ヤマレコなら、もっと自由に冒険できる

Yamareco

記録ID: 4542012
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

秩父 🚈武州中川駅〜🐻母子熊〜矢岳〜武州日野駅...🚃...祭の湯♨

2022年07月31日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:24
距離
13.9km
登り
1,329m
下り
1,325m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
7:54
休憩
0:29
合計
8:23
7:26
106
9:12
9:14
9
9:23
9:24
12
9:36
9:43
21
10:04
10:04
26
10:30
10:31
77
11:48
12:05
89
13:34
13:35
77
14:52
14:52
57
15:49
15:49
0
15:49
ゴール地点
矢岳は昔は多くの村人が薪やキノコを取りに登った山なのだろう。馬頭観音の石碑がそれを語るのみ。古道の跡を下りて分かったが、けして安全な道ではないと思う。一歩間違えば奈落の底だ。急な坂は踏みとどまるには大変で、登るとなるとまたキツイ。今は登る人も少なく、熊さんの聖地になっているのかもしれない。この広い山の中で熊さんに逢えたのはラッキーだと思う。私の様な鈍足では鹿に見つけられ、警戒の鳴き声を残し消えて行くが、熊さんはけして逃げはしない。悠々としていた。子熊のかわいさにホッとした。彼らの生活を誰も邪魔してはならない。嘗て日本狼を絶滅させたようなことをしてはならない。共存の道を見出してほしいと切に願う。
天候 朝から暑い。ムワッとくる。こんな日は動きたくない。まして山行きなんて、熱中症で倒れるのが落ち。辞めよう。日にちを変えたっていいじゃないか。別に急いでいる訳でもない。涼しくなってからでいい。アッ!忘れてた。秩父まで昨日チケットを買っていた。キャンセル代を取られる。参った。行かざるをえない。朝5時でも熱い。7時過ぎの秩父でも暑い。しかし、山に入ると涼しい。日陰では涼風が吹く。木陰が多い山行きは何とか耐えられる。昼から曇ってくる。雷が鳴り出し、スコールが凄い。アレッ!谷あいのみで尾根沿いにいる私には余り降りかからない不思議。少々濡れたが、雨具を出す程度ではない。下界は暑い。水をいくら飲んでもどこかに消える不思議。
過去天気図(気象庁) 2022年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き:05:08 小平 西武新宿線・本川越行
05:35 所沢 西武池袋線・小手指行
05:42 小手指 西武池袋線・飯能行
06:04 飯能 西武池袋線・西武秩父行
06:48 西武秩父 徒歩 7/11握り2茶
07:14 御花畑 秩父鉄道・三峰口行
07:25 武州中川
帰り:15:52 武州日野 秩父鉄道・羽生行
16:06 御花畑
17:34 西武秩父 西武秩父線・飯能行
18:28 飯能 西武池袋線快速・池袋行
19:01 所沢 西武新宿線急行・西武新宿行
19:10 小平
コース状況/
危険箇所等
○武州中川からクタシノクビレ経由で矢岳:最初はハイキングコースに入るので、甘く見るが、5kmを只管登り疲れて、標高1000m越えあたりから残り2km標高300m強をアップダウンの尾根越えが足にくる。気持ちが萎える。道はほぼ明確な一本道。最初は東電70号鉄塔を目指し只管登る。途中、急に民家の軒先を歩くことになるので驚くが、ネット柵越えから実質の登山が始まる。沢沿いに上っていく。沢から離れ山中に入ると急に道が荒れてくる。日曜日であるのに他に登山者は見ない。道は細いが明確。途中一ヶ所罠あり、大反山のまき道を歩く際、まき道のまき道があり、そこを行くと、尾根沿いにあらぬ方向へ行ってしまう。要注意。道標は東電さんの黄色い杭が中心。後は少ないピンクテープ。素人には好かれないルートであろう。
○矢岳からの北尾根下山:これはどうしようもない。下山尾根が見つからない。ヤマレコでは高低差が見えない。尾根の上なのか下なのか?3つ渡り、下りる道が見えない。アプリはコースアウトを言うがどう下りればいいのか?雷が鳴りだし、小蠅も凄い、時間もなくなる。諦めた。正解。どうもこのルートは遭難者を生んでいるルート。登りのみのルート。
○フナイド尾根分岐手前からの直下山:登るときから下の方から声が聞こえていたルートにたまたま気づき、下りてみた。どうも古道のよう。急な斜面。下りるに早いが危険な道。東電72号鉄塔があり、いつもの黄色い道標を目印にする。登りにもあったが、馬頭観音の石碑があり、こんな急な坂、古は馬が上り下りが信じられない。登り4.7kmが3km。如何にキツイか!2度ほどコケた。
その他周辺情報 言わずと知れた祭の湯、日帰り入浴に厳しい秩父でハイカーに唯一優しい温泉、しかも駅に直結。安心して入れる。しかも秩父漫遊きっぷ:小平ー秩父往復1,450円で電車賃往復1,216円+入湯料1,100円=2,316円で866円お得になる。使わない手はない!唯一気を着けなければならないのは山行きの最中、チケットを失くさないこと!
https://www.seibu-leisure.co.jp/matsuri/
武州中川駅に着く。観光案内に矢岳への登山道が記していない。
2022年07月31日 07:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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武州中川駅に着く。観光案内に矢岳への登山道が記していない。
駅から、そして踏切から矢岳が遠くに聳えている。近そうで実は本当に遠い。
2022年07月31日 07:29撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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駅から、そして踏切から矢岳が遠くに聳えている。近そうで実は本当に遠い。
矢岳が覗いている傍から道標にも何もルートに触れていない。何故か?
2022年07月31日 07:35撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/31 7:35
矢岳が覗いている傍から道標にも何もルートに触れていない。何故か?
ムクゲが夏を告げている。
2022年07月31日 07:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ムクゲが夏を告げている。
