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Yamareco

記録ID: 460059
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
谷川・武尊

朝日岳〜笠ヶ岳〜白毛門(土合よりプチ馬蹄コース周回)

2013年08月03日(土) 〜 2013年08月04日(日)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
22.9km
登り
1,560m
下り
1,744m

コースタイム

<8月3日>土合09:00- 09:26 新道入口- 10:00 一ノ倉分岐- 10:18 JR巡視小屋 10:28- 12:36 送電鉄塔 12:42- 13:05 白樺避難小屋(昼食)13:25- 13:57 沢徒渉点- 15:18 鉄塔台地- 16:30 清水峠・白崩避難小屋(水場往復10分)
<8月4日>清水峠 04:52- 05:05 鉄塔台地-(05:39 御来光遙拝)07:10 ジャンクションピーク- 07:30 宝川温泉分岐- 07:34 朝日岳山頂 07:51- 08:25 大エボシ- 08:57 笠ヶ岳 09:07- 09:58 白毛門山 10:17- 10:47 松ノ木沢ノ頭- 12:00 登山口・林道出合- 12:15 土合駅
天候 初日:晴れのち曇り時々雨
2日目:晴れのち曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2013年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
往路:高崎まで新幹線、08:33 JR土合駅へ
復路:土合より水上経て上牧へ、駅近くの日帰り温泉「風和の湯」で入浴、高崎より新幹線にて夕刻帰京
コース状況/
危険箇所等
 新道入口から白樺避難小屋までは登山路の分岐が多いが、道の状態・標識ともしっかりしておりほぼ問題なし。白樺避難小屋から清水峠へのトラバース道は笹深く歩きにくい(特に悪天時はシンドイ)ルート。白崩避難小屋は古く、収容力もさほど大きくないが、水場が近く、周辺にテン場もあって雰囲気の良いところ。
 清水峠〜ジャンクションピーク〜朝日岳〜笠ヶ岳の縦走路は特に危険箇所なく、展望も良好で好天時は気持ちの良いルート。白毛門山からの下降路は聞きしに勝る急斜面(ここを登ってくる方々の苦労が偲ばれます)、土合駅へ一直線に降下。
新道ルートのJR巡視小屋近くで可憐に咲くユリの花。武骨な登山者が行き交う中、単独行の当方は思わず癒やされます・・・。
2013年08月03日 10:39撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/3 10:39
新道ルートのJR巡視小屋近くで可憐に咲くユリの花。武骨な登山者が行き交う中、単独行の当方は思わず癒やされます・・・。
見上げれば谷川の岩壁がそそり立つ。天気下り坂ながら、この日もきっとこのカベをよじ登る「強者」がおられたのでしょう。
2013年08月03日 10:43撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/3 10:43
見上げれば谷川の岩壁がそそり立つ。天気下り坂ながら、この日もきっとこのカベをよじ登る「強者」がおられたのでしょう。
2日目の朝、清水峠から朝焼けの越後方面の山々。送電線鉄塔が場違いですが、古くから上越を結ぶ要衝の峠は送電ルートの要所でもあり・・・
2013年08月04日 04:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 4:50
2日目の朝、清水峠から朝焼けの越後方面の山々。送電線鉄塔が場違いですが、古くから上越を結ぶ要衝の峠は送電ルートの要所でもあり・・・
朝焼けは天気下り坂のサインなれど、どうやら午前中ぐらいは好天に恵まれそう、と期待値アップ。
2013年08月04日 04:50撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 4:50
朝焼けは天気下り坂のサインなれど、どうやら午前中ぐらいは好天に恵まれそう、と期待値アップ。
白崩避難小屋。この日はテント泊のパーティが数組、小屋泊は小生の他単独行のお一人のみ。夜が明けてきました。長い道のり、早々に出発!
2013年08月04日 04:59撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 4:59
白崩避難小屋。この日はテント泊のパーティが数組、小屋泊は小生の他単独行のお一人のみ。夜が明けてきました。長い道のり、早々に出発!
鉄塔台地を越え、喘ぎながら登っていくと、湿原と池塘の向こうに谷川主稜を望む絶好のビューポイントを通過。さながら「天上の楽園」。
2013年08月04日 05:23撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 5:23
鉄塔台地を越え、喘ぎながら登っていくと、湿原と池塘の向こうに谷川主稜を望む絶好のビューポイントを通過。さながら「天上の楽園」。
小屋の建つ清水峠の向こうには、越後の怪峰・大源太山が。蓬峠〜七ッ小屋山の稜線の向こうには、苗場山から連なる信越国境の山々。
2013年08月04日 06:09撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 6:09
小屋の建つ清水峠の向こうには、越後の怪峰・大源太山が。蓬峠〜七ッ小屋山の稜線の向こうには、苗場山から連なる信越国境の山々。
風雪に磨かれた谷川主稜の向こうに、早くも不気味な「つるし雲」が出現。今は気持ちよい晴天ながらどうやら天気の崩れは早そうで、先を急がねば・・・。
2013年08月04日 06:09撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 6:09
風雪に磨かれた谷川主稜の向こうに、早くも不気味な「つるし雲」が出現。今は気持ちよい晴天ながらどうやら天気の崩れは早そうで、先を急がねば・・・。
苦しい登りをクリアし、ジャンクション・ピーク到着。巻機山を指す標識には「難路・道ナシ」の表示が・・・(この時期は入り口から手強い藪が待ち構えているようです)。
2013年08月04日 07:15撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 7:15
苦しい登りをクリアし、ジャンクション・ピーク到着。巻機山を指す標識には「難路・道ナシ」の表示が・・・(この時期は入り口から手強い藪が待ち構えているようです)。
越後〜尾瀬〜会津方面は今にも泣き出しそうな空模様。左より、巻機山の向こうに越後三山、燧〜至仏他尾瀬の山々も頂は雲の中に。
2013年08月04日 07:24撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 7:24
越後〜尾瀬〜会津方面は今にも泣き出しそうな空模様。左より、巻機山の向こうに越後三山、燧〜至仏他尾瀬の山々も頂は雲の中に。
山頂直下より、たおやかな巻機山を望む。
2013年08月04日 07:24撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 7:24
山頂直下より、たおやかな巻機山を望む。
標高を稼ぐうち、谷川の主稜線〜大源太山もずいぶん目線より低くなりました。
2013年08月04日 07:24撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 7:24
標高を稼ぐうち、谷川の主稜線〜大源太山もずいぶん目線より低くなりました。
谷川・オキノ耳〜トマノ耳〜茂倉・武能岳の主稜線方向はまだ晴れてます。
2013年08月04日 07:24撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 7:24
谷川・オキノ耳〜トマノ耳〜茂倉・武能岳の主稜線方向はまだ晴れてます。
無人の朝日岳山頂到着。晴れているうちに、セルフタイマーで記念撮影を急ぐ。
2013年08月04日 07:54撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 7:54
無人の朝日岳山頂到着。晴れているうちに、セルフタイマーで記念撮影を急ぐ。
小ピーク・大エボシを越えると、気持ちの良い尾根道から避難小屋を挟んで笠ヶ岳、その向こうに一ノ倉の大岩壁が望めます。
2013年08月04日 08:53撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 8:53
小ピーク・大エボシを越えると、気持ちの良い尾根道から避難小屋を挟んで笠ヶ岳、その向こうに一ノ倉の大岩壁が望めます。
笠ヶ岳到着。ここでは、居合わせた「本チャン馬蹄形縦走」の登山者の方にシャッターを押してもらいます。8月だというのに、風が冷たい・・。
2013年08月04日 09:15撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 9:15
笠ヶ岳到着。ここでは、居合わせた「本チャン馬蹄形縦走」の登山者の方にシャッターを押してもらいます。8月だというのに、風が冷たい・・。
振り返れば、避難小屋の向こうに堂々たる朝日岳が鎮座。さすが300名山の貫禄。
2013年08月04日 09:15撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 9:15
振り返れば、避難小屋の向こうに堂々たる朝日岳が鎮座。さすが300名山の貫禄。
越後の山々もだいぶ遠くなりました。湯沢方面は雨模様のようです。
2013年08月04日 09:15撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 9:15
越後の山々もだいぶ遠くなりました。湯沢方面は雨模様のようです。
雨が降り出す前に、何とか白毛門山頂到着。展望もあり、ここは多くの日帰り登山者で賑わう人気スポット。軽食とフルーツ缶で充電し、最後の樹林帯急降下に挑みます!
2013年08月04日 10:11撮影 by  EX-H15 , CASIO COMPUTER CO.,LTD.
8/4 10:11
雨が降り出す前に、何とか白毛門山頂到着。展望もあり、ここは多くの日帰り登山者で賑わう人気スポット。軽食とフルーツ缶で充電し、最後の樹林帯急降下に挑みます!

