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Yamareco

記録ID: 4541114
全員に公開
沢登り
尾瀬・奥利根

熊が突進してきて危機一髪!尾瀬 滑沢

2022年07月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
07:12
距離
11.9km
登り
565m
下り
649m
歩くペース
ゆっくり
1.41.5
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:48
休憩
0:25
合計
7:13
7:21
27
7:49
7:51
262
12:13
12:13
17
12:30
12:30
23
12:53
13:06
0
13:06
13:11
3
13:14
13:17
15
13:32
13:32
36
14:08
14:09
8
14:17
14:17
13
14:30
14:30
4
14:34
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
大清水からこのバスに乗る。
この時はまだ、後に待ち受ける恐怖を知るよしもなく、バスに乗って楽できる〜と、ひたすらにはしゃぐ4人であった。
2022年07月31日 06:56撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 6:56
大清水からこのバスに乗る。
この時はまだ、後に待ち受ける恐怖を知るよしもなく、バスに乗って楽できる〜と、ひたすらにはしゃぐ4人であった。
15分で一ノ瀬休憩所に到着後。楽チン〜
2022年07月31日 07:10撮影 by  SOV40, Sony
7/31 7:10
15分で一ノ瀬休憩所に到着後。楽チン〜
橋の下に降りて入渓しようとしたが、水量が多くためらい、20分ほど登山道を登ってから入渓した。
そうでないと、そこまでの間に川幅一杯に水が落ちてる滝を登れそうになかったため、正解だった。
2022年07月31日 07:31撮影 by  SOV40, Sony
7/31 7:31
橋の下に降りて入渓しようとしたが、水量が多くためらい、20分ほど登山道を登ってから入渓した。
そうでないと、そこまでの間に川幅一杯に水が落ちてる滝を登れそうになかったため、正解だった。
2022年07月31日 07:31撮影 by  SOV40, Sony
7/31 7:31
水量が・・
2022年07月31日 07:50撮影 by  SOV40, Sony
7/31 7:50
水量が・・
2022年07月31日 08:02撮影 by  SOV40, Sony
7/31 8:02
水量が、多い・・
2022年07月31日 08:04撮影 by  SOV40, Sony
7/31 8:04
水量が、多い・・
渡渉するたび、流されないように慎重になる。危ないのでロープを渡してもらった箇所もあった。
2022年07月31日 08:12撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 8:12
渡渉するたび、流されないように慎重になる。危ないのでロープを渡してもらった箇所もあった。
2022年07月31日 08:12撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 8:12
2022年07月31日 08:13撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 8:13
2022年07月31日 08:19撮影 by  SOV40, Sony
7/31 8:19
もしかしたら、この滝も水量が少なければ直登できるのかも。しかしすんごい水量なので、右側の斜面を巻く。
すると、途中からケーブルが垂れ下がっていて、掴まりながら楽に高巻くことができた。根曲がり竹をかき分け懸垂なしで沢へ復帰。
2022年07月31日 08:31撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 8:31
もしかしたら、この滝も水量が少なければ直登できるのかも。しかしすんごい水量なので、右側の斜面を巻く。
すると、途中からケーブルが垂れ下がっていて、掴まりながら楽に高巻くことができた。根曲がり竹をかき分け懸垂なしで沢へ復帰。
分岐地点。こちらは右の沢。
2022年07月31日 09:26撮影 by  SOV40, Sony
7/31 9:26
分岐地点。こちらは右の沢。
こちらは左。こっちを行きます。水量はぐんと減り、水の温度が急に冷たくなる。
2022年07月31日 09:28撮影 by  SOV40, Sony
7/31 9:28
こちらは左。こっちを行きます。水量はぐんと減り、水の温度が急に冷たくなる。
水流の右側を登る。ロープを出してもらった。
2022年07月31日 09:30撮影 by  SOV40, Sony
7/31 9:30
水流の右側を登る。ロープを出してもらった。
2022年07月31日 09:37撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 9:37
2022年07月31日 09:41撮影 by  SOV40, Sony
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2022年07月31日 09:46撮影 by  SOV40, Sony
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澄んでいて美しい。