人家を抜け、矢岳へとは記していないハイキングコースへ入る。
2022年07月31日 07:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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人家を抜け、矢岳へとは記していないハイキングコースへ入る。
林道のよう。優しい道に惹かれる。
2022年07月31日 07:41撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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林道のよう。優しい道に惹かれる。
両神山の上に一片の雲
2022年07月31日 07:45撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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両神山の上に一片の雲
山道に入るのかと思いきや
2022年07月31日 07:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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山道に入るのかと思いきや
民家の軒先へ、いいのかしらと一瞬思う。
2022年07月31日 07:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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民家の軒先へ、いいのかしらと一瞬思う。
抜けた先に手書きの道標。安心する。
2022年07月31日 07:51撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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抜けた先に手書きの道標。安心する。
納屋にまで、親切なお百姓さん、感謝です。
2022年07月31日 07:53撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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納屋にまで、親切なお百姓さん、感謝です。
木々の間を抜けて行くと
2022年07月31日 07:55撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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木々の間を抜けて行くと
ネットが行く手を阻む。ちゃんと紐を解けば抜けられます。抜けた後、紐を縛り直します。
2022年07月31日 07:57撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ネットが行く手を阻む。ちゃんと紐を解けば抜けられます。抜けた後、紐を縛り直します。
道が荒れてきます。ジグザグルート。
2022年07月31日 08:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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道が荒れてきます。ジグザグルート。
ここでフクジュソウに向かわないこと。東電の黄色い道標70号に至る方向へと向かいます。
2022年07月31日 08:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ここでフクジュソウに向かわないこと。東電の黄色い道標70号に至る方向へと向かいます。
沢沿いの道、小さな滝に涼しさを感じます。滝はここのみ、
2022年07月31日 08:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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沢沿いの道、小さな滝に涼しさを感じます。滝はここのみ、
山中に突入、人っ子一人いない山行きです。
2022年07月31日 08:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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山中に突入、人っ子一人いない山行きです。
ピンクテープと黄色い東電さんの道標が助け
2022年07月31日 08:52撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ピンクテープと黄色い東電さんの道標が助け
大反山のまき道の下に更なるまき道が、ここを行くと真っすぐ尾根沿いの道に入ります。これが罠。あらぬ方向へと誘います。気を着けて下さい。しかしこれが後で思わぬ幸運を生んでくれました。
2022年07月31日 09:02撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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大反山のまき道の下に更なるまき道が、ここを行くと真っすぐ尾根沿いの道に入ります。これが罠。あらぬ方向へと誘います。気を着けて下さい。しかしこれが後で思わぬ幸運を生んでくれました。
ルートに戻ると、戻ってきた道は行ってはいけない道でした。
2022年07月31日 09:03撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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ルートに戻ると、戻ってきた道は行ってはいけない道でした。
両神山の雲が増えてます。午後10%の雨予報なので、嫌な予感が。
2022年07月31日 09:12撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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両神山の雲が増えてます。午後10%の雨予報なので、嫌な予感が。