感想

 夏休み家族山行の足慣らしを兼ね、JR土合駅を起点に、小屋泊2日のお手頃な周回コースである朝日岳〜白毛門ツアーへ。土合の下り線ホームから日本一の石段でしっかり準備運動の後、土合橋を渡り新道ルートへ入る。(最初はロープウェイ天神平から谷川縦走、蓬峠越えの「真正馬蹄形周回ルート」も考えたものの、天気予報が芳しくなく、体力・気力も不足し、新道からのトラバースに切り替え。)白樺避難小屋(メルヘン的な名前の割にはパッとしないスポットですが)までは順調ながら、ここからの旧国道ルートが意外に難物。笹深い道に加え、雨が降り出す中、尾根を回り込んでは小沢をまたぐ大変歩きにくいコースに、清水峠までが果てしなく長く感じられ、コースタイムも大幅にオーバー。ようやくたどり着いた峠の避難小屋は、とても雰囲気の良いところで、水場も近く、また来たくなるポイントでした。
 翌日は、夜明け前に出立、稜線上で御来光を有り難く仰いだ後、好展望と青空の下、息を切らせてジャンクションピークへ。遙か巻機山に至る難路を横目に見て、一登りで無人の朝日岳へ到着した頃から、雲行きが怪しく、撮影もそこそこに先を急ぐ。稜線上からの谷川・一ノ倉の大岩壁はド迫力で、引き込まれるように縦走路を突き進み、雨が降り出す前に笠ヶ岳を経て、白毛門に無事到着。ここからは、多くの日帰り登山者とすれ違いながら、コースタイムを大幅に短縮、本降りとなる中で昼過ぎには土合駅に帰着。2時間に1本の普通列車に滑り込み乗車できました。(このコースの難点の一つは、下山地点周辺に適当な日帰り温泉がなく、水上から先までクサイ身体でJRに揺られねばならないことでしょうか。)

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