ギンリョウソウが見たい！---傘をさして神坂神社周辺散策

2014年06月07日(土) [日帰り]

• GPS: 02:29
• 距離: 6.8km
• 登り: 611m
• 下り: 595m

コースタイム

8:55神坂神社駐車場-9:06カラマツコース登山口-10:22ブナコースと合流(富士見台高原口)-11:45神坂神社駐車場

天候

雨

アクセス

利用交通機関：

自家用車

神坂神社駐車場20台ほど駐車できるかな?

コース状況／危険箇所等

　危険箇所特になし。カラマツコースの方が短くて急。ブナコースは、半分は林道歩き。
　下山後の温泉は、昼神温泉郷が近い。前泊した「野熊の庄　月川」は日帰り入浴も可。今回は阿智村公営施設「湯ったり〜な昼神」で日帰り入浴した(500円)。

写真

前泊した月川温泉「野熊の庄　月川」

雰囲気の良い露天風呂

8:55 神坂神社駐車場に着きました。古代東山道の順路の中にあります

8:55 今日は軽装で傘をさして散策

8:57 先ずは神坂神社にお参りして

9:06 行きはカラマツコースで行きます

マムシグサ

これは何でしょう？
---ハルリンドウ系の実のようです。sireotokoさんに教えていただきました。

ガス(雲？)が低くたちこめています

コアジサイの蕾かな?

下は主に杉や檜の植林帯

ブナなどの照葉樹が出てきました

雨に濡れた新緑もなかなか良い

9:43 おっと、ここでギンリョウソウ発見

9:44 ひっそりと待っていてくれました

一つ目の目玉みたい

9:52 さらに雑木林の中を進んでいく

新緑が美しい

キノコがびっしりはえた木

10:01 ギンリョウソウが立ち並ぶ場所に出ました。枯葉の隙間からあちこちに顔をのぞかせています。

ギンリョウソウ、別名ユウレイタケだとか

雨に濡れて光っている

ツクバネソウ

ユキザサ

雨の中もなかなか楽しい散歩道

カラマツ林が見えてきました

10:20 カラマツコースのカラマツ林

10:22 ブナコースとの合流点です。真っ直ぐ行くと萬岳荘方面

10:24 記念写真を撮って、ブナコースで戻ります

右手の山頂が神坂山かな？

崖がえぐられています

10:31 ブナコース、こちらも登山道脇にギンリョウソウがにぎやかに出迎えてくれます

今日はギンリョウソウ充分満喫しました

マイズルソウ

綺麗に咲き残っているヤマツツジも

10:47 崩壊した斜面に掛けられた橋、朽ちてちょっと怖いところも

11:01 林道に出ました

11:03 その先には車止めゲート

ギンラン発見！

ホウチャクソウ

これはキエビネでしょうか？

11:44 神坂神社到着

感想

inbsj

　久しぶりに、どこか泊まりに行こうということで、恵那山の広河原登山口に近い月川温泉郷「野熊の庄　月川」（ヘブンス園原ロープウェイ乗り場近く）に宿をとった。雨の具合が微妙だったが、何とか土曜日は大丈夫かな？...と祈りながら、宿に着く。
　「朝食のあまごの一夜干し」に魅せられて、朝食付きプランを頼んだが、朝食は7:30からということで、早朝出発は断念。朝から露天風呂に入り、朝食までの間、恵那山の広河原登山口の下見に行った。天気は雨模様。広河原登山口は林道の車止めゲートの駐車場から歩いて、20分程。ゆっくり行っても30~40分あれば着くかな？ヤマレコでよく写真に出ている、沢を渡る木の橋を確認して帰ってきた。駐車場に戻ると2台の車が来ていて、登山準備をしている人たちと出会った。
　宿に帰って、もう一度温泉に入って、あまごの一夜干しのついた朝食をいただく。なかなか美味！外は雨模様だが、少し歩こう！5月31日のmount0432さんの富士見台高原のレコに神坂神社からのブナコース、カラマツコースともにギンリョウソウに出会ったとあって、ヤマレコではよく見かけるギンリョウソウだが、実際に一度も見たことがなくて、是非今日は見たいと思ったので行ってみることにした。相棒の妻は雨模様で若干、戦意喪失気味。上まで登らなくていいから、とにかく神坂神社周辺を歩いてみようと出かけた。
　神坂神社に着いても、まだ雨は止まず、かえってひどくなったり、他に車も見当たらないしで、なかなか盛り上がらないが、ともかく支度をして出発。ウエストポーチに最小限のものを入れて、リュックも車に置いたまま、合羽を着て傘をさしての山行。しかし、歩きはじめるとホウチャクソウ、フタリシズカ、コアジサイ、マムシグサ...などもちらほら見かけ、植林帯からブナなど自然林に入ると新緑が目に美しい、とだんだん気分も高揚してくる。そしてしばらく行くと後ろの妻から「あった！」という声が。見ると写真ではよく見かける独特の白い植物が！ギンリョウソウだ！はじめてお目にかかります。「まず私が写真を撮る！」と妻。どうぞどうぞ。何か嬉しいね。この後しばらく見当たらなかったが、少し上へ行くと、登山道の両側にギンリョウソウが群生している場所があり、秘かに「ギンリョウソウ街道」と名前をつけたところだ。それを過ぎると「カラマツコース」の名前の由来かと思われるカラマツの林を過ぎ、ブナコースと合流することになった。ここが「富士見台高原口」ということか。
　ここをまっすぐ行けば萬岳荘そして富士見台へと行けるのだろうが、今日は上に行っても展望は望めないだろうし、ここからブナコースで戻ることにした。こちらもしばらくはユウレイソウの別名のあるギンリョウソウが賑やかに出迎えてくれる。そして雨に濡れた新緑も鮮やか。やはり雨は植物に生気を与えてくれるのかな？帰り道には、満開のヤマツツジも残っていたり、マイズルソウ、キケマン、ムラサキケマン、ヤマハタザオ、そしてギンランにキエビネと思われる花々がつつましく咲いていて、なかなか楽しましてくれた。
　雨なら雨で、無理せずしっとりした楽しみができたかな。帰りには、昼神温泉郷の「阿智村公営施設 湯ったり〜な昼神」で本日3回目の温泉につかり、食事処でおいしい信州そばをいただいた。

コメント

マウント0432

良かったですネ。
はじめまして、mount0432です。
私のヤマレコがお役に立てて（？）良かったです
ギンリョウソウって独特ですよね
写真では知っていましたが、
　私も見たのは先日が初めてでテンションUP
これからもご夫婦で楽しい山行きを

inbsj

Re: 良かったですネ。
早速のコメントありがとうございます
mount0432さんのヤマレコとても参考になりました。しかもギンリョウソウがあんなに沢山あるとは予想外でした。
これからも楽しいレコお願いします

sireotoko

8枚目の写真
初めまして　sireotokoといいます
　8枚目の写真ですが、ハルリンドウかフデリンドウの実ではないでしょうか？一度調べてみてください。

inbsj

Re: 8枚目の写真
そうですネ 調べてみるとハルリンドウ系の実のようです。不思議な形だなぁ、と、どう調べたらよいか迷っていました。
有難うございました また一つ勉強になりました