熊🐻さんが10m先を歩いていました。ここはクタシノクビレ。この熊の後ろに子熊2匹。何とも愛くるしさを感じる風景でした。ここに早く来ていたら危なかったか、または逢えなかったかも知れない。道迷いに感謝。この母子熊を動画を撮っています。別途このヤマレコに着けています。見て下さい。子熊が2匹かわいいですよ。一昨年の上高地の出来事以来で興奮しました。私は熊よけの鈴は持たないモットー。余計な音をなくし、山に同化したい、そしてあらゆる動物、まして熊を驚かしたくない。山は彼らのもの、私は寧ろお邪魔虫に過ぎない。その代わり、紐を引っ張れば大きな音を出す子供用の防犯ベルをリュックに着けています。更に熊スプレー、ライトをサイドバックに忍ばせています。緊張は解いていません。身の安全を確保した状態で撮影しています。一昨年上高地で逢った熊は殺されたようです。寂しい限りです。この熊たちを見てそう思ってほしいです。山の上でお会いした地元の方にこのことを話すと当たり前のようにおっしゃってました。時期が早いが熊はいつもいるようです。二年前のヤマレコでもこの山での熊との遭遇が載ってました。それで私も注意していたようです。熊には見つからず、先に見つけろとは良く言ったものです。私はじっと動かず、撮影してました。
2022年07月31日 09:20撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 9:20
熊🐻さんが10m先を歩いていました。ここはクタシノクビレ。この熊の後ろに子熊2匹。何とも愛くるしさを感じる風景でした。ここに早く来ていたら危なかったか、または逢えなかったかも知れない。道迷いに感謝。この母子熊を動画を撮っています。別途このヤマレコに着けています。見て下さい。子熊が2匹かわいいですよ。一昨年の上高地の出来事以来で興奮しました。私は熊よけの鈴は持たないモットー。余計な音をなくし、山に同化したい、そしてあらゆる動物、まして熊を驚かしたくない。山は彼らのもの、私は寧ろお邪魔虫に過ぎない。その代わり、紐を引っ張れば大きな音を出す子供用の防犯ベルをリュックに着けています。更に熊スプレー、ライトをサイドバックに忍ばせています。緊張は解いていません。身の安全を確保した状態で撮影しています。一昨年上高地で逢った熊は殺されたようです。寂しい限りです。この熊たちを見てそう思ってほしいです。山の上でお会いした地元の方にこのことを話すと当たり前のようにおっしゃってました。時期が早いが熊はいつもいるようです。二年前のヤマレコでもこの山での熊との遭遇が載ってました。それで私も注意していたようです。熊には見つからず、先に見つけろとは良く言ったものです。私はじっと動かず、撮影してました。
木に留められていた道標、手書き、蜂の絵がかわいい。
2022年07月31日 09:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 9:23
木に留められていた道標、手書き、蜂の絵がかわいい。
矢岳方向は木に削って書いてあった。何れ消えるでしょうな。
2022年07月31日 09:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/31 9:24
矢岳方向は木に削って書いてあった。何れ消えるでしょうな。
更に登ります。まだ序の口。
2022年07月31日 10:09撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/31 10:09
更に登ります。まだ序の口。
矢岳を臨む
2022年07月31日 10:16撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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矢岳を臨む
秩父さくら湖と大持、子持山、更に武甲山裏側は違った顔。
2022年07月31日 10:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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秩父さくら湖と大持、子持山、更に武甲山裏側は違った顔。
やっと篠戸山
2022年07月31日 10:28撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 10:28
やっと篠戸山
テンゴー平で一息。兎に角、尾根の上り下りは精神的にも疲れる。
2022年07月31日 10:43撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/31 10:43
テンゴー平で一息。兎に角、尾根の上り下りは精神的にも疲れる。
上って下りる。いい加減にしろと言いたくなる。帰りは意地でまき道を選択!
2022年07月31日 10:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/31 10:50
上って下りる。いい加減にしろと言いたくなる。帰りは意地でまき道を選択!
天国への階段。然しいつ果てるのかも知れない。
2022年07月31日 11:21撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/31 11:21
天国への階段。然しいつ果てるのかも知れない。
吾登頂せり。山頂標は手書き、公けには知らないよということ。ここで地元の方がお休み、お食事の準備中。近くの林道に車を停め、登って来られた由。近くに林道が走っているよう。戻りの北尾根のことを尋ねると危険と一言。後で調べたが、遭難ルートで有名らしい。尾根沿いに下りるようにと教えてもらう。
2022年07月31日 11:48撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 11:48
吾登頂せり。山頂標は手書き、公けには知らないよということ。ここで地元の方がお休み、お食事の準備中。近くの林道に車を停め、登って来られた由。近くに林道が走っているよう。戻りの北尾根のことを尋ねると危険と一言。後で調べたが、遭難ルートで有名らしい。尾根沿いに下りるようにと教えてもらう。
第一の尾根に取付くもこれは林道への下り口、二つ目は尾根への取り付きが見つからず、過ぎる。どうもこれだったようだ。他、三つの尾根を渡り歩くも下りる道が見つからず、そのうち雷が鳴り出す。ヤバイ、小蠅が凄い。こりゃ急いで下りなければならない。元来た道に引き返すしかないと決断。雨が降る前に。
