見事なツツジでした(檜洞丸北尾根〜ヤタ尾根)
- GPS
- 07:27
- 距離
- 16.9km
- 登り
- 1,788m
- 下り
- 1,785m
コースタイム
天候 | 晴天 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
写真
感想
これまでなかなかシロヤシオのシーズンに山に行けなかったので今年こそはと思い、北尾根から檜洞丸を目指しました。
さすがにこの時期だけあって、日蔭沢橋に5時半過ぎに着いた時にはすでにゲート前は車で埋まっていて、橋の手前のスペースに駐車しました。
檜洞丸北尾根への取り付きは源蔵尾根や地蔵尾根のような案内板は出ていず、径路を見逃さないように慎重に進みましたが、源蔵尾根へのルートを左に分けて更に沢沿いに進むと比較的明瞭な踏み跡があり、登り始めるとすぐに目印らしいテープが立木に巻かれていましたが、入口には取付きを示すような目印は見当たりませんでした。
途中で踏み跡がちょっと薄くなる所はあるものの、ほぼ明瞭な踏み跡を辿り九十九折に登っていくと一旦トラバース気味に尾根を巻いてから尾根に乗った後はほぼ直登する感じで頂上に向います。
今から考えるととてもわかり易い道なのに、途中で径路を間違え九十九折に登るところを100mほど直登してしまって体力を無駄にしてしまったのと寝不足気味に暑さも加わり若干テンションがダウンしてしまいました。ドラム缶広場を過ぎ、植林地帯から広葉樹の林に入って行くと足元に白い花びらが落ちていて見上げるとすでに葉っぱばかりになっているのを見て、シーズンを逸してしまったのかな?もう戻ろうかな?と思いながら5分くらい進むと、行く手に白い花を咲かせた木が見えてきました。
そこから先は、標高がちょっと違うだけでこれほど違うのかと思うほど一面のシロヤシオと東国ミツバツツジ、真っ青な晴天の空をバックに咲き誇る真っ白なツツジ、ミツバツツジとの紅白競演、厳しい自然の中を生き抜いてきていることを示すような、力強い巨大な盆栽のような枝ぶりのツツジの間を歩いているとさっきまでの気分が吹っ飛んで、「あぁ戻らずにここまで来てよかった」と思いました。
到着した檜洞丸の頂上は、まだ9時半前だというのに沢山の人で賑わっていました。
おにぎりを食べてベンチで充分休んでさて下山、当初は稜線からの風景をたっぷり楽しんで犬越路から下ろうかと思っていましたが、犬越路方面から続々と人が登ってくるのでヤタ尾根から早々に下ることにしました。
富士山とツツジの織りなす風景を楽しみながら歩き、熊笹ノ峰で絶景に別れを告げヤタ尾根を下るとそこでも沢山の人とすれ違いました。
ヤタ尾根から一旦林道に出て横断するところを、山道に入らず広河原まで林道を歩いて見ることにしました。林道そのものは何の変哲もない道でしたが、檜皮橋の上方にあって水量が多くかなりの落差を多段でつなぐ見事な流れの檜皮沢を間近で見ることができたのが思わぬ収穫でした。
朝より更に車が増えていた日蔭沢橋を後にし、癒しの湯で温泉に入り帰宅しました。
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