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Yamareco

記録ID: 4564676
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
栗駒・早池峰

神室山(西ノ又登山口)

2022年08月07日(日) [日帰り]
情報量の目安: A
都道府県 秋田県 山形県
 - 拍手
GPS
--:--
距離
12.3km
登り
1,225m
下り
1,222m

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
1:51
合計
8:04
5:26
5:27
44
6:18
6:19
6
6:25
6:36
4
7:54
9:00
10
待機
9:10
10
パノラマコース分岐
9:20
1
神室山
9:21
9:50
1
避難小屋
9:51
9:52
64
神室山
10:56
10:57
118
前神室山
12:55
ゴール地点
西ノ又登山口からの登山なら、登りは西ノ又コース、下りはパノラマコースがお薦めです。西ノ又コースは変化に富んだアスレチックコースで水場も随所にあります。胸突き八丁の長い急坂は厳しいですが、尾根に出た時の爽快感はたまらないものがあると思います。パノラマコースは展望が開け、快適な尾根歩きが楽しめます。前神室山手前のアプローチの藪漕ぎはルートが不明瞭です。ただ、山頂が目の前に控えているので、ルートを外しても問題ありません。最後の第1ピークからの急な下りは、足に来ます。残り1.0kmの表示がありますが、ここから登山口までが長く感じました。
天候 晴れ後豪雨(雷)後曇り
過去天気図(気象庁) 2022年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
西ノ又登山口。携帯電波OK(docomo、au)。トイレ無し。
コース状況/
危険箇所等
西ノ又コースは変化に富んだアスレチックコースです。途中、数か所渡渉ポイントがあり、急な豪雨の際は注意が必要です。パノラマコースの前神室山へのアプローチ(神室山から向かう)は背丈ほどの藪漕ぎがあります。
西ノ又登山口。この時間は他に車無し。
2022年08月07日 04:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 4:51
西ノ又登山口。この時間は他に車無し。
登山口で登山届を提出。
2022年08月07日 04:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 4:51
登山口で登山届を提出。
登りは西ノ又コースへ。
2022年08月07日 05:05撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 5:05
登りは西ノ又コースへ。
第一釣り橋。
2022年08月07日 05:13撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 5:13
第一釣り橋。
ルートは川沿いを進みます。
2022年08月07日 05:16撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 5:16
ルートは川沿いを進みます。
第二釣り橋。
2022年08月07日 05:26撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 5:26
第二釣り橋。
注意表示。気を引き締めて進みます。
2022年08月07日 05:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/7 5:51
注意表示。気を引き締めて進みます。
この時点では、快晴。この後悪夢が。
2022年08月07日 06:12撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 6:12
この時点では、快晴。この後悪夢が。
不動明王。
2022年08月07日 06:23撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 6:23
不動明王。
豊富な湧き水。
2022年08月07日 06:32撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 6:32
豊富な湧き水。
嵐が去り、視界が広がる。
2022年08月07日 09:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 9:07
嵐が去り、視界が広がる。
神室山方面。
2022年08月07日 09:07撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/7 9:07
神室山方面。
文字通り、避難小屋に避難。
2022年08月07日 09:49撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 9:49
文字通り、避難小屋に避難。
神室山山頂。
2022年08月07日 09:51撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 9:51
神室山山頂。
パノラマコースへ。
2022年08月07日 09:53撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/7 9:53
パノラマコースへ。
神室山を振り返る。
2022年08月07日 10:17撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/7 10:17
神室山を振り返る。
前神室山へ。
2022年08月07日 10:48撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 10:48
前神室山へ。
また、ガスが巻始める。
2022年08月07日 10:50撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 10:50
また、ガスが巻始める。
前神室山。
2022年08月07日 10:56撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 10:56
前神室山。
栗駒山方面。
2022年08月07日 11:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
1
8/7 11:14
栗駒山方面。
雄勝の里が見える。
2022年08月07日 11:14撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 11:14
雄勝の里が見える。
無事下山。生きて帰れた。
2022年08月07日 12:55撮影 by  iPhone SE (2nd generation), Apple
8/7 12:55
無事下山。生きて帰れた。

感想

出発した時点では、上空は好天。西ノ又コースを進み、変化に富んだルートを堪能しながら、胸突き八丁の急坂に取りつくと、北東方面の上空からゴロゴロと雷が鳴り出しました。時刻はまだ7時過ぎ。こんな時間に雷?雷は午後から夕方に発生するものと思い込んでいたので、正直驚きました。この時点では、まだ真東に太陽が覗いていて、一部青空も広がっていたので、先に進みました。急坂も終わりに近づき、周囲の樹林の背丈が低くなってきた頃、太陽はガスに隠れ、上空はドンよりと雲が覆い、ゴロゴロと雷の音が近づいてきました。目の前の樹林が開け、正面に神室山が見えた瞬間、ポツポツと雨が降り出し、北の空にピカッと稲光が。このまま尾根を進むのは危険と判断し、少し戻った樹林の葉が茂った下に逃げ込んだ途端に、大粒の雨が降り始めました。すぐに、ゴアテックスの雨具を着込んで、じっと身を丸めて様子をみました。雷の音は頭の上に迫ってきます。携帯で雨雲レーダーを確認すると、現在地の周辺に真っ赤な雷ポイントが二つ迫っていました。周囲は雨雲で覆われ、夜明け前のような薄暗さに包まれました。とにかく、じっと雨雲が過ぎるのを待つしかありません。携帯の雨雲レーダーを何度も確認しながら、凡そ1時間ほど過ぎた頃、心なしか上空が明るくなってきた気がしたので、再度携帯で雨雲レーダーを確認すると赤い雷雲が南に通り過ぎていました。まだゴロゴロと音はしていましたが、動き始めることに。西ノ又コースは数か所の渡渉があり、今の状況では、水量が増え危険と判断し、予定通りパノラマコースから下ることにしました。雨は小やみになっていましたが、ゴロゴロと雷は遠くで鳴っている中、尾根をパノラマコースに向けて小走りで進みました。周囲のガスが引いて、神室山の姿が目の前に広がっていました。ふと、目に飛び込んできたのが、避難小屋でした。この状況では、パノラマコースの尾根を下山するより、避難小屋に避難するのが賢明だと判断し、山頂への分岐を身を屈めながら登り切り、無事避難小屋に逃げ込みました。小屋に入ると、再び大粒の雨音が屋根をたたき始めました。小屋には誰もいませんでした。全身びしょ濡れでしたが、寒さは感じませんでした。30分程小屋で様子を見ていると、屋根をたたく雨音が収まり、窓の外が少し明るくなってきたので、外に出てみると、南の展望が広がり、下界に雲海が広がっています。これを潮時に再び神室山に戻り、そのまま一目散に前神室山へ向かいました。雷は遠ざかり、風一つない穏やかな空気の中、パノラマ尾根を進み、無事下山することができました。前の日に、翌日の天気を『てんきとくらす』で何度も確認し、A評価を見届けての登山でしたが、この時期、不安定な天候は予想もつかない事態を引き起こすのだと実感しました。

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