2022年07月31日 12:01撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 12:01
第一の尾根に取付くもこれは林道への下り口、二つ目は尾根への取り付きが見つからず、過ぎる。どうもこれだったようだ。他、三つの尾根を渡り歩くも下りる道が見つからず、そのうち雷が鳴り出す。ヤバイ、小蠅が凄い。こりゃ急いで下りなければならない。元来た道に引き返すしかないと決断。雨が降る前に。
元来た道へ。但し尾根は極力越えず、まき道を探して下りる。
2022年07月31日 12:50撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 12:50
元来た道へ。但し尾根は極力越えず、まき道を探して下りる。
フナイド尾根分岐手前、上って来た時気にしていた人の声がまた下から聞こえる。もしかして下りられるか?ヤマレコアプリでオレンジ色の細い道が見える。確かに道が見える。尾根沿いに一本道。
2022年07月31日 13:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 13:49
フナイド尾根分岐手前、上って来た時気にしていた人の声がまた下から聞こえる。もしかして下りられるか?ヤマレコアプリでオレンジ色の細い道が見える。確かに道が見える。尾根沿いに一本道。
この道は古道。途中祠があった。しかし、もはやたたんでいた。
道なき道を下りる。ヤマレコ頼み。
2022年07月31日 13:58撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 13:58
この道は古道。途中祠があった。しかし、もはやたたんでいた。
道なき道を下りる。ヤマレコ頼み。
この道の良さはまき道がしっかりしていること。しかし下りる角度は危険。登る道ではないし、雨の日や暗くなってからはやめたほうがいい。道は不明瞭で、道標がない。
2022年07月31日 14:37撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 14:37
この道の良さはまき道がしっかりしていること。しかし下りる角度は危険。登る道ではないし、雨の日や暗くなってからはやめたほうがいい。道は不明瞭で、道標がない。
やっと東電の黄色い道標に出会う。しかしこの➡に騙された。もはや失われた道を指していた。ちょっと下りて道が見えないことが分かり、戻る。参った。
2022年07月31日 14:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/31 14:44
やっと東電の黄色い道標に出会う。しかしこの➡に騙された。もはや失われた道を指していた。ちょっと下りて道が見えないことが分かり、戻る。参った。
道は細いが確実にある。
2022年07月31日 14:44撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 14:44
道は細いが確実にある。
尾根沿いに下りて行く。左側が沢、私が下りたかった道がある。沢の流れが大きくなったと思ったらスコールの音だった。凄い雨が降っている。尾根には降って来ない。不思議な感覚だ。雲が流れ、降ってきたが大した雨ではなく、雨具をださないことにした。いつの間にか止んだ。沢沿いに下りられなくて良かったと運の良さに感謝。
2022年07月31日 15:17撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 15:17
尾根沿いに下りて行く。左側が沢、私が下りたかった道がある。沢の流れが大きくなったと思ったらスコールの音だった。凄い雨が降っている。尾根には降って来ない。不思議な感覚だ。雲が流れ、降ってきたが大した雨ではなく、雨具をださないことにした。いつの間にか止んだ。沢沿いに下りられなくて良かったと運の良さに感謝。
遂に林道が見える。転んだのは数回。何とか急な坂を乗り切った。
2022年07月31日 15:22撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/31 15:22
遂に林道が見える。転んだのは数回。何とか急な坂を乗り切った。
林道は使われている。町に下りられる。ホッとする。
2022年07月31日 15:24撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 15:24
林道は使われている。町に下りられる。ホッとする。
小さな滝。水は汲みに行かなかった。もはや水はない。
2022年07月31日 15:27撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
7/31 15:27
小さな滝。水は汲みに行かなかった。もはや水はない。
線路際に辿り着き、上った矢岳を仰ぎ見る。良くぞ下りてきた。
2022年07月31日 15:42撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 15:42
線路際に辿り着き、上った矢岳を仰ぎ見る。良くぞ下りてきた。
武州日野駅に着いて、ポカリを買う前に電車が来た。慌てて飛び乗る。汗と泥で汚い体、衣服をタオルで拭う。ビショビショ、グショグショだ。
2022年07月31日 15:49撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 15:49
武州日野駅に着いて、ポカリを買う前に電車が来た。慌てて飛び乗る。汗と泥で汚い体、衣服をタオルで拭う。ビショビショ、グショグショだ。
御花畑駅で下り、祭の湯にまっすぐ。途中ポカリを自販機で買い、あっと言う間に飲み干す。
2022年07月31日 17:23撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 17:23
御花畑駅で下り、祭の湯にまっすぐ。途中ポカリを自販機で買い、あっと言う間に飲み干す。
帰りは始発の飯能行きの電車に乗る。缶酎ハイとじゃがりこ、柿の種で無事生還を祝う。
2022年07月31日 17:30撮影 by  iPhone 12 Pro Max, Apple
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7/31 17:30
帰りは始発の飯能行きの電車に乗る。缶酎ハイとじゃがりこ、柿の種で無事生還を祝う。

