【恐怖のナイトハイク】藻岩山(慈啓会コース→ロープウェイ)
- GPS
- 02:50
- 距離
- 5.4km
- 登り
- 494m
- 下り
- 504m
コースタイム
↓ ↑
(20:30)山頂[休憩1時間] (21:30)ロープウェイ下車後駐車場まで徒歩
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2014年05月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
ナビは慈啓会病院にセットしました。駐車場は20台ぐらいは停められると思います。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
登山道は整備されていて危険個所は特にありません。 登山道は完全に乾いていたので、踵のないスニーカーでしたが、問題なく歩けました。 別の場所で熊の目撃情報があったようです。 |
写真
感想
登山道としてはかなり整備されていて、スカートでもサンダルでも歩けるほどのとてもいいハイキングコースだと思います。山頂から見える夜景は素晴らしいし、展望台には人が多く、何でもありの都会の山という感じがしました。
しかし、暗闇の中を歩くナイトハイクには危険がいっぱいです。夜景を見るために日没を過ぎてから登り始める人もいるし、ご来光を見るために日の出前に登る人もいます。私も単独でそういうことを平気でしてしまうタイプです。
長文になりますが、今回かなり怖い(というか不気味な)思いをしましたので、経緯をお知らせします。
分岐点の馬の背を過ぎて500mぐらいだったと思います。山頂まで同じぐらいの距離が残っていますが、登山道にわずかな光が見えました。
近づいてみると人がいることが分かりました。「何か光ってるね〜、あ〜他にもナイトハイクしてる人がいるんだね〜」なんて、話しながら登っていきましたが、その光は微動だにしません。私たちは登っているので、その人にだんだんと近づいていきました。
光が動かないので、休憩していると思いましたが、それでも何となく気持ちが悪いので、私は早い段階で「こんばんは〜」と声を掛けましたが、反応もないし、私たちの方に振り向く様子もないのです。
私たちはさらに進んでいるので、その人との距離はどんどん近づいていきます。
続けて、同行していた友人も「こんばんは〜」と声を掛けました。
それでも反応がなく、ずっと地面に光を当て一点を見つめている感じでした。
記憶が定かではありませんが、その人は懐中電灯を持っているだけで、登山装備は背負っていなかったと思います。
全く動かないので、疲れ果てているようにも見えたし、何か思いつめているようにも見えましたが、とても不気味だったので、そのまま追い越して、早足で山頂を目指しました。
後ろを振り返らないように、その話題にも触れずに、とにかく早足で前に進みました。
(この間、頭の中で色んなことをシミュレーションしました)
山頂まであと2分の所で、下山するパーティとすれ違い「あとちょっとですよ〜」と声を掛けてもらいましたが、山頂に着くまでは気を抜けない状態でした。
熊に遭遇しても怖いですが、人の方が怖いと思いました。というかひょっとすると人じゃなかったかもしれません。(汗)
足があったかどうかもはっきり見てはいませんが、何を持っているかわからないし、後ろから追いかけてくるんじゃないかとヒヤ汗もんでした。
登山をしていて、これまでにヒヤッとすることは何度かありましたが、こんなに気味が悪いと感じたことはなかったです。
スライドしたパーティがこのレコを読んでくれたら、あの人がいたかどうか知りたいですね。
そして、あの人が生身の人間ならば、無事に下山したかどうかも気になります。
この日、別件で札幌に行く予定があり、せっかく藻岩山の近くまで行くんだから登ってみようと単独で計画していたんですが、急遽決まった同行者にも怖い思いをさせてしまって申し訳なかったと思います。同じ道を歩いて下山するのは、気持ち悪かったので、下りはロープウェイを使用しました。
山でなくても事件や事故はあるので、どこにでも危険は潜んでいますが、暗がりで歩くことは日中よりもずっとリスクが高いので、これからも安全な山行を心がけたいですね。特に私は単独行が多いので、肝に銘じます。
しかし、藻岩山から見える夜景はやはりキレイです。私はミニ三脚しか持っていかなかったのですが、本気で撮りたいならば、しっかりした三脚が必要です。
この世の人だったのしょうか?それとも??
夜歩くだけでも怖いのになんか後味悪いですね。
札幌の夜景きれいですね!
先週の黄金山もスリル満点でしたが、今回は違う意味でとてもスリリングでした。
生身の人間だとすれば、無事に下りられたのかも気になりますね。疲れているようにも見えましたが、あれ以上話しかける勇気はなかったので、そのまま先を急ぎました。(汗)
満点の星空の方が好きですが、きらびやかな夜景もキレイですね〜。
こんばんは〜
その状況は怖すぎますね〜。何回か藻岩山のナイトハイクをしたことがあるのですが、そのような出来事はありませんでした。
藻岩山•••まだまだ奥が深いですね〜
I_am_Ryoさん、こんばんは。
I_am_Ryoさんのサラリーマン登山シリーズも好きですし、藻岩山からの夜景の写真に感激して私もやってみましたが、今回はちょっとビビりました。
人が多くて登りやすい山なので、軽い気持ちでしたが、誰でも登れる山というのは、誰でも登れるわけで。(汗)
山頂まであと少しだったので、来た道を戻るよりも先に進んだ方が安全だと思いましたが、スライドするときは勇気がいりました。
ナイトハイク怖いですね〜
こういう怖さもあるとは。読んでいてゾクゾク寒気がしました。。
一人だと怖くて泣きそう。
夜景はやっぱりキレイですね。
知名度全国区の函館山にもひけをとらない美しさだと思います。
学生の頃、修学旅行で行った函館の夜景に感動しましたが、札幌はやはりキレイですね。
PM2.5か黄砂の影響かスッキリした感じではなかったですが、光の量が違います。
登山装備でロープウェイに乗るのは場違いな感じがしましたが、同じ道を下山する気にはならなかったですね。(笑)
熊に遭遇してもビックリすると思いますが、人の方が怖いと思いました。誰でも登れる都会の山には別の危険も潜んでいそうですね。
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