巻いてしまったので、ほんの少し戻って上から眺める。
左壁にホールド・スタンスが多いように見えた。
4 終了点まで
1060m二俣の左俣は藻がフカフカだったので進みたかったが、セオリーどおり右俣へ。
しばらく進んで滝らしい滝としては最後の2段10m滝。
下段は水流右が容易に登れ、上段は水流左が容易に登れる。
やはりホールドおよびスタンスはしっかりしておりヌメリもない。
ただし、かかっていた倒木はかなりヌメる。ヘタに支えにしないよう注意。
2段10m滝を過ぎてしばらく進むと左岸にピンクテープの巻かれた木が2本。
廃登山道の跡のようであるが、不明瞭なので十分に注意しないと見落とす可能性あり。
5 終了点から遠藤ヶ滝駐車場まで
本日の核心部。
まず、終了点からどちらに向かえばいいのかが分からない。
参考にした記録および地形図は、いずれも下流方向に向かっているが、
それらしい踏み跡はない。
踏み跡は逆に上流方向に向かう。
それに従って1段上がると正面に踏み跡はない。
よく見ると、下流方向に向かう踏み跡がある。
それを取って少し進むと、上流方向に向かう明瞭な登山道跡に出会う(テープあり)。
地形図どおり途中で反転するが、踏み跡はわかりやすく、テープもある。
ひとしきり登って平坦になると、踏み跡はほとんど分からない。
テープを探して進むことになる。
しかし、途中でテープが見当たらない。
仕方がないので、進みやすいところを適当に進む。
少し進むと沢筋にあたったが、これを降りてはいけない。
地形図どおり水平方向にすすむ。
適当にヤブコギしていると、かすかな踏み跡に。
本来辿ってくるべきだった方向を見ると、笹藪の中の木にテープあり。
しかしながら、これを頼りに進むのは無理。
ここが一番難しい。
そこを過ぎるとテープの数が多くなり、踏み跡もかなり鮮明になる。
それらを忠実に辿れば仙女平に着く。
仙女平から865m小ピークまでは登山道を通る。
そのまま登山口まで行くと登り返しが面倒なので、
865m小ピークから遠藤ヶ滝駐車場方向にまっすぐ降りる。
尾根が広いうえに、どこでも降りられるので、地形図よりはGPSが便利かも。
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