感想

秩父には熊がいた。奥多摩では見ることはなかった。母子熊の姿に感動し、上高地で出会った熊を思い出していた。やはり母子熊であった。母の方は殺されたとニュースで知った。私が報告したのが悪かったのか、自責の念が生まれた。秩父の山で出会った熊を殺さないでほしい。子熊は大きく元気に育ってほしいと思う。山はもはや彼らのものとなっている。これを分かって共存の道を探してほしいと切に願うのみだ。矢岳は危険な山だ。北尾根を探す時、死の恐怖を味わった。私のレベルでは越えられないレベルだと思った。下りる道で沢沿いにスコールが凄い勢いで降り注いでいた。私は尾根からそれを見ていた。自然は凄まじい。自然の中では自分は本当にちっぽけな存在だ。スコールに濡れずに山を下りられたことを神に感謝する。



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コメント

こんばんは。

親子熊、よく撮れていますね。凄い!しかも木登りしている子熊、可愛いですね。

この辺り何度か歩いたことありますが、自分だったら凍りついてしまいそうです。

この日は猛暑で自分も滝汗でしたが、大変お疲れ様でした。無事の下山良かったです。
2022/8/2 18:54
montblan55さん
私は運のいい人間です。上高地に初めて行った二年前、2日続けて熊に逢い動画に残しました。
https://www.youtube.com/shorts/ue2pJp_-9cw
https://www.youtube.com/shorts/MfVrj1n7rZU
今回も初めての矢岳登山で熊に遭遇しました。但し、3catsさんが丁度2年前のヤマレコに熊との遭遇の写真を残しています。矢岳は熊の聖地とされています。現地の人も熊はよく出るとおっしゃってました。熊に逢ったら動かないことが重要。去らなければブザーを鳴らし、それでもダメなら光か、コショウスプレーと思っています。ストックは持ってましたので冷静に熊を見ていました。しかし流石にこの遭遇の後は後ろが気になって仕方ありませんでした。
https://www.yamareco.com/modules/yamareco/detail-2464061.html
私の考え方は山はそこに生きる生き物のもの、けして彼らの生活を犯す真似はしない。鈴は鳴らさず、ラジオも音楽も聞かず、自然に逆らわず、山に同化し、いつも回りを見、耳をそばだて、臭いを嗅ぐ。身の安全のためでもあります。一番怖いのは猿でしたかね。目を合わせてはいけないのが大変ですよね。
尚、上高地で遭遇した熊は殺されたようです。これが一番ショックでした。この母子熊も殺されないことを祈っています。
2022/8/2 20:57
ucanさん、おはようさんです。
有言実行、暑い中、矢岳行きましたね。