2022年07月31日 09:49撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 9:49
澄んでいて美しい。
この後、熊が突然左側の斜面から唸りながら飛び出してきます。先行していたi氏とk氏が、うわー!と叫んだかと思うと、二人のすぐ後ろを、ごいスピードで熊が走って沢を渡り、反対側の斜面に登って行きました。
k氏が転んで太ももをしたたかに打ったようで、立ち上がることができません。
私は熊スプレーを何とか準備し、他のメンバーも笛を吹いて追い払おうとしましたが、笛に呼応するように、すぐ近くでウォー!という声が聞こえます。
足が痛くて動きたくないk氏を無理やり急かして、早くここを立ち去ろう、と歩きだしました。しばらくの間、恐ろしい熊の声が聞こえていたので気が気じゃありませんでしたが、だいぶ離れただろうということで、やっと腰を下ろして一休みしました。
2022年07月31日 09:56撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 9:56
この後、熊が突然左側の斜面から唸りながら飛び出してきます。先行していたi氏とk氏が、うわー!と叫んだかと思うと、二人のすぐ後ろを、ごいスピードで熊が走って沢を渡り、反対側の斜面に登って行きました。
k氏が転んで太ももをしたたかに打ったようで、立ち上がることができません。
私は熊スプレーを何とか準備し、他のメンバーも笛を吹いて追い払おうとしましたが、笛に呼応するように、すぐ近くでウォー!という声が聞こえます。
足が痛くて動きたくないk氏を無理やり急かして、早くここを立ち去ろう、と歩きだしました。しばらくの間、恐ろしい熊の声が聞こえていたので気が気じゃありませんでしたが、だいぶ離れただろうということで、やっと腰を下ろして一休みしました。
熊ショックが冷めやらぬ中、最後の滝が表れる。
すぐ左側も行けなくもなさそうだったが、もっと左にある斜面を巻く。足の痛いk氏にも何とか登れる斜度でよかった。
2022年07月31日 10:35撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 10:35
熊ショックが冷めやらぬ中、最後の滝が表れる。
すぐ左側も行けなくもなさそうだったが、もっと左にある斜面を巻く。足の痛いk氏にも何とか登れる斜度でよかった。
やっかいな根曲がり竹と格闘しつつ、やっと登山道へ突き当たり、熊の恐怖からも解放される。
2022年07月31日 11:49撮影 by  SOV40, Sony
7/31 11:49
やっかいな根曲がり竹と格闘しつつ、やっと登山道へ突き当たり、熊の恐怖からも解放される。
なんと平和な景色
2022年07月31日 11:49撮影 by  SOV40, Sony
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なんと平和な景色
美しい
2022年07月31日 12:08撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 12:08
美しい
2022年07月31日 12:11撮影 by  SOV40, Sony
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2022年07月31日 12:11撮影 by  SOV40, Sony
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もうせんごけ
2022年07月31日 12:14撮影 by  SOV40, Sony
7/31 12:14
もうせんごけ
これも
2022年07月31日 12:14撮影 by  SOV40, Sony
7/31 12:14
これも
サンショウウオ!こんなとこに。
2022年07月31日 12:16撮影 by  SOV40, Sony
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サンショウウオ!こんなとこに。
2022年07月31日 12:19撮影 by  SOV40, Sony
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2022年07月31日 12:30撮影 by  SOV40, Sony
7/31 12:30
2022年07月31日 12:31撮影 by  SOV40, Sony
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2022年07月31日 12:34撮影 by  SOV40, Sony
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7/31 12:34
2022年07月31日 12:41撮影 by  SOV40, Sony
7/31 12:41
2022年07月31日 13:33撮影 by  SOV40, Sony
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2022年07月31日 13:46撮影 by  SOV40, Sony
7/31 13:46
2022年07月31日 14:01撮影 by  SOV40, Sony
7/31 14:01
2022年07月31日 14:18撮影 by  SOV40, Sony
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入渓地点へ戻ってきた。
2022年07月31日 14:22撮影 by  SOV40, Sony
7/31 14:22
入渓地点へ戻ってきた。
2022年07月31日 14:26撮影 by  SOV40, Sony
7/31 14:26
撮影機器:

