すばらしき美景観の一切経山と鎌沼 ⇒ 残雪で大苦闘の東吾妻山_南斜面

2014年05月31日(土) [日帰り]

• GPS: 05:25
• 距離: 13.9km
• 登り: 619m
• 下り: 613m

コースタイム

9:54　浄土平駐車場
11:00　一切経山（昼食休憩）
11:57　鎌沼
13:00　東吾妻山
13:23　景場平
　　　　＜＜＜　残雪で苦闘　＞＞＞
14:50　鳥小平登山口
15:20　浄土平

天候

晴れ　ただし曇りがち

アクセス

利用交通機関：

自家用車

レンタカーで浄土平駐車場利用

コース状況／危険箇所等

●浄土平⇒一切経山
　　一部雪渓残っているが問題なし

●鎌沼周囲散策
　　木道歩き

●東吾妻山北斜面
　　下側は雪解け水が登山道を勢いよく流れている
　　その中をじゃぶじゃぶ歩く感じ
　　中腹は残雪多くルート不明となる箇所あり

●東吾妻山南斜面（バリルート狙いでなければやめた方が良い）
　　雪でルートが埋もれている。
　　その雪はグズグズで踏み抜き多数。
　　雪の下は雪解け水がジャージャーと流れている。
　　登山道の位置はとても歩き難いのでルートを外して歩いた　。　
　　樹林帯で周囲の見通しなし。地形図役立たず、GPSで位置確認頻繁に実施。
　　他の方々は北斜面を往復していたようです。

写真

いかにも火山地帯の景色を眺めながら浄土平をスタート。

すこしで最初の雪渓。写真の見た目より距離長いです。

振り返ると吾妻小富士が良く見えます。

酸ケ平の分岐を右へ。

その先には避難小屋が見えます。

横にトイレもありました。

避難小屋の中の様子。

避難小屋のすぐ上は雪渓が少し。

ちょっと上がると鎌沼が見えてきす。

いかにも火山の山という雰囲気の中を登ります。

山頂方向。空の青さが目に沁みます。

山頂の手前に空気大感謝塔！？

山頂は広いです。

皆さん何か見ながら休憩してます。

吾妻山の峰々・・・・でなくて・・・

これこれ！　今日はこれを見に来たのです。

下りて行きたくなるけど結構標高差あるので見るだけ。

この近くを歩いている人はいました。

魔女の瞳はくっきりですが、遠くの山は霞んでいます。五色沼は吾妻の瞳とも呼ばれるらしい。

この部分を切り取ると、とても良い感じの絵になりました。

吾妻小富士がぱっくりと口を開いています。

さて鎌沼に下りてきました。

おお素晴らしい透明感。（ちょっと加工してますが・・・）

魔女の瞳に負けず劣らず美しいです。

雪渓の上より。

雪の下辺りは神秘的な緑色でした。

さて東吾妻山の登山道ですが、「川」です。

段差は滝。

そして中腹はずっと残雪ズボズボです。途中踏み跡不明瞭でプチ迷いあります。

一旦雪がなくなるとまた川。

そしてまた残雪。

かなり融けかかっているのでゆるゆるの雪でした。

さすがに山頂付近は雪ありません。

平で広い山頂。

雲が多く遠くは霞んでいました。

山頂を引きで。

さて、南側斜面を下ります。止めとけばよかった！

なんと雪での苦闘の写真を撮り忘れて、景場平付近です。実はここで雪がなくなってかなりホッとしています。

ところがすぐにまたグズグズの残雪。ルートも不明。

赤テープはたまにはあるけどそこを歩くとかえって危険でした。

この下には水が流れていますから。

汗まみれになりながらやっとここまで来ました。

雪なくなって本当に安堵してます。

ところが二度あることは三度あるのでまた雪。

急傾斜となり、かつ歩き難いのでルートをわざとはずしてうろうろしました。

浄土平に舗装道を通って戻ります。

駐車場が見えてきました。

ここは浄土平湿原。

感想

WeeklyClim

東北地方に出かける用事ができたので、ちょっと寄ってみました。

魔女の瞳と鎌沼は結構手軽に歩けてとても美しい景観を堪能できます。
これはとても良かったですよ。

ところが、東吾妻山の南斜面は全くの想定外でした。

北側斜面から登った時も残雪に苦労しましたが、
南側は日当たりが良いからこれより融けているだろう・・・
と思って安易に突入したら大変な目にあいました。

そこらのバリルートよりよっぽどすごかったです。

自己位置だけは常に把握していたので不安感はないのですが、
なにしろ歩き難いことこの上なしの状態なので、
その意味でのルートファインディングに夢中でした。

ちなみに山頂で一緒になった方と共にこの苦難の道を体験しました。