自分も前に同じ山域の大平山に細久保谷から登った時に1度だけクマに遭遇しました。遭遇したと言っても、50m程離れたところだったのでよく観察できませんでしたが、この動画はきれいに撮れてますね。子グマがかわいいですが、子連れのクマが一番危ないと聞いたことがあります。とにかく、無事で何よりでした。

矢岳の北尾根ですが、ピーク直下はかなりの急登、踏み跡も不明な感じなので降りは迷いやすいと思います。一度登りで使って見てからが安全だと思います。かなりの急斜面でも立木やガバがあれば登れることが多いですが、同じ斜面でも降れなかったりするので、自分はできるだけ下りは一般道か歩いたことのあるルートを選択するようにしています。

どうぞ今後も安全登山で!お疲れ様でした。
2022/8/3 9:20
母子熊とは10mほどですから良く撮れているはずです。運が良かったのでしょう。上高地では子熊との接近は2mほど。怖いより可愛く、それより前日見た母熊が何処にいるのかが怖かった。今回、上高地の経験が生きました。まず相手に自分を悟られないことです。じっと動かず、慌てず、騒がず、近寄らず、ただ相手の動きを見て撮影するだけ。風の向きも気になりました。自分はもしもの場合を想定しても大丈夫だと思っていました。相手が羆であればそうはいかないと思いますが。
矢岳はもう二度と行きたくない山の一つですね。最後の尾根の上り下りで精神がめげます。戻りの北尾根が見つからず、危険な尾根渡り、谷では小蠅が群がって来て、雷が鳴って、このまま雨に打たれたらアウトと思いました。崖はずるずる、苔がつるつる。後で知ったのですが、戻りの北尾根は遭難者が多いとのこと、納得です。戻りの古道も急な坂で足がやられました。しかし、この古道へ導いた人の声は何処から聞こえてきたのか、今もって分からない。もしかして江戸時代の亡霊が呼んだとも思えてならないのです。私以外こんなキツイ山、誰も見えませんでした。だから熊も安心して闊歩できるのでしょうが。
2022/8/3 11:46
ucanさん はじめましてmiketamaです。

動画の親子熊、コロコロと遊んで惹き付けられました。
矢岳、一度目指した事があります。
若御子山から登り、激坂に喘いで篠戸山手前で退散して未踏のままです。
鉄塔の辺り、クマさん出没だったと聞いてドキドキ歩いた覚えがあります。
仔犬や子猫の動画の愛くるしさと同じですね。

それにしてもucanさんが耳にした声……

何から何まで、ご無事で良かったです。

それと、ucanさんが書いていらした幻の武州鉄道の計画の記事、とても興味深く読ませて戴きました。
三鷹も吉祥寺も小平も青梅へ行く都営バスも成木も秩父も私の一部のようなもので、本当に実現していたら、と想像するだけでワクワクしてしまいます。

素敵な話題をありがとうございました♪
2022/8/6 13:16
miketamaさん
コメントを頂きありがとうございます。
山では不思議なことがおきます。一人で登っていると何故この道を歩いているのか?分からないで選んでいることがあります。今回の下からの声は全く分からないのです。登る時も下りる時も確かに聞こえていました。楽しく燥ぎ合う声でした。誘われたのです。まさか、ここに古道があったなんて知らなかったのです。ヤマレコでは細くオレンジ色の道になっていました。どなたかも歩かれている道です。急な坂で数度転んでいます。昔は神社もあったのでしょう。祠も壊されたものが残っていました。
山は神聖なもので、村人によって守られてきた場所です。今のように何でもかんでも店で買える時代ではなく、山で村人が得られるものは大きかったと思います。山菜、薪、鳥獣、生きるために山に入り、山の恵みに感謝していた。それが山に入ると分かります。私が山を好きになった理由もここにあります。
昔、多摩と秩父は成木、名栗を通し繋がっていました。これを電車でつなげる発想はすばらしいものでした。多摩が秩父と横浜をつなげ、より商業の中心になっていたかもしれません。そう思うとこの案が実現できず残念です。江戸に石灰を供給した成木は昔は青梅の中心で、青梅街道は成木街道でした。銘木で名を馳せた名栗は飯能へと吸収され、もはや歴史の中に埋もれてしまいました。山を尋ねると様々な風景と歴史が見えてきますね。だから止められない。
miketamaさん、友人申請お送りしました。是非ご承認下さい。
山を楽しみましょう。
2022/8/6 17:55
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