感想

とうとう会いたくなかった熊さんに出会ってしまった。
あんなに至近距離から突然飛び出してきたら、もう何もできませんね。
一応熊スプレー持ってたけど、あんな突然じゃまったく無意味。
実は、最初自分が先頭を歩いていたんですが、ふとi氏に、先頭歩くとお魚見れるよ(^^)と、先頭を代わったのでした。
その数分後彼らは熊に襲われたので、
ああ、あの時なぜか代わってよかった!と、心から思ったのでした。

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コメント

お疲れ様でした。
過去の沢では色々危険な思いをシましたが、かなり上位を危なさでしたね。
後ほどGPSデータとGO PROの映像データから検証して詳細の報告をここに入れておきます。
ちなみに先程病院に行ってただの打撲ですみました。
状況説明に驚かれましたが(笑)
2022/8/1 16:29
begineerさん 打撲で済んでよかった まだ今日あたりは痛いとは思いますが
2022/8/1 19:21
2022年7月31日(日)
遡行人数4名
時刻 午前10時6分
尾瀬 ナメ沢 高度1650m
沢幅 約1m
左岸ヤブから右岸ヤブまでの距離 約2m
沢岸 根曲がり竹のヤブ(両岸とも)

10:06 右岸から吼える声と同時に熊が突進してきて前から2番目の歩行中の私のすぐ後ろ、至近距離約1.5mを左岸に向けて走り抜けた。成人男性と同じくらいの大きさだった。逃げようと踵を返すが足を滑らせ転んで右大腿部を岩に強打し、歩行困難になる。
姿が見えたのは1秒くらいか、既に姿は見えないが明らかにすぐ近くで吼えている様子。
ホイッスルはいつも首から下げているので倒れながらも瞬時にホイッスルで応戦。
Yさんはショルダーベルトに付いている熊よけスプレーを用意して臨戦体制。
藪の中で見えないが熊は逃げることなく唸って完全にこちらを威嚇している様子。5mくらい離れているかも(推測)
ホイッスルをけたたましく鳴らすも熊はその場から動かずに威嚇し続ける。
10:09 なんとか立ち上がりその場を離脱 
我々の笛の音に合わせるかのように呼応して吼え続ける。
少しづつ唸り声が小さく沢の音で消えてくるが声は確かに聞こえている。きっと熊は移動していないと思われる。
10:19 逃げること約10分。距離にして500m。体制を立て直す。声はすでに聞こえてこない。15分の休憩。鎮痛剤を飲み。尾根道を目指して遡行を再開した。

以降は素人の考察です。読まなくても結構です。
1,このくらいの至近距離で遭遇すると臨戦態勢をとって熊より有利だということをアピールした方がよいと思います。具体的にはデカイ音でこちらからも威嚇。みんなで固まって大きく見せる。
2,今回のパーティは皆さん冷静に行動がとれたと思います。スプレーを手につかんで用意する。ホイッスルを鳴らす。熊鈴をならす。強いて言うなら転んで動けない私が一番ダメね。
3,今回、熊がずっと唸っていたので熊との距離感が掴めて行動ができました。
4,植生が根曲がり竹などの熊の食べ物の近くでは先制して鈴をならす、ときどきホイッスルをならす等の対策をした方がよいかと。
5,熊の出現する数十メートル手前で獣臭を感じたそうです。迷わず対策の実行をするべきでした。

以上 私は熊の専門家ではありませんので参考は専門のHPを見た方がいいと思います。
2022/8/1 20:45
https://www.youtube.com/watch?v=1BYffWXe21I

熊と遭遇直後の映像です。
現場から逃げ出し始めた映像です。
その時の映像は撮れませんでしたが、現場離脱の映像ではまだ威嚇されています。
00:08と00:17に熊の声が聞こえます。
2022/8/1 21:52
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技術レベル
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体力レベル
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